MIN、
MAX、
SEQUENCE、
CONVなど、他の共通の引数も使用できます。
CLOPTオプションの使用方法に関する正確な情報は、Tuxedoのドキュメント、具体的には
servoptsに関する項を参照してください。
EXEC CICS ASSIGN SYSIDによってプログラムに返された値を設定します。
EXEC CICS ASSIGN APPLIDによってプログラムに返された値を設定します。
このオプションは、ARTSTRN、
ARTSTR1、
ARTATRN、
ARTATR1、
ARTCTRN、
ARTCTR1、
ARTWTRN、
ARTWTR1および
ARTDPLの各サーバーにのみ適用されます。
MAX_TRANS_NUMは、(ART for CICSが再接続リクエストを受信した後) ART for CICSサーバーがそれ以内にRMに再接続する必要があるトランザクションの最大数を指定します。つまり、再接続リクエストを受信した後、ART for CICSアプリケーション・サーバーはRMにランダムに再接続します(この場合は次のトランザクション中、または
MAX_TRANS_NUMで指定されたトランザクション以内の任意のトランザクション中)。
-R MAX_TRANS_NUMはサーバーの
CLOPTの任意の場所に記述できますが、
MAX_TRANS_NUMを省略する場合は(
MAX_TRANS_NUMはオプションです)、
-Rを
CLOPTの最後の引数にする必要があります。
このオプションは、ARTSTRN、
ARTSTR1、
ARTATRN、
ARTATR1、
ARTCTRN、
ARTCTR1、
ARTWTRN、
ARTWTR1および
ARTDPLの各サーバーにのみ適用されます。
ターミナル制御プログラム(ARTTCP)は、3270ターミナル・エミュレータのCICS Runtimeへの接続を管理するTuxedoサーバーのグループです。プログラムを実行すると、
ARTTCPはターミナル・エミュレータを、
ARTTCPに割り当てられているネットワーク・ポートに接続します。
ARTTCPは、Telnetプロトコルを使用してエミュレータと通信します。
ARTTCPサーバーは、1つの
ARTTCPリスナー(
ARTTCPL)プロセスと1つ以上の
ARTTCPハンドラ(
ARTTCPH)プロセスという2つのタイプのサーバーで構成されます。
ARTTCPLプロセスは、ターミナル・エミュレータが接続する可能性があるWell Knownリスニング・ポート・アドレスを確立します。
ARTTCPHプロセスは、このポートでリスニングして、着信接続リクエストを受け入れます。
ARTTCPHプロセスは、接続のためにユーザー・セッションを確立し、ターミナル・エミュレータのそれ以降のすべての画面I/Oを処理します。パフォーマンス拡張として、各
ARTTCPHプロセスは、複数のセッションを同時に管理できます。ポートからエミュレータを切断すると、
ARTTCPHはセッションを終了します。
MAXWSCLIENTSには、1つのノードに接続できる3270ターミナルの最大数を指定します。デフォルトは0です。指定しないと、ターミナルから指定されたマシンに接続できません。
構文はMAXWSCLIENTS=numberです。
ARTTCPLによって起動されるハンドラ・プロセス数の最小値。ハンドラ・プロセスの実際の数は、システム負荷に基づいて、常にminhとmaxhの間にあります。
ARTTCPLによって起動されるハンドラ・プロセス数の最大値。ハンドラ・プロセスの実際の数は、システム負荷に基づいて、常にminhとmaxhの間にあります。
TN3270ターミナル・エミュレータとARTTCPの間にネットワーク・リンクが確立される場合に必要とされる暗号化の最小レベル。0は暗号化なしを意味し、40、56、128および256は暗号化キーの長さ(ビット単位)を示します。ここで指定する最小レベルの暗号化が満たされない場合、リンクの確立は失敗します。
TN3270ターミナル・エミュレータとARTTCPの間にネットワーク・リンクが確立される場合に必要とされる暗号化の最大レベル。0は暗号化なしを意味し、40、56、128および256は暗号化キーの長さ(ビット単位)を示します。
このオプションでは、ARTTCP複数セッション管理機能を有効にするトランザクション(アプリケーション・リスト
TRANSID)を指定します。このトランザクションは、同じ
TRANSIDを使用して
transactions.descで定義する必要もあります。
ARTTCPL/
ARTTCPHとTN3270ターミナル・エミュレータの間のタイムアウト・メカニズムを有効にします。
数値(分単位)。この数値は、リンクで交換されるアプリケーション・データがない場合に
ARTTCPL/
ARTTCPHがTN3270ターミナル・エミュレータの切断を開始するまでのしきい値です。
0はタイムアウトなし、負の値は禁止を意味します。
ARTTCPL/
ARTTCPHとTN3270ターミナル・エミュレータの間のキープ・アライブ・メッセージの送信を有効にします。
数値(秒単位)。この数値は、
ARTTCPL/
ARTTCPHがTN3270ターミナル・エミュレータにキープ・アライブ・メッセージの送信を開始するまでのしきい値です。
0はシステム・デフォルト値を使用することを意味し、負の値はこのキープ・アライブ機能が無効であることを意味します。このオプションは、LinuxプラットフォームとAIXプラットフォームのみでサポートされます。
ARTSTRNサーバーはアプリケーション・トランザクションをTuxedoサービスとして提供し、トランザクション・リクエストを受信すると、対応するプログラムを実行します。
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1.
