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Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGate Studioのアップグレード
リリース12.2.1.1
E67085-01
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2 Oracle GoldenGate Studioのアップグレードの準備

アップグレードはサーバーが停止している間に実行されます。アップグレード前は通常、多くの時間を要します。次のアップグレード前タスクを完了することでアップグレードの計画を立てて環境を準備し、アップグレードを正常に終了して停止時間を抑えられるようにすることをお薦めします。

次のチェックリストを使用して、アップグレード前タスクを必ず完了してください。

2.1 アップグレード前チェックリスト

アップグレード前チェックリストでは、アップグレードが正常に終了して停止時間を抑えられるように、アップロードを開始する前に実行できるタスクを特定します。

アップロードは、サーバーが停止している間に実行されます。このチェックリストは、停止時間を抑えるために、アップグレード前に実行できる重要な(通常、多くの時間を要する)アップグレード前タスクを特定するように作成されています。アップグレード・プロセスを開始する前に実行できる準備が多いほど、オフライン状態に費やす時間が少なくなります。

注意:

実行するアップグレード前手順は、既存のシステムの構成、アップグレードするコンポーネント、アップグレードおよび構成プロセスが終了したときに作成する環境によって異なります。構成またはユースケースに適用するタスクのみを実行してください。

表2-1 Oracle Fusion Middleware 12cにアップグレードする前に実行するタスク

タスク 説明 ドキュメント

アップグレード前の環境の完全バックアップを作成します。

必須

アップグレードを開始する前に、システムに不可欠なファイルと、アップグレード対象となるスキーマが含まれるデータベースをすべてバックアップします。

アップグレードに失敗した場合、アップグレード前の環境をリストアし、アップグレードを再度開始する必要があります。

完全バックアップの作成

アップグレード・テスティング・プラットフォームとして使用するために、本番環境のクローンを作成します。

任意

システム・ファイルの完全バックアップの作成に加えて、本番環境のクローンを作成することをお薦めします。この環境を使用してアップグレードをテストできます。

テスト用の本番環境のクローニング

サポートされているハードウェア構成とソフトウェア構成で製品をインストールおよびアップグレードしていることを確認します。

注意: サポートされている最新のオペレーティング・システムを使用できない場合は、アップグレードしないでください。サポートされているすべての構成と同様に、この要件に従わない場合、アップグレードに失敗する可能性があります。

必須

ハードウェア構成とソフトウェア構成(オペレーティング・システムを含む)が動作保証および要件に関する最新のドキュメントでサポートされていることを確認します。

動作保証要件は頻繁に更新されるため、アップグレードを開始する直前にこの情報を確認することをお薦めします。

アップグレードする前に、必ず最新のパッチをコンポーネントに適用しておきます。

動作保証要件とシステム要件の確認

アップグレードする前に、古いデータや使用されていないデータをすべてパージします。

任意

パフォーマンスを最適化するために、アップグレードされた環境で使用しないデータおよびオブジェクトをパージすることを検討します。

使用していないデータのパージ

Oracle Databaseユーザーのみ: エディションベース再定義(EBR)対応のスキーマをアップグレードする前に、データベース・サーバーに接続し、12c (12.2.1.1)用のエディションをデータベース・サーバーで作成する必要があります。 必須

エディションベース再定義(EBR)データベースを使用している場合は、アップグレードを開始する前にエディションを作成する必要があります。
サーバーでのエディションベース再定義用のエディションの作成
SYSDBA以外のユーザー'FMW'を作成し、アップグレード・アシスタントをSYSDBAとして実行することを回避します。

任意

アップグレード・アシスタントを実行するために、アップグレード・アシスタントで必要な権限のみを持つSYSDBA以外のユーザー'FMW'を作成することをお薦めします。

アップグレード・アシスタントを実行するSYSDBA以外のユーザーの作成

2.2 完全バックアップの作成

新しい1212c (12.2.1.1)ディストリビューションをインストールして既存のOracle Fusion Middlewareデプロイメントのアップグレードを開始する前に、必ずシステムに不可欠なファイルをすべて(Oracle Fusion Middlewareスキーマをホストするデータベースもすべて含む)バックアップしておきます。

スキーマのアップグレードを実行する前にデータベースの完全バックアップを実行することは、アップグレード・アシスタントを実行するための前提条件です。アップグレード・アシスタントの前提条件のGUI画面で、実際のアップグレードを続行する前に、バックアップを実行したか確認を要求されます。

詳細は、Oracle Fusion Middleware環境のバックアップおよび12cのためのOracle Databaseのアップグレードおよび準備を参照してください。

注意:

