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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentエンタープライズ・デプロイメント・ガイド
リリース12.2.1.1
E77232-01
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15 Captureを追加するためのドメインの拡張

この章では、Oracle WebCenter Enterprise Captureソフトウェアを含めることでエンタープライズ・デプロイメント・ドメインを拡張する方法について説明します。

15.1 Captureを追加するためのドメインの拡張の概要

Oracle WebCenter Enterprise Captureでは、ペーパー・ドキュメントと電子ドキュメントの両方を取り込むことができる1つのシステムを組織に提供します。この項では、Oracle WebCenter Enterprise Captureについて簡単に説明します。

Captureでは、大規模で本番レベルのスキャナを使用できるユーザーフレンドリなWebインタフェースにより、集中管理されたイメージと分散したイメージの両方の取込みをサポートしています。業界標準のTWAINスキャン・インタフェースがサポートされているため、業界をリードする様々なドキュメント・イメージ・スキャナを使用して、ペーパー・ドキュメントのデジタル化が可能になります。既存の電子ドキュメントは、ユーザーが容易に取り込むことができます。また、電子メール・サーバーまたはネットワーク・フォルダをモニターできるインポート・プロセスを介して自動的に取り込むこともできます。ドキュメントは取込み後、バー・コード認識技術による自動化プロセスまたは手動で、メタデータを適用することにより編成され索引付けされます。処理終了後、ドキュメントはコンテンツ管理システムにコミットされます。Captureは、完全にOracle WebCenter Contentと統合されており、非常に重要なビジネス・コンテンツの取込み、保存、管理および取得を可能にする1つのシステムを組織に提供します。

15.2 Captureを使用するためのドメインの拡張

この項では、Captureソフトウェアを含めることで既存のエンタープライズ・デプロイメント・ドメインを拡張する手順について説明します。

ドメインの拡張には、次のタスクが含まれます。

15.2.1 構成ウィザードの起動

構成ウィザードを起動する手順は次のとおりです。

  1. WebLogic Serverコンソールから、このドメイン拡張により変更される管理対象サーバーを停止します。影響を受けない管理対象サーバーはオンラインのままです。
  2. 管理対象サーバーのステータスを確認した後に、管理サーバーを停止します。
  3. 次のディレクトリに移動し、WebLogic Server構成ウィザードを起動します。
    cd ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin
    ./config.sh

15.2.2 ドメインを拡張するために構成ウィザード画面へ移動

この項で説明する手順を実行して、目的のトポロジのドメインを作成して構成します。

注意:

この項で説明する手順を使用して、既存のドメインを拡張することもできます。この手順の説明では要件が満たされない場合は、その要件に応じた選択を行うか、サポート・ドキュメントで追加の詳細を参照してください。

ドメインを作成して構成するためのタスクは次のとおりです。

タスク1   ドメイン・タイプとドメイン・ホームの場所の選択

「構成タイプ」画面で、「既存ドメインの更新」を選択します。

「ドメインの場所」フィールドで、ASERVER_HOME変数の値を選択します。これは、エンタープライズ・デプロイメント用の初期インフラストラクチャ・ドメインの作成や、WebCenter Content、SOAおよびInbound Refineryでドメインを拡張する際に作成した管理サーバー・ドメイン・ホームの完全なパスを表します。

ディレクトリの場所の変数の詳細は、「このガイドで使用するファイル・システムとディレクトリ変数」を参照してください。

ヒント:

この画面に示されるその他のオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の「構成タイプ」に関する項を参照してください。

タスク2   構成テンプレートの選択

「テンプレート」画面で「製品テンプレートを使用してドメインを更新」が選択されていることを確認した後に、次のテンプレートを選択します。

  • Oracle WebCenter Enterprise Capture - 12.2.1.1.0 [wccapture]

    また、初期ドメインを作成するために使用したため、次の追加のテンプレートもすでに選択されているはずです。これらのテンプレートはCaptureの実行には必要ありません。これらはエンタープライズ・デプロイメント構成の一部としてすでに選択されています。

    • Oracle Universal Content Management - コンテンツ・サーバー - 12.2.1.1.0 [wccontent]

    • Oracle SOA Suite - 12.2.1.1.0 [soa]

    • Oracle Universal Content Management - Inbound Refinery - 12.2.1.1.0 [wccontent]

    • Oracle Enterprise Manager - 12.2.1.1.0 [em]

    • Oracle WSM Policy Manager - 12.2.1.1.0 [oracle_common]

    • Oracle JRF - 12.2.1.1.0 [oracle_common]

    • WebLogic Coherenceクラスタの拡張 - 12.2.1.1.0 [wlserver]

ヒント:

この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の「テンプレート」に関する項を参照してください。

タスク3   データベース構成タイプの指定

「データベース構成タイプ」画面で、「RCUデータ」を選択します。

Infrastructureドメインに必要なFusion Middlewareスキーマを参照するためのドメインをすでに構成済であるため、すべてのフィールドが事前移入されています。

すべてのフィールドにおける資格証明が、Oracle Fusion Middleware Infrastructureの構成中に指定したものと同じであることを確認します。

データベース接続情報の確認が完了した後で、「RCU構成の取得」をクリックします。操作に成功すると、「接続結果ログ」に次の出力が示されます。

Connecting to the database server...OK
Retrieving schema data from database server...OK
Binding local schema components with retrieved data...OK

Successfully Done.

