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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用
12c (12.2.1.1)
E77298-02
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27 カレンダおよびイベントの使用

この章では、イベントで提供される機能について説明します。イベントは、会議、予定、その他の種類のイベントをスケジュールするために使用できるカレンダを提供します。また、イベントを使用して、ホーム・ポータルにユーザー個人のMicrosoft Exchangeカレンダを表示することもできます。 ホーム・ポータル・カレンダの上にポータル・カレンダを重ねることで、スケジュール全体を1箇所に表示できます。

この章の内容は次のとおりです。

権限

この章は、カレンダおよびイベント機能を使用してイベントのスケジュールおよび追跡を行うWebCenter Portalユーザーを対象としています。ただし、イベントに関する次の高度な権限の1つまたは複数が設定されていると、いくつかのタスクを実行できない可能性があります。

  • Create, Edit, and Delete Events

  • View Events

注意:

この章で説明する各タスクは、イベントが有効化および公開されていない場合は使用できません。ポータル・マネージャが、イベントを追加および構成します(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータルへのカレンダおよびイベントの追加に関する項を参照)。

27.1 イベントについて

イベントには、予定、会議、プレゼンテーションなどが含まれます。 WebCenter Portalには、2種類のイベントがあります。

  • 個人イベントは、特定のポータルに関連していないイベントです。これには、病院や歯医者の予約、友だちとの昼食の約束などが含まれます。

    個人イベントはMicrosoft Exchangeカレンダから取得され、Exchangeカレンダにログインしているユーザーに対してのみ、ホーム・ポータルのページのイベント・ビューアに表示されます。個人カレンダのイベントの表示については、「イベントの表示場所」を参照してください。

  • ポータル・イベントは、特定のポータルに関連しているイベントです。これには週に一度の会議、プレゼンテーション、または顧客訪問などが含まれます。

    ポータル・イベントは、ポータルのすべてのメンバーに対して、このポータル専用の「イベント」ページ(またはコンソール)に、またはこのポータルのページにあるイベント・ビューアに表示されます。

    すべてのポータル・メンバーに「イベント」ページを公開するには、ポータル・マネージャがポータル・ナビゲーションにページ・リンクを追加する必要があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ナビゲーションへの既存のページの追加に関する項を参照)。ポータル・ナビゲーションに表示するページについては、そのページの「可視性」チェック・ボックスも選択する必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替えに関する項を参照してください。

    .必要なレベルの権限を持つメンバーは、イベントのスケジュール設定や更新を行うことができます。

    注意:

    ポータルでデフォルトのユーザー・ロールが使用されている場合、イベントの作成に必要な権限はポータル・マネージャ・ロールに含まれています。ポータル・マネージャはすべてのイベントを管理できます。

27.1.1 カレンダのオーバーレイ

ホーム・ポータルに個人イベントを表示するだけではなく、選択したポータルポータル・イベントも1箇所にまとめて表示できます。これは、カレンダへのオーバーレイと呼ばれます。これにより、重要なイベントをすべて1つの場所、つまりホーム・ポータルで使用できるようになります。

ポータルに「イベント」ページ(またはコンソール)が追加されている場合は、それにイベントも追加できます。ただし、個人イベントはホーム・ポータルでのみ表示できます。

カレンダ・オーバーレイが有効または無効な場合のイベントの表示の詳細は、「イベントの表示場所」を参照してください。

注意:

Microsoft Exchangeカレンダの個人イベントを表示するには、アプリケーション・スペシャリストまたはポータル・マネージャによってカレンダ・オーバーレイが有効化され、None以外の値に設定されている必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のカレンダ・オーバーレイの有効化に関する項を参照してください。

27.1.2 イベントの表示場所

ポータルには、イベントを確認できる様々な場所が用意されています。

  • イベントが有効化されているまたはポータル・テンプレートに含まれているすべてのポータルには「イベント」ページ(またはコンソール)があり、このページの表示と非表示を切り替えることができます。ポータル・マネージャはイベント・ビューアへのリンクを提供したり、ポータル・ナビゲーションに「イベント」ページを追加することができます。ポータル・ナビゲーションに追加されたら、ポータル・メンバーは「イベント」ページを使用して、イベントにアクセスできます。また、ポータル・マネージャは、「表示可能」プロパティの選択を解除して「イベント」ページを非表示にすることもできます。図27-1は、イベント・ページまたはコンソールのポータル・イベントを示しています。

    図27-1 「イベント」ページのイベント

    図27-1の説明が続きます
    「図27-1 イベント・ページのイベント」の説明
  • ポータル・マネージャがポータルのページにイベント・ビューアを追加している場合は、ポータル・ナビゲーションからこれを表示できます。図27-2は、ポータルの別のページのイベントを示しています。

