他のユーザーが改訂できないように、ドキュメントをロックするためにチェックアウトします。1つのファイルをチェックアウトできるのは一度に1人のユーザーのみですが、ドキュメントがチェックアウトされている場合でも、複数のユーザーが引き続きリリース済のドキュメントを表示できます。ドキュメントを再度改訂できるようにするには、ドキュメントをチェックアウトした後に、新しいリビジョンをチェックインするか、チェックアウトを取り消す必要があります。ドキュメントのチェックアウトまたはリビジョンのチェックインには、そのドキュメントに対する書込み権限が必要です。チェックアウトを取り消すには、ドキュメントをチェックアウトした本人であるか、そのドキュメントに対して管理者権限を持っている必要があります。
変更中にロックするために、ドキュメントをチェックアウトします。ドキュメントをチェックアウトするには、ドキュメントを選択してから「ドキュメントの検索」ページまたは「ドキュメントの表示」ページの「その他」メニューから「チェックアウト」を選択するか、「ドキュメントの検索」ページのコンテキスト・メニューから「チェックアウト」を選択します。
ドキュメントがチェックアウトされておらず、この機能を使用できるアプリケーションがある場合は、ドキュメントをチェックアウトしてアプリケーション内で開いて編集できます。アプリケーションは、WebDAV準拠で、ネイティブ・ファイル・フォーマットを編集できる必要があります。アプリケーションがWebDAV準拠かどうかが不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。この機能の使用方法の詳細は、「「チェックアウトして開く」の使用」を参照してください。
ドキュメントをチェックアウトして編集するには、次の手順を実行します。
ファイル・システムにバージョンをコピーするために、ドキュメントをダウンロードします。コピーは、ネイティブ・ファイル・バージョン、Web表示可能レンディションまたは注釈付きベージョンのいずれかになります。ドキュメントをダウンロードするには、読取り権限が必要です。
ドキュメントをダウンロードする理由には、次のものがあります。
チェックアウト後にドキュメントを編集するため
別のユーザーにコピーを送信するため
たとえば外出時などのOracle WebCenter Contentに接続していないときにドキュメントを確認するため
異なるリビジョンを比較するため
注釈付きのドキュメントのダウンロードの詳細は、「注釈付きドキュメントをダウンロードするにはどのようにするのですか。」を参照してください。
Oracle WebCenter Content: Desktopでは、標準のMicrosoft Windowsファイル・システムまたはOutlookやWordといったMicrosoft Office製品を介して、Oracle WebCenterにすばやくアクセスできます。Oracle WebCenter Content: Desktopに統合されている場合、ファイルは、デスクトップ・アプリケーションを介して自動的にチェックアウトおよびダウンロードされます。Oracle WebCenter Contentで使用可能なすべての機能の使用方法の詳細は、『Oracle WebCenter Content: Desktopの使用』を参照してください。