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起動時に、ARTSTRNサーバーは、提供するトランザクション1つにつき1つのサービスを公開します。
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3.
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このサービスを提供する1台のARTSTRNサーバーは、関連付けられたcommareaと画面とともにリクエストを受信し、トランザクションを処理します。
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•
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RETURN {TRANSID}時には、 ARTSTRNサーバーがクライアントに応答し、新しい3270画面とcommareaを返す tpreturn()により対話を完了します。
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ARTSTRNサーバーが
MAXACTIVE > 1のトランザクションのみを提供するのに対して、これらのサーバーは、
MAXACTIVE = 1のトランザクションのみを提供することに特化した
ARTSTRNサーバーです。
サーバーのMINと
MAXの数が1に設定されていることは重要であり、起動時にSTR1サーバーにより検証されます。(
MAXACTIVE = 1の)グループ内の1つのみのトランザクションの並列処理が、同一のトランザクションを提供する少数のサーバーを起動するか、Tuxedoにより起動させるという、これらのサーバーの目標は、STR1サーバーの場合、自己矛盾です。
MINと
MAXが1に設定されているので、Tuxedo引数RQADDRは不要であり、単純さを維持するため、使用しないでください。
ARTTSQは一時記憶域キューを管理し、EXEC CICS (WRITEQ TS、READQ TSおよびDELETEQ TS)が必要とする機能を提供します。
ARTTSQ (Oracle DB用)と
ARTTSQ_UDB (UDB用)の2バージョンの
ARTTSQサーバーがあります。
TMSおよび
OPENINFOを適宜定義します。
ARTTSQは、次の2つの主要な種類のサービスを公開します。
サーバーのMINと
MAXの数が1に設定されていることは重要であり、起動時にTSQサーバーにより検証されます。
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注意:
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データベース・ベースのTSQを選択した場合、ツールcrtstable_{Oracle|UDB}および crtsptable_{Oracle|UDB}を作成するデータベース表の -tオプションと合うように、このオプションを調整する必要があります。ランタイムを12.1.3以下からアップグレードする場合、ツール upgtsptable_{Oracle|UDB}を利用してTSQ POOLの使用中に永続TSQデータのデータ移行を実行できます。
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ARTTSQP - CICS Runtime一時記憶域キュー・プール・サーバー
ARTTSQPは、TSプールで定義された一時記憶域キューを管理します。これは
EXEC CICS (
WRITEQ TS、
READQ TS、および
DELETEQ TS)で必要とされる機能を提供します。
ARTTSQP (Oracle DB用)と
ARTTSQP_UDB (UDB用)の2バージョンの
ARTTSQPサーバーがあります。
TMSおよび
OPENINFOを適宜定義します。CICSリージョンは複数の
ARTTSQPサーバーを持つことが可能で、異なるTuxedoドメインが同じデータベースを使うことができます。したがって、複数のTuxedoドメインにある異なるCICSリージョンで1つのTSキューを共有できます。
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注意:
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データベース・ベースのTSQを選択した場合、ツールcrtstable_{Oracle|UDB}および crtsptable_{Oracle|UDB}を作成するデータベース表の -tオプションと合うように、このオプションを調整する必要があります。ランタイムを12.1.3以下からアップグレードする場合、ツール upgtsptable_{Oracle|UDB}を利用してTSQ POOLの使用中に永続TSQデータのデータ移行を実行できます。
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サーバーが含まれるグループのOPENINFOで示されているDBMSユーザーは、直接(このスキーマで作成されるオブジェクト)、または
