プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middlewareライフサイクル管理ツールによるOracle Fusion Middlewareの構成
リリース12c (12.2.1.1)
E77310-01
目次へ移動
目次

前
前へ
次
次へ

2 ライフサイクル管理ツールの開始

ライフサイクル管理ツールのチュートリアル、およびAPI JavaDocsを使用すると、ツールを初めて使用する際に役立ちます。

2.1 Fusion Middleware Oracleホームのライフサイクル管理ツールの特定

ライフサイクル管理ツールは、Oracle Fusion Middleware製品をインストールすると、Oracleホームに自動的にインストールされます。ファイルは、その目的とタイプに応じて、Oracleホーム内の様々なディレクトリに格納されます。

次の表に、ライフサイクル管理ツールの主要コンポーネントの一般的なFusion Middleware Oracleホーム内での場所を示します。

ファイルまたはコンポーネント 場所

Fusion Middlewareコンポーザ

ORACLE_HOME/oracle_common/bin/fmw-composer.sh

サポートしているライブラリ、アクション・フレームワークおよびAPI

ORACLE_HOME/oracle_common/modules/fmwplatform/

2.2 ライフサイクル管理ツールのチュートリアルの使用

ライフサイクル管理ツールに慣れる最も効率的な方法は、このガイドのチュートリアルを使用することです。

チュートリアルでは、Apache Groovy、サンプル・トポロジ・ファイルおよびサンプル・コードを使用して、単一ホスト上に基本的なOracle Fusion Middlewareをデプロイする方法を段階的に説明しています。ドメイン・トポロジは、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementのインストールと構成のOracle SOA Suite標準インストール・トポロジの理解で説明している標準インストール・トポロジに類似しています。

チュートリアルでは、次の実行方法の例が示されています。

  • Fusion Middlewareコンポーザでトポロジ・ファイルを開いて編集。

  • サンプル・コードを使用したOracleホームへのOracle SOA Suiteソフトウェアの追加、およびサンプル・トポロジのデプロイ。

  • create-domain標準アクションを起動するサンプルApache Groovyコードの確認。

チュートリアルを終了すると、使用中の環境にその概念を適用できます。

詳細は、チュートリアル: LCMツールを使用したOracle SOA Suiteのインストールと構成を参照してください。

2.3 コンポーザ使用時のヘルプの取得

Fusion Middlewareコンポーザの使用を開始すると、コンポーザの主要な各画面でオンライン・ヘルプを取得できます。この情報を使用すると、トポロジの各要素に対して設定する必要があるプロパティおよび属性に関して理解できます。

コンポーザ内から、次の複数の方法でヘルプを取得できます。

  • ヘルプ・メニューから、ライフサイクル管理ツール・ドキュメントの特定の場所にナビゲートできます。

    GUID-5EE97F21-0F78-4097-A77E-782B3DE45FAD-default.pngの説明が続きます。
    図GUID-5EE97F21-0F78-4097-A77E-782B3DE45FAD-default.pngの説明

  • トポロジ・ファイルを作成または開いた後で、ツールバーのヘルプ・アイコン 図のヘルプ・アイコン をクリックし、トポロジ内のオブジェクトをクリックして、トポロジ図の特定のオブジェクトに関するヘルプを取得します。

  • トポロジ図のホストや管理対象サーバーなどのオブジェクトを選択した後、そのオブジェクトに対して設定できるプロパティおよび属性に関する情報を取得するには、プロパティ・パネルでヘルプ・アイコン ヘルプ・アイコン をクリックできます。

  • トポロジに必要な不足している情報をすばやく処理するために検証ペインを使用する方法については、コンポーザ画面下部にある検証ペインでヘルプ・アイコン ヘルプ・アイコン をクリックします。

2.4 プロビジョニングAPI JavaDocsの使用

ライフサイクル管理ツールのプロビジョニングAPIは、各API用のJavaDocで説明されています。

環境に必要なJavaコードを開発するため、各APIに関する特定の情報についてはそのJavaDocを参照できます。さらに、ライフサイクル管理ツールのチュートリアルの一部として提供されているサンプル・コードを確認できます。

次のJavaDocsを使用できます。