システム・バックアップには、SYSTEM.SCHEMA_VERSION_REGISTRY$表を含める必要があります。

2.2.1 スキーマ・バージョン・レジストリ表のバックアップ

システム・バックアップには、SYSTEM.SCHEMA_VERSION_REGISTRY$表を含める必要があります。

SYSTEM.SCHEMA_VERSION_REGISTRY$表には、Fusion Middlewareスキーマごとに1行含まれています。アップグレード・アシスタントを実行して既存のスキーマを更新し、失敗した場合、再試行するには元のスキーマをリストアする必要があります。アップグレード・アシスタントを実行する前に、必ず既存のデータベース・スキーマをバックアップします。

注意:

スキーマのアップグレードを実行する前にこのようなバックアップを実行することは、アップグレード・アシスタントを実行するための前提条件です。アップグレード・アシスタントの前提条件のGUI画面で、実際のアップグレードを続行する前に、バックアップを実行したか確認を要求されます。

2.3 テスト用の本番環境のクローニング

実際の本番環境のコピーを作成し、クローン環境をアップグレードしてアップグレード後のコンポーネントが想定どおりに動作するか検証した後に(初めて)本番環境をアップグレードすることをお薦めします。

アップグレードを元に戻すことはできません。ほとんどの場合、エラーが発生すると、アップグレードを中止してバックアップから環境全体をリストアし、初めからアップグレード・プロセスを開始する必要があります。開発環境で発生する可能性のあるアップグレード問題を特定すると、不要な停止時間を省くことができます。

注意:

すべてのコンポーネントおよびオペレーティング・システムに関するクローニング手順を説明することは、このドキュメントの範囲を超えています。クローニング手順は、コンポーネントおよびオペレーティング・システムに固有のものです。大まかに言えば、アップグレード前のバージョンのコンポーネント・ドメインをテスト・マシンにインストールし、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用して必要なスキーマを作成してから、アップグレードを実行します。
クローン本番環境でアップグレードを実行する他のメリットには、次が挙げられます。
  • アップグレード問題を明らかにして修正する。

  • アップグレードを始めから終わりまで完了する練習をする。

  • アップグレードのパフォーマンスとパージ・スクリプトがどの程度役立つかを把握する。

  • アップグレードの完了に必要な時間を把握する。

  • データベース・リソースの使用状況(一時表領域、PGAなど)を把握する。

注意:

クローン本番環境でアップグレード前の準備状況チェックを実行し、データに関して発生する可能性があるアップグレード問題を容易に特定できますが、確実にアップグレードに成功するためにはクローン環境で完全テスト・アップグレードを実行する必要があります。

2.4 動作保証要件とシステム要件の確認

動作保証マトリックスとシステム要件に関するドキュメントを併用して、現在の環境が必要なインストール要件を満たしていることを確認する必要があります。

注意:

動作保証、システム要件および相互運用性に関する情報を確認する際、特に32ビットまたは64ビットのシステム要件について確認してください。32ビットまたは64ビットの環境専用に設計されたソフトウェアを明示的にダウンロードすることは重要です。

警告:

アップグレードを開始する前に、現在の環境にパッチが適用され最新のパッチ・セットになっていることを確認します。動作保証は、特に指定のないかぎり、パッチがすべて適用された環境に基づいています。

2.4.1 現在の環境が動作保証要件を満たしていることの確認

オラクル社では、動作保証されたシステムおよび環境すべてで製品のパフォーマンスをテストおよび検証しています。サポートされているハードウェアまたはソフトウェア構成で製品をインストールしていることを確認します

新しい動作保証情報が発生するたびに、適切な動作保証に関するドキュメントにすぐに追加されます。新しい動作保証情報は常に発生する可能性があるため、動作保証ドキュメントはドキュメント・ライブラリの外部に保持され、Oracle Technology Networkで利用できます。詳細は、12c (12.2.1.1)の動作保証マトリックスを参照してください。

2.4.2 システム要件と仕様の確認

ディスク容量、使用可能なメモリー、特定のプラットフォームのパッケージおよびパッチ、その他のオペレーティング・システム固有の項目など、システム要件が満たされていることを確認することは重要です。

Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様に関するドキュメントを使用して、動作保証要件を満たしていることを確認してください。たとえば、使用している製品が64ビットのOracle Linux 7上でのインストールで動作保証されていると動作保証に関するドキュメントに記載されている場合、このドキュメントを使用してそのOracle Linux 7システムが、ディスク容量、使用可能なメモリー、特定のプラットフォームのパッケージおよびパッチ、その他のオペレーティング・システム固有の項目など、必要な最小仕様を満たしていることを確認する必要があります。このドキュメントは必要に応じて更新され、ドキュメント・ライブラリには含まれません。最新のバージョンはOracle Technology Networkから入手できます。

