Oracle管理ツールの新規リポジトリの作成ウィザードを使用して、新しいOracle BIリポジトリをバイナリ(RPD)またはMDS XML形式で作成できます。
リポジトリがあると、既存のデータ・ソース設定を別のデータ・ソースに接続するためのテンプレートとして使用できます。既存のデータ・ソース設定を使用して、データベース・タイプと接続プールの情報を変更します。詳細は、データベース・オブジェクトの設定および接続プールの作成または変更を参照してください。
新しいOracle BIリポジトリを作成する手順は、次のとおりです。
- 管理ツールで、「ファイル」→「新規リポジトリ」を選択します。
既存のリポジトリが開いている場合、変更内容を保存するように求められ、既存のリポジトリが閉じます。
- リポジトリをRPD形式で作成する場合は、「バイナリ」を選択します。リポジトリをMDS XML形式で作成するには、「MDS XMLドキュメント」を選択します。
- バイナリ・リポジトリの場合、リポジトリの名前を入力します。メタデータ・ディクショナリのURLに関する問題を避けるため、名前は156文字以内にしてください。RPDファイル拡張子を明示的に指定しなかった場合、自動的に追加されます。
- 「場所」については、そのリポジトリ・タイプに適した手順を実行します。
- すぐにメタデータをリポジトリにインポートするには、「メタデータのインポート」について「はい」(デフォルト)を選択します。メタデータをインポートしない場合は、「いいえ」を選択してください。
- このリポジトリに使用するパスワードを入力し、確認します。リポジトリ・パスワードは8文字以上で、1つ以上の数字を含める必要があります。
リポジトリをオンライン・モードまたはオフライン・モードで開くために使用するリポジトリ・パスワードには同じものを入力します。このパスワードは、リポジトリの内容を暗号化するために使用されます。
- 「メタデータのインポート」について「はい」を選択した場合は、「次へ」をクリックします。
データ・ソース・タイプの詳細は、次の各項を参照してください。
メタデータをインポートする前に、データ・ソースの設定が必要になることがあります。詳細は、データ・ソースの事前構成作業の実行を参照してください。
- 「メタデータのインポート」について「いいえ」を選択した場合は、「終了」をクリックして空のリポジトリを作成します。