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次の項では、Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.2.2)製品ソフトウェアのインストールに必要な予備知識について説明します:Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.2.2)製品ソフトウェア・インストーラは、Oracle Universal Installer (OUI)に基づいています。Oracle Tuxedo 12c リリース2 (12.2.2)製品ソフトウェアをホストにインストールするには、OUIを使用してOracle製品をインストールする方法を理解する必要があります。詳細は、Oracle Universal Installerの紹介を参照してください。
Tuxedo 12.2.2は、当初、Java 1.8の様々なパッチ・レベルでテストされていました。
それ以降、新しいJavaバージョンが使用可能になり、Oracleでは次の問題が示されています:
実行時に新しいJavaバージョンが使用される場合でも、TuxedoのインストールにはJava 1.8のコピーを使用する必要があります。
または、インストーラを実行する前に次の変更を行った場合は、新しいバージョンのJavaをインストールに使用できます:
- LinuxまたはUNIXにインストールする場合は、Disk1/install/runInstaller.shファイルを変更して次の行をコメント・アウトします
versionnum=`echo $version |$_awk -F '.' ' {print $2} '` if [ $versionnum -lt 7 ]; then echo version is less than 1.7 install_exit 1 fi
- Windowsにインストールする場合は、Disk1/install/setup.batファイルを変更して、次の行をコメント・アウトします
if %JAVAVERNUM% lss 6 ( echo java version is less than 1.6,please update your java version goto end )
- Solarisにインストールする場合は、Disk1/installディレクトリのclusterparam.ini、oraparam.iniまたはoraparamsilent.iniファイルを変更して、JRE_MEMORY_OPTIONSの設定の-d64オプションを削除する必要があります。
Java 11以降を使用してWindowsにパッチをインストールする前に、Bug#6880880 - PLACEHOLDER FOR ALL RELEASES OF OPATCHのパッチをインストールしてopatchを更新してください。
これは、ローリング・パッチとともに配布されるREADME.txtファイルに記載されています。
Bug#30314204 - Java 8以上でのデフォルトのMBSTRINGエンコーディングに関するjolt.jarの問題を修正したRP047以上を適用することをお薦めします。Oracleインストール・プログラムは一時ディレクトリを使用して、Oracle Tuxedoをターゲット・システムにインストールするために必要なファイルをアーカイブから抽出します。必要な一時ストレージ領域の容量は、ターゲットのプラットフォームによって異なります。詳細は、「Oracle Tuxedo 12c リリース2 (12.2.2)プラットフォーム・データ・シート」のデータ・シートを参照してください。OUIを起動すると、特定の実行可能ファイルとリンク・ファイルがマシンのデフォルトの/tmpディレクトリ(Microsoft WindowsではC:\Documents and Settings\<user ID>\Local Settings\Temp)に自動的にコピーされます。マシンでcronジョブの定期実行(実行中の場合がある他のプロセスと並行)が設定されていると、これらのジョブでデフォルトの一時ディレクトリをクリーンアップしようとするので、いくつかのファイルが削除されてOUIが失敗します。適切な一時領域を確保するために、代替ディレクトリをインストール用の一時ディレクトリとして割り当てることができます。一時ディレクトリをクリーンアップするようにマシンで自動的に実行されるcronジョブやプロセスがある場合、TMPやTEMPの環境変数を別の場所(デフォルトの場所以外)に必ず設定してください。この場所はハード・ドライブでセキュアな場所(つまり、クリーンアップ・ジョブが実行されない場所)にします。また、この代替TEMPディレクトリに書込み権限があることも確認してください。これは、runInstaller.sh(Microsoft Windowsではsetup.bat)を実行する前に行う必要があります。
