Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.1) E79319-01 |
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この項では、(ペーパーベースまたはWebベースの)レポートを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
オブジェクト・ナビゲータで、「レポート」ノードをクリックし、ツールバーの「作成」ボタンをクリックします。
「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」をクリックして「OK」をクリックします。
レポート・ウィザードの指示に従ってレポートを作成します。操作方法がわからない場合は、タブ・ページの「ヘルプ」をクリックしてください。
生成されたレポートをWebソース・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューで変更するか、「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択して、ウィザードを再表示します。
複数問合せレポートを作成するには:
データ・ウィザードを使用して問合せを1件ずつ作成します。操作方法がわからない場合は、タブ・ページの「ヘルプ」をクリックしてください(第4.8.1.2項「問合せの作成: データ・ウィザード」を参照)。
レポートのレイアウトを作成します(第4.5.4項「レポートのデフォルト・レイアウトの作成」を参照)。
関連項目
第11章「2つの問合せを使用したグループ・レポートの作成」のサンプル・レポートを参照してください。
第26章「ネストしたマトリックス・レポートの作成」のサンプル・レポートを参照してください。
現行のレポートのレイアウトをデフォルトに設定するには(デフォルトでは、レポートのメイン・セクション)、「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択し、ウィザードの指示に従って、選択したレポート・スタイル用のレイアウトを作成します。
現行のレポート・レイアウトに別のレイアウト・セクションを追加するには、次の項の手順に従ってレポート・レイアウトをもう1つ作成します。
ペーパー・レイアウト・ビューで、デフォルト・レイアウトを手動でさらに変更します。
注意: ペーパー・レイアウト・ビューまたはペーパー・デザイン・ビューでレイアウトを手動で変更した後、レポート・ウィザードに再度アクセスした場合、レポート・ウィザードの「終了」をクリックすると、これらのレイアウトの変更は失われ、レイアウトはデフォルト設定に戻ります。 |
関連項目
既存のレイアウトをオーバーライドせずに、新規のレイアウト・セクションをレポートに追加するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツール・パレットの「レポート・ブロック」ツールをクリックします。
新規レイアウトの四角形領域をドラッグして、レポート・ブロック・ウィザードを表示します。
ウィザードの指示に従ってデータを選択し、新規のレイアウト・セクションに表示します。
レイアウト・セクションをもう一度整列させるには、ペーパー・レイアウト・ビューで、各セクションをクリックして新しい位置にドラッグします。
ペーパー・デザイン・ビューでレポート出力を変更します。
注意: レポート・ウィザードに再度アクセスして変更を行った場合、レポート・ウィザードで「終了」をクリックすると、レイアウト全体が新規のデフォルト・レイアウトで上書きされてしまいます。これまでに作成した追加のレポート・レイアウトも、ペーパー・レイアウト・ビューやペーパー・デザイン・ビューで手動で行ったレイアウト変更も、すべて失われてしまうので注意してください。 |
オブジェクト・ナビゲータで、レポートを選択するか開きます。
「ツール」→「レポート・ウィザード」を選択します。
「スタイル」ページで、「タイトル」フィールドにレポートのタイトルを入力します。
そのレポートのタイトルをテンプレートで使用する場合は、第4.12.5項「テンプレートのレポート・タイトルのフォーマット」を参照してください。
関連項目
レポートの目次(TOC)を作成するには、「フォーマット順序」プロパティまたはSRW.SET_FORMAT_ORDER
ビルトイン・プロシージャを使用してレポートのメイン・セクションを最初にフォーマットし、その後でレポート・トリガーを使用して、TOCエントリが含まれる表を作成できます。TOCの最初の要素をフォーマットするとトリガーが起動され、そのTOCエントリとページ番号が含まれる行がTOC表に作成されます。メイン・セクションのフォーマット後に、ヘッダー・セクションがフォーマットされるようにフォーマット順序の設定を定義できます。ヘッダー・セクションには、TOC表に基づいたレポート・ブロックを含められます。フォーマットの終了後、レポートをTOC(ヘッダー・セクション)、レポート本体(メイン・セクション)、トレーラ・セクションの順に出力できます。
目次の作成手順については、第35章「単純な目次と索引を使用したペーパー・レポートの作成」および第36章「複数階層の目次を使用したペーパー・レポートの作成」にある2つの例を参照してください。
関連項目
レポートの索引を作成するには、メイン・セクションのフォーマット時に、レポート・トリガーを使用して、索引エントリが含まれる表を作成できます。索引の最初の要素をフォーマットするとトリガーが起動され、その索引エントリとページ番号が含まれる行が索引表に作成されます。デフォルトの設定では、メイン・セクションのフォーマット後にトレーラ・セクションがフォーマットされます。トレーラ・セクションには、索引表に基づいたレポート・ブロックを含められます。フォーマットの終了後、レポートをレポート本体(メイン・セクション)、索引(トレーラ・セクション)の順に出力できます。
索引の作成手順については、第35章「単純な目次と索引を使用したペーパー・レポートの作成」の例を参照してください。
最初に、レポート・ウィザードを使用してレポートを作成し、保存します。
オブジェクト・ナビゲータの「レポート」ノードで、キャラクタ・モードに変換するレポートをクリックします。
「ツール」→「ファイル変換」を選択します。
「変換」ダイアログ・ボックスの「変換」タブ・ページで、次の操作を行います。
「文書タイプ」を「レポート」に設定します。
「ソース」には、既存のビットマップ式レポートの名前を設定します。
「宛先タイプ」を「レポート・バイナリ・ファイル (RDF)」に設定します。
「宛先」には、新しいキャラクタ・モードのレポート名を設定します。
「オプション」タブ・ページで、「宛先単位」を「文字」に設定します。
「OK」をクリックします。
新しいキャラクタ・モードのレポートのプロパティを設定します。
関連項目
1つのレポートを複数のプラットフォームで実行するには、次にあげるGUIの相違点を準備段階で考慮してください。
フォント: ターゲットのGUIでは、特定のフォントのタイプ、スタイルまたはサイズが使用できない可能性があります。これは、次の2つの方法のいずれかで処理できます。
ターゲットのGUIに存在することがわかっているフォントを使用するか、ターゲットのGUIのデフォルト・フォントにきちんとマッピングされるフォントを使用します。
フォントのマッピング・ファイル(uifont.ali
)を変更し、フォントが正しくマッピングされるようにします。
カラー: ターゲットGUIでは、特定のカラーが使用できないことがあります。可能であれば、ターゲットGUIに組み込まれているカラー、またはターゲットGUIのデフォルト・カラーに適切にマップされるカラーを使用します。通常、青、マゼンタ、赤、シアン、緑、黄の各カラーは、多数のプラットフォームで使用できます。
DPI: モニターで使用するドット・パー・インチ(DPI)が、レポートを実行するユーザーの使用しているDPIと異なる可能性があります。DPIが影響するのは、英数字の単語が画面上で折り返す方法のみです。設計するレポートをペーパー・デザイン・ビューで表示する可能性がある場合は、そのレポートを実行するユーザーと同じDPIを使用してみてください。また、レイアウト・オブジェクトのサイズは固定しないようにしてください。