目次 前 次 PDF


Oracle TSAM Plusマネージャを使用する前に

Oracle TSAM Plusマネージャを使用する前に
この章には次のトピックが含まれます:
Oracle TSAM Plusのインストール
Oracle TSAM PlusエージェントおよびOracle TSAM Plusマネージャをインストールします。詳細は、Oracle TSAM Plusインストレーション・ガイドを参照してください。
Oracle TSAM Plusエージェントのデプロイ
Oracle TSAM Plusエージェントを適切にデプロイするには、LMSをすべてのOracle Tuxedoマシン・セクションのUBBCONFIGファイルに追加する必要があります。リスト1に、LMSをUBBCONFIGファイルに追加する方法の例を示します。
リスト1 UBBCONFIGファイルに追加されたLMS
...
*MACHINES
MACHINEA
...
*GROUPS
...
LMSGRP LMID=MACHINEA
...
*SERVERS
LMS SRVGRP=LMSGRP SRVID=1 CLOPT=���-A -- -l tsamweb.abc.com:7001/tsam���
...
 
-l」を指定すると、Oracle TSAM Plusマネージャに構成されているOracle TSAM Plusデータ・サーバーのアドレスを示します。詳細は、Oracle TSAM Plusリファレンス・ガイドを参照してください。Oracle TSAM Plusデータ・サーバーのポート番号は、Oracle TSAM Plusマネージャ・コンソールのポート番号と同じです。
TMIBを使用して、実行中のOracle TuxedoアプリケーションにLMSを追加することもできます。
Oracle TSAM Plusマネージャのデプロイ
Oracle TSAM Plusマネージャは、Servlet/JSPコンテナでWebアプリケーションとして機能します。それは、DBMS(データベース管理システム)を使って、Oracle Tuxedoの永続的なパフォーマンスおよびモニタリングのデータを格納します。Oracle TSAM Plusマネージャは、データベース・サーバーおよびWebLogic Serverにデプロイしてから使用する必要があります。
インストール時にLDAP構成ファイルを入力すると、LDAPデプロイメントは自動的に実行されます。実行されない場合、LDAP認証を有効化するには、LDAPデプロイメント・ユーティリティを使用してLDAPデプロイメントを実行する必要があります。
インストール時に、既存のOracle Databaseの新規スキーマの作成、Oracle Databaseの既存のスキーマを使用、バンドルされたDerbyデータベースを使用、既存のDerbyデータベースを使用のいずれかを選択すると、指定したデータベース・サーバー上に自動的にOracle TSAM Plusマネージャがデプロイされます。自動的にデプロイされない場合はデータベース・デプロイメント・ユーティリティを使用してOracle TSAM Plusマネージャをデータベース・サーバーにデプロイする必要があります。
インストール時に、「既存のWeblogicサーバー」または「バンドルされたWebLogicサーバー」を選択すると、指定したWebLogic Server上にOracle TSAM Plusマネージャが自動的にデプロイされます。自動的にデプロイされない場合は、アプリケーション・サーバー・デプロイメント・ユーティリティを使用するか、手動で、WebLogic ServerにOracle TSAM Plusマネージャをデプロイする必要があります。
詳細は、Oracle TSAM Plusデプロイメント・ガイドを参照してください。
Oracle Tuxedoの構成の表示
Oracle TSAM Plusマネージャ・コンソール(例: http://localhost:7001/tsam/faces)にログインします。
Oracle Tuxedoの構成は、Oracle Tuxedoコンポーネント・ツリー・パネルにあります。詳細は、Oracle TSAM Plusユーザー・ガイドを参照してください。
モニタリング・ポリシーの構成
モニタリング・ポリシーでは、モニターの対象と方法を定義します。モニタリング・ポリシーが定義されていない場合、TSAM Plusマネージャはメトリックを収集しません。
一般的なモニタリング・ポリシー
「ポリシー」を選択し「モニタリング・ポリシー」ページに移動し、「追加」をクリックして「ポリシーの作成」ページに入ります。「名前」入力フィールドに「tsampolicy」と入力します。
特定のクライアントから開始された呼出しパスのモニター
a.
左側の「Tuxedoコンポーネント」パネルで、ドロップダウン・リストから「ドメイン」を選択します
b.
右側のパネルの「コール・パス」タブで「有効化」を選択します
c.
「ワークステーション・クライアント」「フィルタ」チェックボックスを選択します
d.
「クライアント名」入力ボックスにクライアント名を入力します
e.
「追加して有効化」をクリックします
特定のサーバーのサービスのモニター
呼出しパス・モニタリング・ポリシーに類似した手順を実行します。ただし、「サービス」タブでオプションを選択する必要があります。「フィルタ」で、リストからサービスを選択するか、手動で入力します。
他のモニタリング・ポリシー・セットの手順も同様です。いくつかのモニタリング・カテゴリを1つのポリシーにまとめることができます。
詳細は、 Oracle TSAM Plusユーザー・ガイドポリシー管理に関する項を参照してください。
Oracle Tuxedoのモニターの開始
TSAM Plusコンソールにログインし、Tuxedoシステムおよびアプリケーションのモニターを開始します。
例:
「メトリック」から「コール・パス」に移動して、コール・パスをモニターします。
「メトリック」から「サービス」に移動して、サービスをモニターします。
「メトリック」から「ドメイン・ゲートウェイ」に移動して、GWTDOMAINをモニターします。
詳細は、Oracle TSAM Plusユーザー・ガイドを参照してください。

Copyright ©1994, 2017,Oracle and/or its affiliates. All rights reserved