Oracle Fusion Middleware 12cのインストールおよびアップグレードに関するシステム要件の詳細は、システム要件と仕様の確認を参照してください。

注意:

アップグレードのための準備で、Oracle Fusion Middlewareリリース12cソフトウェアをインストールする際は、既存のアップグレード前のOracle Fusion Middlewareソフトウェアをインストールして構成するために使用したのと同じユーザー・アカウントを使用する必要があります。UNIXオペレーティング・システムでは、これにより、適切な所有者およびグループが新しいOracle Fusion Middleware 12cのファイルおよびディレクトリに確実に適用されます。

2.4.3 Oracle Fusion Middlewareをホストするデータベースがサポートされていることの確認

Oracle Fusion Middleware 12cを実行する前に、サポートされているOracleデータベースを必要なスキーマで構成しておく必要があります。

アップグレード時にOracle Databaseの要件を理解していること、また、Oracle Fusion Middlewareをホストするデータベースがサポートされていることを確認し、アップグレードを実行するのに十分な空き領域を確保していることを前提としています。詳細は、12c (12.2.1.1)の動作保証マトリックスを参照してください。

2.4.4 JDKがこのリリースのOracle Fusion Middlewareで動作保証されていることの確認

汎用インストーラを使用してOracle Fusion Middleware製品をインストールするには、サポートされているJDKをシステムにダウンロードしてインストールする必要があります。

このドキュメントが公開された時点で、動作保証されたJDKは1.8.0_51です。

必要なJDKをダウンロードするには、ブラウザを使用して次のURLにアクセスし、Java SE JDKをダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

JDKは、必ずOracleホーム以外にインストールしてください。Oracle Universal Installerでは、指定されたOracleホーム・ディレクトリが空であることを検証するため、空のディレクトリを指定するまでインストールは先に進みません。Oracleホームの下にJDKをインストールすると、その後の操作で問題が発生することがあります。したがって、JDKは/home/oracle/products/jdkディレクトリにインストールすることをお薦めします。

汎用インストーラとプラットフォーム固有のインストーラとの相違点の詳細は、Oracle Fusion Middlewareダウンロード、インストール、構成のREADMEファイルの汎用ディストリビューションとプラットフォーム固有のディストリビューションとの違いに関する項を参照してください。

2.5 使用していないデータのパージ

アップグレード前に使用していないデータをパージし、パージ手順を整えておくと、アップグレード・プロセスを最適化できます。

注意:

大量のデータをパージする必要がある場合は、表のパーティション化またはその他のデータ最適化方法の採用を検討してください。スクリプトを使用した大量データの削除はパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。パージおよびパーティション化の方法の開発およびデータベース増分管理戦略の策定を参照してください。

コンポーネントによっては、自動化されたパージ・スクリプトが付属しています。パージ・スクリプトを使用している場合は、パージが完了するまで待機してからアップグレード・プロセスを開始します。アップグレード・アシスタントを使用してスキーマをアップグレードしている間に、パージ・スクリプトが実行されていると、アップグレードが失敗する可能性があります。

2.6 サーバーでのエディションベース再定義用のエディションの作成

エディションベース再定義(EBR)対応のスキーマをアップグレードする前に、データベース・サーバーに接続し、12c用のエディションをデータベース・サーバーで作成する必要があります。

エディションベース再定義を使用すると、アプリケーションが使用中でも、アプリケーションのデータベース・オブジェクトをアップグレードできるようになるため、停止時間をゼロまたは最小限に抑えることができます。これを実現するには、エディションと呼ばれるプライベート環境でデータベース・オブジェクトを変更(再定義)します。すべての変更が加えられ、テストが完了している場合にのみ、アプリケーションの新しいバージョンをユーザーが使用できるようにします。

注意:

このタスクは、DBA権限を持つOracle Databaseユーザーが実行する必要があります。

エディションベース再定義(EBR)対応のスキーマをアップグレードする前に、データベース・サーバーに接続し、12c用のエディションをデータベース・サーバーで作成する必要があります。12c用の新しいエディションは、既存の11gまたは12cのエディションの子である必要があります。

データベース・サーバーでエディションを作成するには、SYSユーザー(またはDBA権限を持つ別のOracleユーザー)としてログインして次のコマンドを入力します。

create edition Oracle_FMW_12_2_1 as child of Oracle_FMW_11_1_1_7_0;

Oracle_FMW_11_1_1_7_0は、11.1.1.7スキーマの作成時にRCU 11.1.1.7で指定したサンプルのエディション名です。必ずエディションの作成時に使用した実際の名前を指定してください。

エディションが正常に作成されると、次のメッセージが表示されます。

Edition created.