    注意:

    個人イベントはホーム・ポータルでのみ確認できます。

    図27-2 ポータル・ページのイベント

    図27-2の説明が続きます
    「図27-2 ポータル・ページのイベント」の説明
  • ポータル・マネージャは、ホーム・ポータルのページへのイベントの追加、そのページの表示、および参加者へのそのページへのアクセスの付与を行うことができます。ホーム・ポータルでは、イベント・ビューアには当初、個人カレンダのイベントのカレンダは表示されません。「個人カレンダにログイン」をクリックする必要があります。図27-3は、カレンダ・オーバーレイが無効な場合の、ホーム・ポータルのページのイベント・ビューを示しています。

    図27-3 ログイン前のホーム・ポータルのイベント・ビューア(カレンダ・オーバーレイが無効)

    図27-3の説明が続きます
    「図27-3 ログイン前のホーム・ポータルのイベント・ビューア(カレンダ・オーバーレイが無効)」の説明

    関連項目:

    Microsoft Exchangeカレンダへのログインの詳細は、「個人イベントへのアクセス」を参照してください。

    Microsoft Exchangeカレンダを使用していない場合、またはホーム・ポータルに個人イベントは表示したくないが、ポータル・イベントは表示したいという場合は、ポータル・マネージャにカレンダ・オーバーレイの有効化を依頼します。図27-4 に示すように、ポータル・イベントも表示できます。

    図27-4は、カレンダ・オーバーレイが有効な場合の、ホーム・ポータルのイベントを示しています。

    図27-4 ログイン前のホーム・ポータルのイベント・ビューア(カレンダ・オーバーレイが有効)

    図27-4の説明が続きます
    「図27-4 ログイン前のホーム・ポータルのイベント・ビューア(カレンダ・オーバーレイが有効)」の説明

    カレンダ・オーバーレイが有効な場合は、「個人イベント」(図27-4)をクリックして「個人カレンダにログイン」を表示し、「続行」(図27-5)をクリックします。

    図27-5 カレンダ・オーバーレイが有効な場合のホーム・ポータルのイベント

    図27-5の説明が続きます
    「図27-5 カレンダ・オーバーレイが有効な場合のホーム・ポータルのイベント」の説明

    注意:

    Microsoft Exchangeカレンダの個人イベントを表示するには、ポータル・マネージャによってカレンダ・オーバーレイが有効化され、None以外の値に設定されている必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のカレンダ・オーバーレイの有効化に関する項を参照してください。

27.1.3 カレンダ・イベントと他の機能の統合

イベント機能では、リンクとの密接な統合によって、他のWebCenter Portalアセットとイベントを関連付けることができます。リンク機能により、ドキュメント、ノート、お知らせ、ディスカッションおよびURLをイベントに関連付けることができるようになります。イベントからリンクを作成するには、目的のイベントを編集し、「リンク」アイコンをクリックします。詳細は、「リンク機能の使用」を参照してください。

イベントを使用して、ポータルのイベントに関する電子メールをポータルのメンバーに送信することもできます。イベントから電子メールを送信するには、目的のイベントを編集し、「メールの送信」アイコンをクリックします。メール機能の使用の詳細は、「「メールの送信」機能について」を参照してください。

27.2 イベントの使用

イベントには、予定、会議、プレゼンテーションなどが含まれます。WebCenter Portalは、個人イベントおよびポータル・イベントを表示するために、2種類のイベント・ビューを用意しています。

  • 「イベント」ビューは、十分な機能を備えたカレンダを提供します。このカレンダでは、様々なレイアウトでイベントを表示するだけでなく、イベントを作成、管理したり、複数のカレンダからイベントを集めて表示したりすることもできます。

  • 「イベント - ミニ・ビュー」は、イベントをリストとして、よりコンパクトなビューに表示します。これから行われるイベントを表示したり、既存のイベントを編集したりすることができます。このビューでは、新規イベントは作成できません。イベントに関する情報を提供したいが、完全なカレンダを表示できるほどのスペースがページにはないという場合に便利です。

注意:

次の項の手順は、個人イベントとポータル・イベントの両方で使用できます。違いがある場合は、その旨、記載します。

この項には次のトピックが含まれます:

27.2.1 個人イベントへのアクセス

WebCenter Portalの外部で、特定のポータルと関連していない個人イベントのカレンダを保持できます。このカレンダとしてMicrosoft Exchange Serverを使用している場合、ホーム・ポータルに個人イベントを取り込むことができます。これにより、すべてのカレンダ情報を1箇所にとどめ、日々の予定を立てやすくすることができます。