DBLINKを介して、
ARTTSQP_INFO、
ARTTSQP_CONTENTおよび
ARTTSQP_MAN表にアクセスできる必要があります。
1. 環境変数MT_DB_LOGINを設定して、データベース接続情報を入力します。
bind.shスクリプトはDB2
BINDコマンドを発行します。実際のシナリオに従ってそのパラメータを変更できます。変更は
ARTTSQP_UDBに影響を与えるだけでなく、
buildartcicsのようなコマンドを介して、
ARTSRM_UDBや
ARTTSQ_UDBにも影響します。
ARTTDQは一時データ記憶域キューを管理し、EXEC CICS (WRITEQ TD、READQ TDおよびDELETEQ TD)が必要とする機能を提供します。
ARTTDQは、宣言されたキューにつき1つのサービスを、_TDQという接尾辞が付いたTDQueueの名前として公開します。
ARTDPL - 分散プログラム・リンク実行のためのCICSランタイム・サーバー。
属性REMOTESYSTEM(sysid)がDPLに置かれているプログラムのみが、DPLサーバーと、
-sオプションを介して示されているシステムとしてこのsysidを持つサーバーのみによって通知されます。
ARTDPLは、その初期化や停止時に、独力でなんらかの特殊なプログラムを起動するかどうかを選択できます。次の2つの方法があります。1つは、
-b suffix_nameまたは
-d suffix_nameオプションをその
UBBCONFIGファイルの
CLOPTに指定する方法です。もう1つは、
PLTPIまたは
PLTSDパラメータを
system.desc構成ファイルに指定する方法です。どちらの方法も、
program_list_table.desc構成ファイルを記述する必要があります。この関数は、
XA DISABLE機能をサポートしていません。
CLOPTの場合、
ARTDPLが
-b接尾辞名または
-d接尾辞名オプションを指定すると、サーバーが
program_list_table.desc構成ファイルをロードして、適切なプログラム・リスト(
suffix_name付き)を取得します。次に、
tpsvrinit()または
tpsvrdone()で、サーバーはこれらのプログラムを実行します。
初期化プログラムでは、なんらかのEXEC CICSコマンドを起動できます。これらのコマンドには、ART CICSが提供するサービスが必要です。
ARTDPL (初期化プログラムを含む)は、
UBBCONFIGファイルで最後に構成する必要があるため、ART CICSのブート時に最後にブートされます。初期化プログラムは、以前のアプリケーション・サーバーで提供されていたサービスを使用できます。
ARTDPLが
-dオプションを指定している場合は、停止時にいくつかのプログラムを実行します。まず、
ARTDPLを単独で停止する必要があります。次に、残りのすべてのART CICSサーバーを停止します。たとえば、
shutdown -g groupname -I SRVIDを最初に使用し、次に、
shutdown -y を実行してART CICSリージョン全体を停止する必要があります。
PLTPIまたは
PLTSDを
system.descファイルに指定した場合は、
ARTDPLの起動または停止時に、
SUFFIXが
PLTPI/
PLTSD値と同じであるプログラム・リストを起動します。
program_list_table.descの
SUFFIX値を指定して、初期化時に
ARTDPLが実行するプログラムを選択します。
program_list_table.descの
SUFFIX値を指定して、停止時に
ARTDPLが実行するプログラムを選択します。
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注意:
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-lオプションと -Lオプションの両方について、1つのART CICSリージョンに複数のARTDPLがあり、そのようなリージョンで -sが構成されている場合は、このリージョンで指定されるすべての -lに同じ値を設定し、このリージョンで指定されるすべての -Lに同じ値を設定してください。 -Lの構成の詳細は、 「グループ構成ファイルのリスト」を参照してください。
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場合によっては、プログラムから返されるCOMMAREAデータの長さが、Tuxedoクライアントで初期化された
COMMAREAデータの長さより長くなります。この場合、Tuxedoクライアントに
TPCALLを実行する前に、もう1つのFMLフィールド
CXMW_COMMAREAINLENGTHを追加する必要があります。
CXMW_COMMAREAINLENGTHでは、Tuxedoクライアントで初期化され、データ型がlongである
COMMAREAの合計の長さを指定する必要があります。このように、ARTDPLは、
COMMAREAに記入されるデータの長さより明らかに長い合計長
CXMW_COMMAREAINLENGTHでデータを
TPRETURN COMMAREAできます。
