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IMS DBアクセス・サポート

IMS DBアクセス・サポート
この章には次のトピックが含まれます:
概要
ART for CICSでは、DL/I CALL 'CBLTDLI'を使用してOracle ODBA経由でIMS DBにアクセスできます。この機能により、ART for CICSアプリケーション・プログラムはデータの追加、検索、削除などの操作をIMS DBで実行できます。
構成
IMS DBアクセス・サポートでは次を構成します。
IMS DBにアクセスするためのART for CICSの構成
ART for CICSサーバーは、ART for CICSでプラグイン・コンポーネントとして機能するDL/Iライブラリ(libcicsdli.soおよびlibcicsdlidb.so)を動的にロードすることによってIMS DBアクセス環境を提供します。
このため、これらの2つのライブラリをOracle Tuxedo Application Runtime for IMSから取得し、ART for CICSの環境変数LD_LIBRARY_PATHに配置する必要があります。
DL/Iライブラリは次の場所にあります。
LD_LIBRARY_PATHの詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』環境変数に関する項を参照してください。
ART for CICSサーバーの構成
UBBCONFIGファイルのART for CICSサーバーCLOPTで--IMSDB引数を構成する必要があります。例:
--IMSDB -x -o wasa.us.oracle.com:6799:IMSD
注意:
--IMSDB引数は、CLOPTの最後の引数である必要があります。
詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』IMS DB引数に関する項を参照してください。
環境変数の構成
次の環境変数を設定する必要があります。
詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』環境変数に関する項を参照してください。
IMSの構成
ART for CICSでは、IMS DBにアクセスするために次の構成ファイルが使用されます。
詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for IMSリファレンス・ガイド』構成ファイルに関する項を参照してください。
サポート対象のプラットフォーム
この機能は、Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batch 12cリリース2 (12.2.2)でサポートされるすべてのLinux/AIX 64ビット・プラットフォームをサポートしており、これらのプラットフォームのリストは、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchインストレーション・ガイド』サポート対象のプラットフォームに関する項にあります。
ヒント
COBOL-IT COBOLを使用する場合は、オプション-falloc-unused-linkageを使用して、linkage sectionにDLIUIBを含むプログラムをコンパイルする必要があります。

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