個人イベントはホーム・ポータルで確認できます。また、個人イベントを編集または削除したり、Exchangeカレンダにプッシュされた新しい個人イベントを作成することも可能です。

注意:

ポータル・マネージャは、イベントを表示するページをホーム・ポータルに設定できます。このページで、ユーザーは自分の個人イベントを表示できます。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のホーム・ポータルのページでのイベントの表示に関する項を参照してください。

ポータル・マネージャは、イベント・ビューを設定する際、カレンダ・オーバーレイを有効化して、ホーム・ポータルで個人イベントの横にポータル・イベントも表示するようにできます。ポータル・イベントの横に個人カレンダ・イベントを表示できますが、ポータル・イベントをExchangeカレンダにプッシュすることはできません。カレンダ・オーバーレイの詳細は、「カレンダのオーバーレイ」を参照してください。

個人イベントにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. ポータルホーム・ポータルに移動し、個人イベントが含まれるページに移動します(図27-3を参照)。
  2. 「個人カレンダにログイン」をクリックします(図27-6)。

    ホーム・ポータルでは、イベント・ビューには当初、個人カレンダのイベントのカレンダは表示されません。その代わり、個人カレンダにログインするためのリンクが表示されます(図27-6)。

    注意:

    「個人カレンダにログイン」ではなく「再試行」リンクが表示されている場合、Microsoft Exchange Serverへの接続に問題があります。システム管理者に連絡してください。

    図27-6 ログイン前のホーム・ポータルのイベント・ビュー(カレンダ・オーバーレイが無効)

    図27-6の説明が続きます
    「図27-6 ログイン前のホーム・ポータルのイベント・ビュー(カレンダ・オーバーレイが無効)」の説明

    Microsoft Exchangeカレンダを使用していない場合、またはホーム・ポータルに個人イベントは表示したくないが、ポータル・イベントは表示したいという場合、ポータル・マネージャはカレンダ・オーバーレイを有効化できます(「カレンダのオーバーレイ」を参照)。「個人イベント」(図27-7)をクリックし、「続行」(図27-8)をクリックします。

    図27-7 ホーム・ポータルのページの「個人イベント」リンク

    図27-7の説明が続きます
    「図27-7 ホーム・ポータルのページの「個人イベント」リンク」の説明

    図27-8 ホーム・ポータルのページのイベント・ビュー(カレンダ・オーバーレイが有効)

    図27-8の説明が続きます
    「図27-8 ホーム・ポータルのページのイベント・ビュー(カレンダ・オーバーレイが有効)」の説明
  3. 表示される「外部アプリケーション・ログイン」ダイアログで、Microsoft Exchangeログイン資格証明を入力し、「OK」をクリックします。

    注意:

    「外部アプリケーション・ログイン」ダイアログには、この画面を提供するメール・サービスの要件に応じて、追加のフィールドおよび情報が含まれている場合があります。外部アプリケーションおよびWebCenter Portalのログイン資格証明の保存の詳細は、「外部アプリケーションのログイン情報の指定」を参照してください。

    個人カレンダが開きます(図27-9)。

27.2.2 イベントの表示

イベントはグリッドまたはリストとして表示できます。イベントは日単位、週単位または月単位で表示したり、カテゴリ別にフィルタしたりできます。1日当たりで表示する時間範囲を選択したり、表示に第2タイム・ゾーンを含めることもできます。

注意:

「イベント」ページ、ポータルlのページおよびホーム・ポータルのページでのイベントの表示の詳細は、「イベントの表示場所」を参照してください。

すべてのポータル・メンバーに「イベント」ページを公開するには、ポータル・マネージャがポータル・ナビゲーションにページ・リンクを追加する必要があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ナビゲーションへの既存のページの追加に関する項を参照)。ポータル・ナビゲーションに表示するページについては、そのページの「可視性」チェック・ボックスも選択する必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替えに関する項を参照してください。

この項には次のトピックが含まれます:

27.2.2.1 カレンダ・インタフェースの使用

アイコンを使用して、イベントをグリッド形式またはリスト形式で表示できます。イベントの表示にグリッド形式を使用する場合、日、週、または月単位で表示できます。イベントをリスト形式で表示する場合、このリストに表示される今後のイベント数は、選択されている表示オプションによって異なります。

関連項目:

リスト・ビューの表示オプションの変更の詳細は、「表示プリファレンスの設定」を参照してください。

通常、グリッド・モードでは、現在の日、週または月のイベントが表示されます。特定の日、週または月のイベントを表示するには、前または次アイコンを使用するか、具体的な日付を選択します。

表27-1に、使用できるアイコンとその機能を示します。

注意:

