SysFW 9.7.4 の実行中に OBP または Solaris で大量のテキストをコピーした場合、文字の一部が欠落する可能性があります。OBP で示される次の例では、テキスト select /pci@301/pci@1/scsi@0 が 2 行目から 5 行目にコピーされるとき、テキスト scsi@0 が予期せず欠落しています。
{0} ok {0} ok select /pci@301/pci@1/scsi@0 {0} ok show-sas-wwid SAS World Wide ID is 50800200 0218f9d0 {0} ok {0} ok unselect-dev {0} ok select /pci@303/pci@1/ <-- missing the "scsi@0" {0} ok show-sas-wwid show-sas-wwid ?
この問題が生じる可能性のある別のシナリオとして、長い OBP コマンドまたは Solaris コマンドを入力するスクリプトを使用するものがあります。
回避方法: この問題が発生した場合、大量のテキストをコピーする代わりに手動でコマンドを入力します。
回避方法: もう 1 つのオプションは Oracle ILOM からのコンソールロギングを無効にするものですが、このオプションを選択すると SP が以降の取得のために機能低下したときにコンソール出力のログを得られないことになります。この回避方法を使用するには、Oracle ILOM プロンプトで次のコマンドを入力します。
-> set /HOST/console logging=disabled
Oracle ILOM の機能の使用方法について詳しくは、次の場所にある Oracle ILOM のドキュメントを参照してください。