| Oracle® Fusion Middleware Oracle GoldenGate Studioのアップグレード リリース12.2.1.1 E67085-01 |
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注意:
Fusion Middlewareのアップグレード・プランニングとその他のアップグレードの概念およびリソースに関する一般な情報は、Oracle Fusion Middlewareのアップグレードのプランニングの次の各項を参照してください。Oracle Fusion Middleware 12cへのアップグレードのプランニング
インプレース・アップグレードとアウトオブプレース・アップグレードの理解
基本的な12cのアップグレード・タスクの理解
この章の各トピックを確認し、アップグレードについての理解を深め、準備してください。この章には次のトピックが含まれます:
Oracle GoldenGate Studioはスタンドアロン製品です。12.2.1.0.0から12.2.1.1.0へのOracle GoldenGate Studioのアップグレードは、アップグレード・アシスタントによって実行されるインプレース・アップグレードです。12.2.1.1.0製品ディストリビューションを新しいOracleホームにインストールしてから、アップグレード・アシスタントを使用して12.2.1.0.0スキーマおよびセキュリティ・メタデータをアップグレードする必要があります。Oracle GoldenGate Studio 12.2.1.1.0には、アップグレードされたリポジトリが必要です。12.2.1.0.0のリポジトリを使用しても機能しません。
注意:
既存の12.2.1.0.0の本番環境は、アップグレード・プロセスによる影響を受けません。12.2.1.1.0システムを公開する準備ができるまで、12.2.1.0.0システムを引き続き使用できます。プロセス・フローに、大まかなアップグレード手順とOracle GoldenGate Studio (OGS) 12.2.1.1.0へのアップグレードに使用するツールを示します。
図1-1 Oracle GoldenGate Studioアップグレード・プロセス・フロー
Oracle GoldenGate Studioリリース12.2.1.1.0にアップグレードするための大まかなアップグレード手順を示すフローチャート。
表1-1 Oracle GoldenGate Studioの大まかなアップグレード手順
| 手順番号 | 重要度(必須、条件付き、任意) | タスク | 説明 | 実行者(ロール) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 任意 | OGGST 12.2.1.1.0へのアップグレード方法に影響を及ぼす可能性がある相互運用性および互換性の要素を把握します。 | サポートされているOracle Fusion Middleware構成でバージョンが同じまたは異なる複数のOracle Fusion Middleware製品がどのように連携(相互運用)しているかを理解することは重要です。 相互運用性および互換性の詳細は、Oracle Fusion Middleware相互運用性および互換性の理解を参照してください。 |
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| 2 | 必須 | 既存の環境をバックアップします。 | リポジトリがインプレースでアップグレードされるため、アップグレード前に既存の環境をバックアップすることは重要です。バックアップにより、アップグレードに失敗した場合やアップグレードの結果に満足できない場合にアップグレード前の環境をリストアすることが可能になります。 |
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| 3 | 必須 | アップグレード前タスクを完了します。 | アップグレード前タスクには、本番環境のクローニング、システム要件および動作保証の確認、使用していないデータのパージ、SYSDBA以外のユーザーの作成などがあります。 アップグレード前タスクの詳細なリストは、Oracle GoldenGate Studioのアップグレードの準備を参照してください。 |
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| 4 | 必須 | 12.2.1.1.0 Oracle GoldenGate Studioディストリビューションをダウンロードしてインストールします。 | OGGSTをインストールするには、Oracle GoldenGate Studioリリース12.2.1.1のインストールで説明されている手順に従ってください。 |
SYSDBA以外のユーザー。 |
| 6 | 必須 | 12.2.1.0リポジトリへの接続を停止します。 | アップグレード・プロセスを開始する前に、12.2.1.0リポジトリへの接続を停止します。 ただし、データベース(RDBMS)は稼働した状態のままにします。 |
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| 7 | 必須 | アップグレード・アシスタントを使用して12.2.1.0.0スキーマをアップグレードします。 | 12.2.1.0.0のインストール時に作成したスキーマは12.2.1.1.0でサポートされます。したがって、スキーマを再作成する必要はありません。 アップグレード・アシスタントを使用してリポジトリ・スキーマをすべてアップグレードする必要があります。詳細な手順は、アップグレード・アシスタントによるスキーマのアップグレードを参照してください。 |
SYSDBA以外のユーザー。 |
| 10 | 必須 | 12.2.1.1.0リポジトリに接続します。 | アップグレード・プロセスは完了です。これで、12.2.1.1.0 OGGSTリポジトリに接続できます。 |
SYSDBA以外のユーザー。 |
| 11 | 必須 | アップグレードを検証します。 | 12.2.1.0.0環境と12.2.1.1.0環境を比較し、新しくアップグレードされた環境でデータおよび構成の設定が一致していることを確認することは重要です。 |
Oracle GoldenGate Studio 12.2.1.0.0は最初のリリースです。Oracle GoldenGate Studio 12c (12.2.1.0.0)からにOracle GoldenGate Studio 12c (12.2.1.1)にアップグレードできます。
このガイドのアップグレード手順では、既存のOracle GoldenGate Studio 12.2.1.0.0のリポジトリ・スキーマをOracle GoldenGate Studio 12.2.1.1にアップグレードする方法を説明します。
単一のサポートされているOracle Fusion Middleware構成で同じまたは異なるバージョンのOracle Fusion Middleware製品を複数使用している場合、アップグレードを計画する前に、相互運用性および互換性の要素を検討する必要があります。
相互運用性
Oracle Fusion Middleware製品のコンテキストでは、相互運用性とは、サポートされているOracle Fusion Middleware構成で同じバージョン(またはリリース)の2つのOracle Fusion Middleware製品またはコンポーネントが連携(相互運用)する機能と定義されています。厳密には、リリース番号またはバージョン番号の最初の4桁が同じ場合に、相互運用性が適用されます。たとえば、Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.0)のコンポーネントは通常、他の12c (12.2.1.0)のコンポーネントと相互運用できます。
互換性
Oracle Fusion Middleware製品のコンテキストでは、互換性とは、異なるバージョン(またはリリース)の2つのOracle Fusion Middlewareコンポーネントが相互運用する機能と定義されています。
Oracle Fusion Middlewareリリース12.2.1.1で使用可能な製品および機能のリストは、Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.1)で使用できる製品および機能を参照してください。相互運用性および互換性に関する考慮事項の詳細は、相互運用性および互換性の理解を参照してください。