プログラムから返されるCOMMAREAデータの長さが、合計長
CXMW_COMMAREAINLENGTHより短い場合、ARTPDLは通常、
X'00' (NULL埋込み文字)を戻りFMLフィールド
CXMW_MESSAGEの最後に追加します。NULL埋込み文字を削除して、TuxedoクライアントとARTDPLとのデータ通信を減らし、パフォーマンスを高めるには、ARTDPLのCLOPTオプションに
-Sを追加します。ARTDPLサーバーでは、埋込み文字を削除してから、
COMMAREAデータをFMLフィールド
CXMW_MESSAGEで
TPRETURNします。
ARTATRNサーバーはアプリケーション・トランザクションをTuxedoサービスとして提供し、トランザクション・リクエストを受信すると、対応するプログラムを実行します。
ARTSTRNサーバーと対照的に、これらのサーバーは、真のCICSトランザクションを管理するためにトランザクション型になっています。他のサーバー(START TRANSID)からのみ呼び出され、ターミナルやクライアントから直接呼び出されることはありません。
起動時に、ARTATRNサーバーは、提供するトランザクション1つにつき1つのサービスを公開します。これらのトランザクションは、「ASYNC_{transaction_name}」という名前です。
このサーバーは、ASYNC_QUEUEと呼ばれる内部トランザクションも公開します。
ARTATRNの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列。次のパラメータは、ゲートウェイ・プロセスの実行時パラメータとして認識されます。
ARTATRNサーバーが
MAXACTIVE > 1のトランザクションを提供するのに対して、
ARTATR1サーバーは、
MAXACTIVE = 1のトランザクションのみを提供することに特化した
ARTATRNサーバーです。
サーバーのMINと
MAXの数が1に設定されていることは重要であり、起動時にATR1サーバーにより検証されます。これらのサーバーの目標は、(
MAXACTIVE =1の)グループ内の1つのみのトランザクションの並列処理を保証することです。Tuxedoが同一のトランザクションを提供する複数のサーバーを起動することを許すことは、ATR1サーバーの場合、自己矛盾です。
MINと
MAXが1に設定されているので、Tuxedo引数
RQADDRは不要であり、単純さを維持するため、使用しないでください。
ARTCTRN - 対話指向の
MAXACTIVE > 1のトランザクションのためのCICSランタイム・サーバー。
ARTCTRNサーバーはアプリケーション・トランザクションをTuxedoサービスとして提供し、トランザクション・リクエストを受信すると、対応するプログラムを実行します。
ARTSTRNサーバーと対照的に、これらのサーバーは、真のCICSトランザクションを管理するためにトランザクション型になっています。他のサーバー(
CONVERSE)からのみ呼び出され、ターミナルやクライアントから直接呼び出されることはありません。
起動時に、ARTCTRNサーバーは、提供するトランザクション1つにつき1つのサービスを公開します。これらのトランザクションは、「
{SysId}_{transaction_name}」という名前です。
{SysId}は、
-sパラメータで定義されているこのリージョンの名前です。
一般パラメータCONVは必須であり、このサーバー・タイプでは
Yとして設定する必要があります。
ARTCTR1 - 対話指向の
MAXACTIVE=1のトランザクションのためのCICSランタイム・メイン・サーバー。
ARTCTRNサーバーが
MAXACTIVE > 1のトランザクションを提供するのに対して、
ARTCTR1サーバーは、
MAXACTIVE = 1のトランザクションのみを提供することに特化した
ARTCTRNサーバーです。
サーバーのMINと
MAXの数が1に設定されていることは重要であり、起動時に
ARTCTR1サーバーにより検証されます。これらのサーバーの目標は、(
MAXACTIVE =1の)グループ内の1つのみのトランザクションの並列処理を保証することです。Tuxedoが同一のトランザクションを提供する複数のサーバーを起動することを許すことは、
ARTCTR1サーバーの場合、自己矛盾です。
MINと
MAXが1に設定されているので、Tuxedo引数
RQADDRは不要であり、単純さを維持するため、使用しないでください。
ARTCTR1サーバーの残りの構成と動作は、ARTCTRNサーバーとまったく同じです。
ARTWTRN - 同期非3270sクライアント指向のMAXACTIVE > 1のトランザクションのためのCICSランタイム・アプリケーション・サーバー。
ARTWTR1 - 同期非3270sクライアント指向のMAXACTIVE = 1のトランザクションのためのCICSランタイム・アプリケーション・サーバー。
サーバーのMINと
MAXの数が1に設定されていることは重要であり、起動時にWTR1サーバーにより検証されます。(MAXACTIVE = 1の)グループで1つのトランザクションのみの並列処理を保証し、同一のトランザクションを提供する少数のサーバーを起動するか、Tuxedoにより起動させるという、これらのサーバーの目標は、WTR1サーバーの場合、自己矛盾です。