ヒント:

「RCUデータ」オプションの詳細は、リポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のサービス表スキーマの理解に関する項を参照してください。

この画面のその他のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』のデータ・ソース・デフォルトに関する項を参照してください。

タスク4   JDBCコンポーネント・スキーマ情報の指定

「GridLinkへ変換」をクリックし、「次へ」をクリックします。

タスク5   GridLink Oracle RACデータベース接続の詳細情報の指定

「GridLink Oracle RACコンポーネント・スキーマ」画面で次のタスクを実行します。

  1. 「SCAN」チェック・ボックスを選択します。

  2. 「ホスト名」フィールドには、Oracle RACデータベースのSingle Client Access Name (SCAN)アドレスを入力します。

  3. 「SCANポート」フィールドには、データベースのSCANリスニング・ポートを入力します(1521など)。

  4. 「ONSホスト」フィールドには、Oracle RACデータベースのSCANアドレスを入力します。

  5. 「ONSポート」フィールドには、ONSリモート・ポートを入力します(通常は6200)。

「次へ」をクリックします。

タスク6   JDBC接続のテスト

「次へ」をクリックして続行します。

タスク7   拡張構成の選択

目的のトポロジに応じたドメインの構成を完了するには、「拡張構成」画面で次のオプションを選択します。

  • 「サーバー・テンプレート」、「管理対象サーバー」、「クラスタ」、「動的サーバー」、「仮想ターゲット」、「Coherence」

  • ファイル・ストア

タスク8   管理対象サーバーの構成

「管理対象サーバー」画面で、サーバーのリストに新しい管理対象サーバーが表示されます。

次のタスクを実行して、デフォルトの管理対象サーバーを変更して2つ目の管理対象サーバーを作成します。

  1. デフォルトの管理対象サーバーの名前をWLS_CPT1に変更します。

  2. 「追加」をクリックして新しい管理対象サーバーを作成し、そのサーバーにWLS_CPT2と名前を付けます。

    ヒント:

    ここで推奨するサーバー名は、このドキュメント全体で使用します。別の名前を選択する場合は、必要に応じてそれらの名前に置き換えてください。

  3. 次の表の情報を使用して、各Capture管理対象サーバーの残りの列を入力します。

ヒント:

「管理対象サーバー」画面のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』の管理対象サーバーに関する項を参照してください。


表15-1 各Captureサーバーで必要な値

サーバー名 リスニング・アドレス リスニング・ポート SSLの有効化 SSLリスニング・ポート サーバー・グループ

WLS_CPT1

WCCHOST1

16400

いいえ

無効

JRF-MAN-SVR CAPTURE-MGD-SVR

WLS_CPT2

WCCHOST2

16400

いいえ

無効

JRF-MAN-SVR CAPTURE-MGD-SVR


タスク9   クラスタの構成

このタスクでは、Captureソフトウェアのターゲットにすることができる管理対象サーバーのクラスタを作成します。

クラスタの「フロントエンド・ホスト」プロパティも設定します。これにより、WebLogic Serverは必要に応じてWebサービス・コールバックやその他のリダイレクトを、各リクエストのHOSTヘッダーにあるアドレスではなく、ロード・バランサ上のwcc.example.comにリダイレクトするようになります。

wcc.example.com仮想サーバー・アドレスの詳細は、「ハードウェア・ロード・バランサでの仮想ホストの構成」を参照してください。

「クラスタ」画面を使用して、新しいクラスタを作成します。

  1. 「追加」ボタンをクリックします。

  2. 「クラスタ名」フィールドでCPT_Clusterを指定します。

注意:

デフォルトでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスは、ユニキャストを使用して相互に通信します。マルチキャストを使用するようにクラスタの通信を変更する場合は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のユニキャストまたはマルチキャストを選択する際の考慮事項に関する項を参照してください。

ヒント:

この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の「クラスタ」に関する項を参照してください。

タスク10   クラスタへの管理対象サーバーの割当て

「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用して、WLS_CPT1およびWLS_CPT2を新規クラスタCPT_Clusterに割り当てます。