アップグレード中、再構成ウィザードを起動して既存のドメインを再構成するように求められます。再構成ウィザードの実行前に、データベースのデフォルト・エディションを指定する必要があります。次のSQLを使用して、データベースのデフォルト・エディション名を手動で設定します。

ALTER DATABASE DEFAULT EDITION = Oracle_FMW_12_2_1;

2.7 アップグレード・アシスタントを実行するSYSDBA以外のユーザーの作成

アップグレード・アシスタントを実行するために、FMWというSYSDBA以外のユーザーを作成することをお薦めします。FMWユーザーには、スキーマの変更に必要な権限がありますが、管理者権限をすべて持っているわけではありません。

SYSDBAは管理権限であり、データベースの作成、起動、停止、バックアップまたはリカバリなどの高レベルの管理操作を実行するために必要となります。SYSDBAシステム権限は、全権限を持つデータベース管理者のためのものです。SYSDBA権限で接続する場合、デフォルト・スキーマには接続しますが、一般にユーザー名に関連付けられたスキーマには接続しません。SYSDBAの場合、そのスキーマはSYSです。デフォルト・スキーマへのアクセス権は非常に強力な権限になる可能性があります。たとえば、ユーザーSYSとして接続すると、データ・ディクショナリ表に対して無制限の権限を保有します。したがって、スキーマをアップグレードするためにSYSDBA以外のユーザーを作成することをお薦めします。このトピックで示した権限は、アップグレード・アシスタントを起動する前に付与する必要があります。

注意:

v$xatrans$表は、デフォルトでは存在しません。ユーザーの作成前に、XAVIEW.SQLスクリプトを実行してこの表を作成する必要があります。さらに、Oracle Identity Managerについてのみ、v$xatrans$表での権限付与が必要です。構成にOracle Identity Managerが必要ない場合またはv$xatrans$表がない場合は、スクリプトから次の行を削除します。
   grant select on v$xatrans$ to FMW with grant option;
次の例では、welcome1がパスワードです。権限を付与する際には、必ず実際のパスワードを指定してください。
create user FMW identified by welcome1;
grant dba to FMW;
grant execute on DBMS_LOB to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_OUTPUT to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_STATS to FMW with grant option;
grant execute on sys.dbms_aqadm to FMW with grant option;
grant execute on sys.dbms_aqin to FMW with grant option;
grant execute on sys.dbms_aqjms to FMW with grant option;
grant execute on sys.dbms_aq to FMW with grant option;
grant execute on utl_file to FMW with grant option;
grant execute on dbms_lock to FMW with grant option;
grant select on sys.V_$INSTANCE to FMW with grant option;
grant select on sys.GV_$INSTANCE to FMW with grant option;
grant select on sys.V_$SESSION to FMW with grant option;
grant select on sys.GV_$SESSION to FMW with grant option;
grant select on dba_scheduler_jobs to FMW with grant option;
grant select on dba_scheduler_job_run_details to FMW with grant option;
grant select on dba_scheduler_running_jobs to FMW with grant option;
grant select on dba_aq_agents to FMW with grant option;
grant execute on sys.DBMS_SHARED_POOL to FMW with grant option;
grant select on dba_2pc_pending to FMW with grant option;
grant select on dba_pending_transactions to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_FLASHBACK to FMW with grant option;
grant execute on dbms_crypto to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_REPUTIL to FMW with grant option;
grant execute on dbms_job to FMW with grant option;
grant select on pending_trans$ to FMW with grant option;
grant select on dba_scheduler_job_classes to fmw with grant option;
grant select on SYS.DBA_DATA_FILES to FMW with grant option;
grant select on SYS.V_$ASM_DISKGROUP to FMW with grant option;
grant select on v$xatrans$ to FMW with grant option;
grant execute on sys.dbms_system to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_SCHEDULER to FMW with grant option;
grant select on dba_data_files to FMW with grant option;
grant execute on UTL_RAW to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_XMLDOM to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_APPLICATION_INFO to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_UTILITY to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_SESSION to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_METADATA to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_XMLGEN to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_DATAPUMP to FMW with grant option;
grant execute on DBMS_MVIEW to FMW with grant option;
grant select on ALL_ENCRYPTED_COLUMNS to FMW with grant option;
grant select on dba_queue_subscribers to FMW with grant option; 
grant execute on SYS.DBMS_ASSERT to FMW with grant option;

注意:

Oracle Database 11.2.0.3のデータベース・ユーザーのみ: アップグレードを開始する前に、Oracle Patch 13036331を適用する必要があります。My Oracle Supportにアクセスしてパッチをダウンロードします。

このパッチを適用しない場合、一部のスキーマについて追加で権限を付与する必要があります。