次のオプションは、「イベント - ミニ・ビュー」では使用できません。

表27-1 カレンダ・アイコン

アイコン 説明
「前」アイコン

クリックすると、前の日、週または月のイベントが表示されます。

「次」アイコン

クリックすると、次の日、週または月のイベントが表示されます。

「今日」ボタン

クリックすると、現在の日付(今日)に対応するイベントが表示されます。

「日付の選択」アイコン

クリックすると、特定の日付に対応するイベントが表示されます。

注意: カレンダのオーバーレイ機能が全画面モードで有効化されている場合、日付ピッカーは常にカレンダの左側に表示されます。

「日」アイコン

クリックすると、一度に1日分のイベントが表示されます。

「週」アイコン

クリックすると、1週間分のイベントが表示されます。

「月」アイコン

クリックすると、1か月分のイベントが表示されます。

「リスト」アイコン

クリックすると、これから行われるイベントのリストが表示されます。リストに表示されるイベントの数は、設定によって異なります(詳細は、「表示プリファレンスの設定」を参照してください)。

「イベント・プリファレンスの設定」アイコン

クリックすると、「イベント・プリファレンス」ダイアログが表示されます。このダイアログでは、カレンダの時間や第2タイム・ゾーンを指定したり、リスト・ビューを構成します(詳細は、「表示プリファレンスの設定」を参照してください)。

イベント・カテゴリの選択リスト

カレンダでイベントのフィルタ基準となるイベント・カテゴリを1つ以上選択します。カレンダには、選択したカテゴリに属するイベントのみ表示されます(詳細は、「イベントのカテゴリ別フィルタリング」を参照してください)。

「リフレッシュ」アイコン

クリックすると、ページが更新され、最新の変更が反映されます。

27.2.2.2 イベント詳細の表示

「イベント」ページ(またはコンソール)またはイベント・ビューには、イベントに関する基本情報が表示されます。イベントの上にマウス・ポインタを重ねるだけで、場所、開始時間と終了時間、優先度、カテゴリ、リンクなど、さらに詳しい情報が表示されます。

ポップアップ・ウィンドウが開いて(図27-10)、次の情報が表示されます。

  • イベントのタイトル

  • イベントの日付と時刻の詳細。第2タイム・ゾーンが指定されている場合はそれも表示されます。

  • イベントの優先度

  • イベントの所属カテゴリ

  • イベントの場所(指定されている場合)

  • イベントに関連付けられているリンク

図27-10 イベントの詳細の表示

図27-10の説明が続きます
「図27-10 イベントの詳細の表示」の説明

イベントの具体的な詳細を表示するには、そのイベントを編集する必要があります。詳細は、「予定イベントの変更」を参照してください。

27.2.2.3 イベントのカテゴリ別フィルタリング

チーム・ミーティング、顧客ミーティング、休暇など、1つ以上の特定カテゴリに属するものだけ表示されるように、カレンダのイベントをフィルタすることができます。

関連項目:

イベント・カテゴリは、ポータル・マネージャにより、ポータルの管理設定で作成されます。イベント・カテゴリの作成後、これらを使用して、イベントにカテゴリを割り当てることができます。これにより、イベントをカテゴリ別にフィルタできるようになります。ポータル・マネージャがカテゴリを作成していない場合は、イベントをカテゴリ化できません。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・イベント・カテゴリの作成と管理に関する項を参照してください。

カテゴリを基準にイベントをフィルタするには、次の手順を実行します。

  1. イベントのフィルタを行うイベント・ビューまたは「イベント」ページに移動します。

    注意:

    「イベント - ミニ・ビュー」ではイベントはフィルタできません。「表示」ドロップダウン・リストは、ポータル・イベントに対してのみ使用できます。個人イベントでは使用できません。

  2. ツールバーで、「表示」ドロップダウン・リスト(図27-11)から、カレンダに表示されるイベントのフィルタの基準となるカテゴリを1つ以上選択します。

    図27-11 イベント・カテゴリ別フィルタリングに使用される「表示」リスト

    図27-11の説明が続きます
    「図27-11 イベント・カテゴリ別フィルタリングに使用される「表示」リスト」の説明

    このドロップダウン・リストを閉じると、選択したカテゴリに属するイベントのみがカレンダに表示されます。

    ヒント:

    イベントのフィルタリングを解除するには、「表示」ドロップダウン・リストで必要のないカテゴリの選択を解除します。

27.2.2.4 表示プリファレンスの設定

イベントの表示プリファレンスでは、次の操作を実行できます。

  • イベントを日または週単位で表示するときに、カレンダの先頭に表示される時刻を決定します。

  • 第2タイム・ゾーンを特定します。

  • リスト・ビューでのイベントの表示方法を日、週、または月単位にするか、日数を指定して表示するかを指定できます。

次の手順で、作業環境を設定します。

注意:

「イベント・プリファレンスの設定」アイコンおよび「イベント・プリファレンス」ダイアログは、「イベント - ミニ・ビュー」では使用できません。

この項には次のトピックが含まれます:

27.2.2.4.1 カレンダの開始時刻の設定

「日」および「週」ビューでは、カレンダ・グリッドは時間単位に分割されています。カレンダで垂直方向のスペースに制限がある場合は、カレンダのグリッドに表示される最も早い時刻を指定して、スペースを節約することができます。指定された開始時刻から午後11時まで表示してもまだスペースに余裕がある場合は、指定よりも前の時刻から表示されます。

カレンダの開始時刻を設定するには、次の手順を実行します。

  1. カレンダの開始時刻を設定するイベント・ビューまたは「イベント」ページに移動します。
  2. ツールバーの「イベント・プリファレンスの設定」アイコンをクリックします(図27-12)。
  3. 「イベント・プリファレンス」ダイアログ(図27-13)で、「開始時間」ドロップダウン・リストからグリッドに表示する最も早い時刻を選択します。

    12AMから11PMの間で選択します。

  4. OK」をクリックして、変更を保存します。
27.2.2.4.2 第2タイム・ゾーンの設定

最近は、異なる場所にいるメンバーとチームを組んで働くことも珍しくありません。会議をスケジューリングするときには、招待される人すべてに最も都合のよい時間がわかると便利です。スケジューリングをしやすくするために、第2タイム・ゾーンを指定して、そのタイム・ゾーンと自分のタイム・ゾーンの両方で会議の時間を確認することができます。

イベントの上にマウス・ポインタを重ねると、イベントの詳細ウィンドウに、第1タイム・ゾーンと第2タイム・ゾーンの会議時刻が表示されます(図27-14)。

図27-14 第1タイム・ゾーンと第2タイム・ゾーンが表示されたイベントの詳細ウィンドウ

図27-14の説明が続きます
「図27-14 第1タイム・ゾーンと第2タイム・ゾーンが表示されたイベントの詳細ウィンドウ」の説明

第2タイム・ゾーンを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 第2タイム・ゾーンを設定するイベント・ビューまたは「イベント」ページに移動します。
  2. ツールバーの「イベント・プリファレンスの設定」アイコンをクリックします(図27-12)。
  3. 「イベント・プリファレンス」ダイアログ(図27-15)で、「第2タイム・ゾーン」ドロップダウン・リストから、第1タイム・ゾーンとともに表示する第2タイム・ゾーンを選択します。

    図27-15 第2タイム・ゾーンを示す「イベント・プリファレンス」ダイアログ

    図27-15の説明が続きます
    「図27-15 第2タイム・ゾーンを示す「イベント・プリファレンス」ダイアログ」の説明
  4. OK」をクリックして、変更を保存します。
27.2.2.4.3 リスト・ビューの構成

カレンダがリスト・ビューで表示される場合は、イベントをどのように表示するかを指定できます。イベントは日、週、または月単位に表示することもできますし、表示する日数を指定することもできます。

リスト・ビューを構成するには:

  1. リスト・ビューを構成するイベント・ビューまたは「イベント」ページに移動します。
  2. ツールバーの「イベント・プリファレンスの設定」アイコンをクリックします(図27-12)。
  3. 「イベント・プリファレンス」ダイアログ(図27-16)の「リスト・タイプ」ドロップダウン・リストから、リスト・ビューにイベントを表示する方法を選択します。

    図27-16 リスト・タイプを示す「イベント・プリファレンス」ダイアログ

    図27-16の説明が続きます
    「図27-16 リスト・タイプを示す「イベント・プリファレンス」ダイアログ」の説明
    • 日数 - 指定された日数の間に行われるイベントをすべてリストします。

    • - 選択されている日に行われるイベントをすべてリストします。

    • - 選択されている週に行われるイベントをすべてリストします。

    • - 選択されている月に行われるイベントをすべてリストします。

  4. 前の手順で「日数」を選択した場合、「リスト数」フィールドに、イベントを表示する日数を指定します。デフォルトは14です。
  5. OK」をクリックして、変更を保存します。

27.2.3 イベントのスケジュール

ポータル・イベントと個人イベントをスケジューリングすることができます。個人イベントをスケジューリングすると、そのユーザーのMicrosoft Exchangeカレンダに詳細がプッシュされます。

注意:

「イベント - ミニ・ビュー」では新規イベントはスケジューリングできません。

イベントをスケジューリングするには:

  1. イベントのスケジューリングを行うイベント・ビューまたは「イベント」ページに移動します。

    すべてのポータル・メンバーに「イベント」ページを公開するには、ポータル・マネージャがポータル・ナビゲーションにページ・リンクを追加する必要があります(『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ナビゲーションへの既存のページの追加に関する項を参照)。ポータル・ナビゲーションに表示するページについては、そのページの「可視性」チェック・ボックスも選択する必要があります。詳細は、『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ナビゲーションでのページの表示と非表示の切替えに関する項を参照してください。

  2. ツールバーの「作成」をクリックします(図27-17)。

    図27-17 「新規イベントの作成」アイコン

    「新規イベントの作成」アイコン

    「イベントの作成」ダイアログが開きます(図27-18および図27-19を参照)。「イベントの作成」ダイアログのフィールドは、作成しているイベントが個人イベントであるか、ポータル・イベントであるかによって多少異なります。差異については、この手順の後半で指摘します。

    注意:

    グリッド・ビューでも、空いている部分をダブルクリックするか、右クリックして「作成」を選択して、「イベントの作成」ダイアログを簡単に表示できます。この方法には、ダイアログに最初からイベントの日付と時刻が指定されているという利点があります。

    図27-18は、「イベント」ページから起動された「イベントの作成」ダイアログを示しています。

    図27-18 「イベント」ページから起動された「イベントの作成」ダイアログ

    図27-18の説明が続きます
    「図27-18 「イベント」ページから起動された「イベントの作成」ダイアログ」の説明

    図27-19は、ホーム・ポータルのページから起動された「イベントの作成」ダイアログを示しています。カレンダ・オーバーレイは表示されていません。

    図27-19 ホーム・ポータル・ページから起動された「イベントの作成」ダイアログ

    図27-19の説明が続きます
    「図27-19 ホーム・ポータル・ページから起動された「イベントの作成」ダイアログ」の説明
  3. 「タイトル」フィールドに、イベントのタイトルを簡単にわかりやすく入力します。

    たとえば、Project Updateと入力します。

  4. 「場所」フィールドに、イベントの実施場所を入力します。

    たとえば、Conference Room 5と入力します。

  5. 「カレンダ」ドロップダウン・リストから、イベントを作成するカレンダを選択します。

    注意:

    「カレンダ」ドロップダウン・リストは、カレンダ・オーバーレイ機能が有効化され、他のカレンダが少なくとも1つ表示されている場合のみ使用できます。

    「カレンダ」ドロップダウン・リストは、カレンダ・オーバーレイを使用できない「イベント」ページで作成されたイベントでは使用できません。

    詳細は、「カレンダのオーバーレイ」を参照してください。

  6. イベントのために1日、他の予定を入れられないようにするには、「終日イベント」を選択します。

    終日イベントが数日間にわたることもあります。「日」および「週」ビュー・モードでは、終日イベントはすべて、カレンダの上部にある独立したエリアに表示されます。「月」ビューでは、終日イベントはすべて色枠で囲まれて表示されます。

  7. 「開始時間」フィールドに、イベントの開始日の日付と時刻を入力します。

    ヒント:

    必要に応じて、「日付および時間の選択」アイコンをクリックし、日時ピッカーから開始時刻を選択します。

    終日イベントでは、日付のみを指定します。

  8. 「終了時間」フィールドに、イベントの終了日の日付と時刻を入力します。

    ヒント:

    必要に応じて、「日付および時間の選択」アイコンをクリックし、日時ピッカーから終了時刻を選択します。

    終日イベントでは、日付のみを指定します。

  9. (オプション)「優先度」ドロップダウン・リストでイベントの優先度を「最高」「高」「標準」「低」または「最低」から選択します。

    イベントが競合したときに、そのイベントがどこに表示されるかは、優先度により決まります。最高の優先度を持つイベントが最初に表示されます。イベントの上にマウス・ポインタを重ねたときに現れるイベント・ポップアップ・ウィンドウにも、イベントの優先度が表示されます。

  10. (オプション)ポータル・マネージャがイベントのカテゴリを設定している場合は、「カテゴリ」ドロップダウン・リストから、このイベントを分類するためのカテゴリを選択できます。

    カテゴリは、イベントを別個のグループに分け、その一般的な目的に応じて整理するのに便利です。『Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・イベント・カテゴリの作成と管理に関する項を参照してください。

    イベント・カテゴリは、イベントの上にマウス・ポインタを重ねたときに現れるイベント・ポップアップ・ウィンドウに表示されます。ポータル・マネージャが色を使用してカテゴリを指定している場合、異なるカテゴリのイベントを異なる色で表示できます。

    また、カレンダをフィルタして、特定のカテゴリに属するイベントのみを表示することもできます。

    注意:

    「カテゴリ」ドロップダウン・リストは、ポータル・イベントでのみ使用できます。

  11. (オプション)「詳細」フィールドに、詳細説明を最高4000文字で入力します。

    たとえば、会議の目的や議題の簡単な説明を記入することができます。また、会議に向けて、参加者があらかじめ準備しておくべきことがある場合もここに指示します。

    注意:

    ここに入力した詳細は、イベントを編集するときにのみ表示されます。ユーザーがイベントにマウス・ポインタを重ねても、イベント・ポップアップ・ウィンドウには表示されません。すべてのユーザーがこの詳細を読むと想定しないでください。会議に関する重要事項は、たとえば、会議通知メールを使用したりお知らせを作成するなど、別の方法で知らせる必要があります。

  12. (オプション)他のユーザーに自分の個人イベントを見られたくない場合は、「プライベート」を選択します。

    他のユーザーにアクセスを許可しているホーム・ポータルのページにイベントが含まれていても、他のユーザーはこのイベントを表示できません。

    注意:

    「プライベート」チェック・ボックスは、個人イベントでのみ使用できます。

  13. 「作成」をクリックして、カレンダにイベントを追加します。

    図27-20は、日ビューに表示されたイベントを示しています。

    図27-20 日ビューに表示されたイベント

    図27-20の説明が続きます
    「図27-20 日ビューに表示されたイベント」の説明

27.2.4 予定イベントの変更

イベントの変更が必要になることがあります。たとえば、特定の参加者のために時刻を変更しなければならなくなったり、会議場所が使用できなくなったりすることがあります。

予定イベントを改訂するには、次の手順を実行します。

  1. イベントをクリックして「イベントの編集」ダイアログ(図27-21)を開くか、右クリックして「編集」(図27-22)を選択します。

    ヒント:

    イベント・ビューまたは「イベント」ページでは、イベントを右クリックして「編集」を選択するか、またはマウス・ポインタを移動して(または[Tab]キーを使用して)イベントをハイライトし、[Enter]キーを押して、「イベントの編集」ダイアログを表示できます。

    図27-21 ポータル・ページから起動された「イベントの編集」ダイアログ

    図27-21の説明が続きます
    「図27-21 ポータル・ページから起動された「イベントの編集」ダイアログ」の説明
  2. イベントの詳細を修正します。

    関連項目:

    このダイアログで使用できるオプションの詳細は、「イベントのスケジューリング」を参照してください。

    「メールの送信」機能の使用の詳細は、「「メールの送信」機能について」を参照してください。

    他のアセットへのリンクの作成の詳細は、「リンク機能の使用」を参照してください。

  3. 「更新」をクリックして変更を保存します。

27.2.5 予定イベントの取消し

予定イベントを取り消すには、次の手順を実行します。

  1. イベントを右クリックし、「削除」を選択します(図27-22)。

    図27-22 イベントの「削除」オプション

    「削除」オプション

    ヒント:

    また、マウス・ポインタをイベントに重ね、[Del]キーを押すか、「イベントの編集」ダイアログ(「予定イベントの変更」を参照)で「削除」をクリックして削除することもできます。

    「イベント - ミニ・ビュー」からイベントを削除するには、「イベントの編集」ダイアログを開き、「削除」をクリックする必要があります。

  2. 「削除の確認」ダイアログで「削除」をクリックします。

    イベントがカレンダから削除されます。

27.2.6 複数のカレンダの表示

WebCenter Portalでは、1人のユーザーが複数のポータルのメンバーになることができます。これらのポータルが、それぞれ独自のイベント・カレンダを持っていることがあります。さらに、ユーザーも自分自身に関係するイベントを追跡するために独自のカレンダを持つことができます。一日の初めに、これらのカレンダを1つずつ見て、その日のスケジュールを決定するのは現実的ではありません。

WebCenter Portalでは、複数のカレンダをまとめて表示できます。これは、カレンダ・オーバーレイと呼ばれます。この機能はホーム・ポータルで使用できるため、個人カレンダから個人の予定を取り込むことも、他のポータルのイベントを表示することもできます。また、ポータル・ページのイベント・ビューでもカレンダをオーバーレイできます。

注意:

カレンダ・オーバーレイが有効な場合、複数のカレンダを使用できます(「カレンダのオーバーレイ」を参照)。「イベント」ページでは、複数のカレンダを使用できません。カレンダ・オーバーレイは、ホーム・ポータル・ページ、およびイベントを表示できるポータル内のページで有効化する必要があります。