  1. 「クラスタ」ペインで、サーバーを割り当てるクラスタ(ここではCPT_Cluster)を選択します。

  2. 「サーバー」ペインで、次のいずれかの操作を実行して、WLS_CPT1CPT_Clusterに割り当てます。

    • WLS_CPT1管理対象サーバーを1回クリックして選択し、右矢印をクリックして「クラスタ」ペインで選択されているクラスタの下に移動します。

    • WLS_CPT1をダブルクリックして、クラスタ・ペインで選択されているクラスタの下に移動します。

  3. 同じ手順を繰り返して、WLS_CPT2CPT_Clusterに割り当てます。

ヒント:

この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の「サーバーのクラスタへの割当」に関する項を参照してください。

タスク11   Coherenceクラスタの構成

「Coherenceクラスタ」画面を使用して、ドメインに自動的に追加されるCoherenceクラスタを構成します。ポート番号値は、初期インフラストラクチャ・ドメインの作成中に定義されているため、0のままにします。Oracle Enterprise CaptureはCoherenceクラスタを使用しません。この手順はドメイン拡張プロセスの一部です。

注意:

Coherenceライセンス情報については、『Oracle Fusion Middlewareライセンス情報』のOracle Coherenceに関する項を参照してください。

タスク12 既存のマシンの検証

「Unixマシン」タブで、初期インフラストラクチャ・ドメインの作成時に作成したマシンの名前を確認します。

「次へ」をクリックします。

タスク13   マシンへのサーバーの割当て

「サーバーのマシンへの割当」画面を使用して、作成したばかりのCapture管理対象サーバーを、ドメイン内の対応するマシンに割り当てます。

WLS_CPT1WCCHOST1WLS_CPT2WCCHOST2に割り当てます。

ヒント:

この画面に示されるオプションの詳細は、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成の「サーバーのマシンへの割当」に関する項を参照してください。

タスク14   仮想ターゲット

「次へ」をクリックして次の画面に進みます。

タスク15   パーティション

「次へ」をクリックして次の画面に進みます。

タスク16 JMSファイル・ストアの構成

「JMSファイル・ストア」画面で、UMSおよびBPMのファイル・ストアを含む各WCC永続ストアに次のディレクトリを割り当てます。

ORACLE_RUNTIME/CPT_Cluster/jms

この例では、ASERVER_HOMEを、ご使用の環境の変数値に置き換えます。CPT_Clusterを、クラスタに割り当てた名前に置き換えます。

タスク17   構成の仕様の確認とドメインの構成

「構成サマリー」画面には、これから作成するドメインに関する詳細な構成情報が表示されます。この画面に示された各項目の詳細を調べて、情報に間違いがないことを確認します。

変更が必要な場合は、「戻る」ボタンを使用するか、ナビゲーション・ペインで画面を選択することで任意の画面に戻れます。

「更新」をクリックするまで、ドメインの作成は開始されません。

ヒント:

この画面のオプションの詳細は、『構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』の構成サマリーに関する項を参照してください。

タスク18   ドメイン・ホームと管理サーバーURLのメモ

「構成に成功しました」画面には、構成したばかりのドメインについて、次の項目が表示されます。

  • ドメインの場所

  • 管理サーバーURL

どちらの項目も後で必要になるため、メモしておく必要があります。ドメインの場所は、ノード・マネージャと管理サーバーの起動に使用するスクリプトへのアクセスで必要になります。また、URLは管理サーバーへのアクセスで必要になります。

「終了」をクリックして、構成ウィザードを閉じます。

タスク19   管理サーバーの起動

管理サーバーを起動して、ドメインに行った変更が適用されたことを確認します。

15.3 WLS_CPT1およびWLS_CPT2へのドメイン構成の伝播

起動スクリプトとクラスパス構成を管理サーバーのドメイン・ディレクトリから管理対象サーバーのドメイン・ディレクトリに伝播します。

Capture管理対象サーバーへのドメイン構成を伝播する手順は次のとおりです。
  1. 管理対象サーバーのドメイン・ディレクトリと管理対象サーバーのapplicationsディレクトリのコピーを作成します。
  2. 次のpackコマンドをWCCHOST1で実行し、テンプレート・パックを作成します。
    cd ORACLE_COMMON_HOME/common/bin
    
    ./pack.sh -managed=true -domain=ASERVER_HOME -template=edgdomaintemplateExtCPT.jar -template_name=edgdomain_templateCPT
  3. 次のunpackコマンドをWCCHOST1で実行して、前の手順で作成したテンプレートをWLS_CPT1ドメイン・ディレクトリに伝幡します。
    cd ORACLE_COMMON_HOME/common/bin
    