ARTCNX - ユーザー接続の管理のためのCICS Runtime接続サーバー。
一般パラメータCONVはこのサーバー・タイプでは必須であり、
ARTSTRNが対話型なので、
CONV=Yとして定義する必要があります。
ARTCNXのグローバル・スコープで一意であり、起動時に
ARTCNXに渡されるコマンド行オプションの文字列。次の実行時パラメータが認識されます。
パラメータを設定しなかった場合、1台のARTCNXサーバーのみを起動でき(この制限は起動時にチェックされます)、この場合、ターミナル番号は0から25,411,680 (ベース71で0000からzzzz)です。
このパラメータを使用する場合、62台までのARTCNXサーバーを起動でき、各サーバーは0から357,910 (ベース71で000からzzz)の範囲の最大357,911個のターミナル番号を持ち、この場合、
TRMIDは、x000からxzzz (
xは
-tパラメータの文字)のように構成されます。
起動時に、多数のサーバーで-tパラメータに同じ文字を設定しているかどうかをサーバー側でチェックすることはできません。同一パラメータで複数のサーバーを起動しないようにしてください。端末番号が重複してしまう可能性があるからです。
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ARTCNXは、起動時に -tがグローバル・スコープで一意であるかどうかをチェックします。そうでない場合、 ARTCNXは起動に失敗します。
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-tを使用して、自動割当ての TERMID接頭辞を変更できますが、自動割当ての TERMIDが、 terminals.descで定義されたものと同じでないことを確認してください。
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CICSリージョン(ARTCNXが属するリージョン)の
SYSIDを指定します。
SYSIDは4文字以内に制限され、各CICSリージョン内で一意である必要があります。
CICSリージョン(ARTCNXが属するリージョン)の
APPLIDを指定します。
APPLIDは8文字以内に制限されています。
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注意:
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ユーザーは-sまたは -aを設定することによって各CICSリージョンに対して少なくとも1つの ARTCNXを構成して、 system.descで定義されている初期化パラメータを関連付ける必要があります。そうではなく、ユーザーが -sと -aを一緒に設定すると、 ULOGで警告メッセージが発生し、 -sのみが適用され、 -aは無視されます。
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ARTCNXがインストールするリソース・グループを指定します。リソースは常にターミナルです。
ARTCNXがインストールするリソース・グループのリストを指定します。
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注意:
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-lオプションと -Lオプションの両方について、1つのART CICSリージョンに複数のARTCNXがあり、そのようなリージョンで -sが構成されている場合は、このリージョンで指定されるすべての -lに同じ値を設定し、このリージョンで指定されるすべての -Lに同じ値を設定してください。 -Lの構成の詳細は、 「グループ構成ファイルのリスト」を参照してください。
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ART_LOGONは、「ARTランタイムへようこそ」パネルを送信し、
APPLID入力を求めます。
gensessは、各ターミナルに対して16文字のグローバルに一意なID (すべてのCICSリージョンで一意)を生成します。
delsessは、対応するターミナルの切断時にそのセッションIDを解放します。
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ARTLOGNは、CICSランタイム・システム内で一意である必要があります。
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ARTLOGNは、 ISC_ENABLE=YESが指定された場合のみ構成する必要があります。それ以外の場合、サーバーは起動されません。
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一般パラメータCONVはこのサーバー・タイプでは必須であり、
ARTLOGNが対話型なので、
CONV=Yとして定義する必要があります。