「イベントの表示場所」も参照してください。

イベントはカレンダごとに色分けして表示されるため、どのカレンダからのイベントなのかがすぐわかります。(ポータル・マネージャがイベントのカテゴリを設定している場合は、カテゴリを使用できます。)ホーム・ポータルのページまたはポータル・ページでカレンダをオーバーレイする場合、現在のポータルのイベントに対してのみ、カテゴリの色が使用されます。オーバーレイされているカレンダのイベントはすべて、イベントにカテゴリが設定されていない場合、そのポータルに対して定義されている色で表示されます。ただし、オーバーレイされているカレンダにイベント・カテゴリが作成されていて、オーバーレイが有効化されているポータルに同じカテゴリがある場合は、そのカテゴリイベントが他のポータルのカレンダに表示されます。

この項には次のトピックが含まれます:

27.2.6.1 追加のカレンダの表示

カレンダ・オーバーレイ機能が有効化されている場合、カレンダを必要なだけ表示できます。イベントはカレンダごとに異なる色で表示されるため、どのカレンダに属するイベントであるかを見分けやすくなります。

追加のカレンダを表示するには:

  1. ホーム・ポータルまたは該当のポータルに移動し、イベントを含むページを見つけます。
  2. イベントのカレンダ・オーバーレイ・エリアで、「カレンダの追加」アイコンをクリックします(図27-23)。

    図27-23 「カレンダの追加」アイコン

    「カレンダの追加」アイコン
  3. 「カレンダの追加」ダイアログ(図27-24)で、表示するカレンダが含まれるポータルを選択します。

    複数のポータルを選択できます。

    図27-24 「カレンダの追加」ダイアログ

    図27-24の説明が続きます
    「図27-24 「カレンダの追加」ダイアログ」の説明
  4. 「カレンダの追加」をクリックします。

    カレンダ・オーバーレイ・エリアの左側に選択したポータルが表示されるようになります。

  5. 表示するカレンダが含まれる各ポータルの横のチェック・ボックスを選択します。

    注意:

    選択するポータル内で、イベントが有効化され、使用可能である必要があります。

    イベントは、ポータルごとに色分けして表示されます(図27-25)。

    図27-25 複数のカレンダのイベント

    図27-25の説明が続きます
    「図27-25 複数のカレンダのイベント」の説明

27.2.6.2 カレンダの表示オプションの編集

ポータルのイベントをカレンダに追加した後で、リストに表示されるカレンダの順序や、カレンダから取得したイベントの区別に使用する色など、様々な表示オプションを変更できます。

カレンダの表示オプションを編集するには:

  1. ホーム・ポータルまたは該当のポータルに移動し、イベントを含むページを見つけます。
  2. 表示オプションの編集対象となるポータルの右側にある矢印アイコンをクリックします。

    カレンダ・オーバーレイ・メニューが開きます(図27-26)。

    図27-26 カレンダ・オーバーレイ・メニュー

    図27-26の説明が続きます
    「図27-26 カレンダ・オーバーレイ・メニュー」の説明
  3. メニューから、次を選択します。
    • 表示可能: カレンダで、このポータルのイベントの表示を切り替えます。

      また、ポータル名(フル・ビューのみ)、またはポータル名の横にある色付きの四角形をクリックして、ポータルのイベント表示を切り替えることもできます。

    • 表示名の変更: フル・ビューでポータルのリストに表示される名前を、単なるポータル名ではなく、わかりやすくすることができます。

    • カレンダの削除: このポータルのカレンダを削除します。

    • ポータルを開く: このカレンダに関連するポータルを開きます。

    • 最上位に移動/上へ移動/下へ移動/最下位に移動: リスト内でこのポータルの配置を変えます。

      同じ時間帯に複数のポータルからイベントがリストされるときのイベントの表示順序は、ポータルのリスト順序に応じて決まります。最初に表示されるには、リストの最上位にあるポータルのイベントです。

    • このポータルからのイベントを表す色の変更後の色。

27.2.7 イベントのサブスクライブ

デフォルトでは、イベントが作成、更新または削除されたときに通知を受け取るようにサブスクライブすると、「アクティビティ・ストリーム」に通知が表示されます(ポータルでビューを使用できる場合)。ただし、特定のポータルのイベントが作成、更新または削除されたときに、メールで通知を受け取るようにサブスクライブできます。

関連項目:

サブスクライブ方法の詳細は、「アプリケーション、ポータルおよびオブジェクトへのサブスクライブ」を参照してください。

ポータルのイベントをサブスクライブすると、そのポータルでイベントが作成、更新または削除されたときに、通知を受け取ることができます。通知の送信先クライアントがiMAP (たとえば、Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird、Gmailなど)をサポートしている場合、通知メールから、イベントの承認または却下、イベント時刻の変更提案などをすることができます。

イベントを承認すると、そのイベントが電子メール・クライアントのカレンダに追加されます。