    ./unpack.sh -domain=MSERVER_HOME -template=edgdomaintemplateExtCPT.jar -app_dir=APPLICATION_HOME -overwrite_domain=true
  4. 次のコマンドをWCCHOST1で実行し、手順1で作成したテンプレート・パックをWCCHOST2にコピーします。
    scp edgdomaintemplateCPT.jar oracle@WCCHOST2:ORACLE_COMMON_HOME/common/bin
  5. unpackコマンドをWCCHOST2で実行して、伝播されたテンプレートをWLS_CPT2ドメイン・ディレクトリに解凍します。
    cd ORACLE_COMMON_HOME/common/bin
    
    ./unpack.sh -domain=MSERVER_HOME -template=edgdomaintemplateExtCPT.jar -app_dir=APPLICATION_HOME -overwrite_domain=true
  6. ここまでの変更を有効にするために管理サーバーを再起動します。まずnmKillコマンドまたは管理コンソールで管理サーバーを停止し、次にnmStartコマンドで起動します。再起動の前に、管理コンソールを使用してドメイン内のすべての管理対象サーバーを停止します。続いて再起動後に、それらの管理対象サーバーを起動します。weblogicユーザーの資格証明を使用して管理コンソールにログインします。

15.4 Captureクラスタ用のOracle HTTP Serverの構成

WLS_CPT1およびWLS_CPT2管理対象サーバーを含むCPT_ClusterにOracle HTTP Serverをルーティングするには、WebLogicClusterパラメータをクラスタ内のノードのリストに設定する必要があります。

この項には次のトピックが含まれます

15.4.1 WLS_CPT管理対象サーバー用のOracle HTTP Serverの構成

WLS_CPT管理対象サーバー用にOracle HTTP Serverを構成する手順は次のとおりです。
  1. WEBHOST1およびWEBHOST2上の各Webサーバーで、ORACLE_INSTANCE/config/OHS/ohs1/moduleconf/wcc_vh.confおよびORACLE_INSTANCE/config/OHS/ohs2/moduleconf/wcc_vh.confファイルに次の行を追加します。
    #DC-Console
    <Location /dc-console>
       WebLogicCluster WCCHOST1:16400,WCCHOST2:16400
       WLSRequest ON
       WLCookieName JSESSIONID
       WLProxySSL ON
       WLProxySSLPassThrough ON
    </Location>
    
    #DC-Client
    <Location /dc-client>
       WebLogicCluster WCCHOST1:16400,WCCHOST2VHN316400
       WLSRequest ON
       WLCookieName JSESSIONID
       WLProxySSL ON
       WLProxySSLPassThrough ON
    </Location>
    
    
  2. WEBHOST1とWEBHOST2の両方でOracle HTTP Serverを起動します。
    ./stopComponent.sh ohsn 
    ./startComponent.sh ohsn

    WEBHOST1ではohs1 (n=1)を使用し、WEBHOST2ではohs2 (n=2)を使用します。

15.4.2 CaptureクラスタでのフロントエンドHTTPホストおよびポートの設定

CaptureクラスタのフロントエンドHTTPホストとポートを設定する手順は次のとおりです。
  1. WebLogic Server管理コンソールにログインします。
  2. 「チェンジ・センター」セクションに移動して、「ロックして編集」をクリックします。
  3. 左側の「ドメイン構造」ツリーの「環境」ノードを開きます。
  4. 「クラスタ」をクリックします。
  5. 「クラスタのサマリー」ページで、「CPT_Cluster」を選択します。
  6. 「HTTP」タブを開きます。
  7. 次の値を設定します。
    • フロントエンド・ホスト: wcc.example.com

    • フロントエンドHTTPSポート: 443

    • フロントエンドHTTPポート: 80

  8. 「保存」をクリックします。
  9. 管理コンソールの「チェンジ・センター」セクションで「変更のアクティブ化」をクリックします。
  10. サーバーを再起動して、クラスタ内のフロントエンド・ホスト・ディレクティブを有効にします。

15.4.3 ロード・バランサを介したアクセスの検証

URLを検証し、HTTP ServerからCPT_Clusterへのルーティングとフェイルオーバーが適切に機能していることを確認します。URLを検証する手順は次のとおりです。
  1. WLS_CPT2が稼動している状態で、WebLogic Server管理コンソールからWLS_CPT1を停止します。
  2. https://wcc.example.com/dc-consoleにアクセスし、正しく動作していることを確認します。(Captureサーバーが停止しているため、レポートやデータは取得できません。)
  3. WebLogic Server管理コンソールからWLS_CPT1を起動します。
  4. WebLogic Server管理コンソールでWLS_CPT2を停止します。
  5. https://wcc.example.com/dc-consoleにアクセスし、正しく動作していることを確認します。
  6. WebLogic Server管理コンソールからWLS_CPT2を起動します。