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artadminから送信された動的構成リクエストをシステム内のすべての該当サーバーに伝播します。
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DFLTUSERは、
ASSIGN USERIDが必要なユーザーIDを取得できるように、トランザクション・リクエストを介してアプリケーション・サーバー
ARTATRNに渡されます。
-uオプションを指定しなかった場合、CICSのデフォルト・ユーザーID
CICSUSERが有効になります。
ARTCKTIサーバーをビルドするには、
$KIXDIR/binディレクトリの書込み権限を持つTuxedo管理者として、次のコマンドを実行します。
$MQMは、WebSphere MQがインストールされているパスです。
ARTSRM - CICSシステムおよびリソース管理サーバー。
ARTSRMは、アプリケーションによって生成および問合せが行われるARTランタイム情報を集中管理します。このサーバーは、/Qを使用するかわりにトランザクションの開始を遅らせるための間隔の制御に使用されます。このサーバーは、ART for CICSアプリケーション・サーバーが異常終了した場合のランタイム・リソース(ファイル・リソース、ENQリソースなど)の解放にも使用されます。
ARTSRMは、「複数サーバー、単一キュー構成(MSSQ)」構成をサポートしません。
システムおよびリソース管理サーバー(ARTSRM)には、
ARTSRM、
ARTSRM_ORA (Oracle用)および
ARTSRM_UDB (UDB用)の3つのバージョンがあります。
ARTSRMは共有メモリーを使用します。
ARTSRM_ORA (Oracle用)および
ARTSRM_UDB (UDB用)はデータの格納に共有メモリーまたはデータベースを使用します。データベースを使用するよう構成された場合、サーバーはDBを利用してHA機能を提供します。
ARTSRMサーバーで共有メモリーを使用し、
SRM_IPCKEYを指定しない場合は、同じリージョンの
ARTSRMを同じTuxedoグループで構成する必要があります。
ARTSRM_ORAまたは
ARTSRM_UDBを使用するには、起動の前にデータベース表を作成する必要があります。これらの表を作成するサンプル・スクリプトは
crsrmtable_{Oracle|UDB}という名前で、
$KIXDIR/toolsにあります。
ARTSRM_ORAまたは
ARTSRM_UDBが存在するTuxedoグループは、
OPENINFOを構成する必要があります。同じリージョンの
ARTSRM_ORAまたは
ARTSRM_UDBは、同じデータベースを使用する必要があります。
ARTSRM_UDBを使用する場合、次の手順を実行して再バインドします。
1. 環境変数MT_DB_LOGINを設定して、データベース接続情報を入力します。
ARTSRMが正しく動作するためには、2つのシステム・サーバーを
UBBCONFIGファイルで事前に構成する必要があります。
サーバーが停止すると、ARTSRMは停止したサーバーが取得していたファイル・リソースおよびENQリソースを解放します。
このサーバーは、GETMAIN SHAREDの共有メモリー管理を担当します。
GETMAIN SHAREDの共有メモリーを作成および初期化し、メモリーの割当てと解放の管理、およびHA機能を提供します。
ARTCSKL - ART for CICS TCP/IPソケット・リスナー。
ARTCSKLはART for CICS TCP/IPソケットのリスナーで、CICS TCP/IPリスナーCSKLと同じ機能を実行できます。クライアント・リクエストを受信すると、作業タスクにリクエストを渡して処理を依頼し、別のクライアント・リクエストを待機します。
ARTCSKLは標準モードまたはエンハンス・モードで実行できます。モードは、ART for CICS TCP/IPソケット・リスナー構成ファイル(
listener.desc)の
FORMATパラメータを介して設定できます。
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ARTCSKLは、サポートされる唯一のソケット・リスナーです。ユーザー作成リスナーはサポートされません。
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ARTCSKLおよび ARTATRN/ARTATR1サーバーは同じマシン上で構成する必要があります。
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ARTCSKLの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列。次のパラメータは、ゲートウェイ・プロセスの実行時パラメータとして認識されます。
ARTCSKLがリスニングする
PORTを指定します。このオプションが設定されている場合、
-gオプションは無視され、その他のすべての
ARTCSKLパラメータでデフォルト値が使用されます。このオプションはIPv4ユーザーの場合にのみ機能します。