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SPARC S7-2 および S7-2L サーバープロダクトノート

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更新: 2017 年 4 月
 
 

SPARC S7-2 および SPARC S7-2L サーバーの新機能

このハードウェアリリースでは、次の機能が新しく導入または変更されています。

  • S7 プロセッサ - SPARC ポートフォリオを拡張し、非常に低コストのフォームファクタで、エンタープライズクラスのパフォーマンスおよびソフトウェアインシリコン機能を提供します。S7 プロセッサでは、高度なシステム統合、優れたスループット、短いメモリー待機時間、および高帯域幅の IO インターコネクトが提供されます。

  • Oracle ILOM リモートシステム VNC コンソール - ホストサーバーのキーボード、ビデオ、およびマウス (KVM) のイベントをグラフィカルな共有デスクトップディスプレイにリモートでリダイレクトできます。この機能は、以前の Oracle ILOM リモートシステムコンソールおよび Oracle ILOM のストレージリダイレクション CLI 機能に代わるもので、サーバーコンソールにビデオサポートを提供します。

    詳細は、『Oracle ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x』の「サポートされる Oracle ILOM リモート KVMS コンソール」のセクションを参照してください。

  • alert クラス障害 - alert という新しい診断クラスが使用できるようになりました。alert は、障害や欠陥よりも重大ではありません。これは、ハードウェアの交換が必要ではない問題に使用され、エラー状態がなくなると自動的にクリアされます。fmadm faulty を使用するとすべてのエラークラスが表示され、fmadm faulty list-alert を使用すると alert のみが表示されます。

  • ハードウェア RAID サポート - 過去の一部の SPARC サーバーとは異なり、これらのサーバーでは組み込みのハードウェア RAID サポートを提供していません。F コードベースの RAID ユーティリティーやコマンド (create-raid1-volume など) を介して提供されていたハードウェア RAID 機能は使用できません。ハードウェア RAID の代わりに、Oracle Solaris で提供される ZFS 機能を使用することを検討してください。Oracle Solaris ZFS ストレージプールおよびルートプールの作成については、「Oracle Solaris 11.3 での ZFS ファイルシステム管理」 (http://docs.oracle.com/cd/E53394_01) を参照してください。