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Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのライフ・サイクルの管理

この項では、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのライフ・サイクルを管理する方法を説明します。

トピック:

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのライフ・サイクル管理について

ベスト・プラクティスに基づき、高いパフォーマンスおよび信頼性のために最適化され、ユーザーのOracleサービス・インスタンスと統合されているOracle WebLogic Server本番環境を、マウスを数回クリックするのみでクラウド内に作成できます。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスを作成する際、次の表で定義されているリソースでOracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・ドメインを作成および構成します。

Resources 説明

Administration Server

ドメイン全体の構成に対する中央コントロール・エンティティとして稼働します。 ドメインの構成ドキュメントがここで保持され、構成ドキュメント内の変更が管理対象サーバーに配信されます。

各Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスには、管理サーバーをホスティングする1つのサーバー・インスタンスがあります。

Managed Server

ビジネス・アプリケーション、アプリケーション・コンポーネント、Webサービス、およびそれらに関連付けられたリソースをホスティングします。

サービス・インスタンスを作成する際、管理対象サーバーを4つまで構成でき、必要に応じて後でスケール・アウトできます。

各Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスには1つ以上の管理対象サーバーがあり、それぞれが固有の管理サーバーでホスティングされています。

デフォルトで管理対象サーバーは次のように名前が付けられます。first8charsOfDomainName_server_n (nは1で始まり、管理対象サーバーが増えるたびに1ずつ増え、一意の名前が保証されます)。

Cluster

拡張性および信頼性を向上するために同時に実行され、連携して動作する複数のOracle WebLogic Serverインスタンスで構成されます。 クラスタでは、(単一の管理対象サーバーとは対照的に)ほとんどのリソースおよびサービスが各管理対象サーバーに同様にデプロイされることで、フェイルオーバーとロード・バランシングが有効になります。

クラスタは本番レベルのサービス・インスタンス用に自動的に構成されます。

デフォルトで、クラスタ名はOracle SOA Cloud Serviceインスタンス名の最初の8文字からfirst8charsOfServiceInstanceName_clusterの形式で生成されます。

Load Balancer

ロード・バランシングにOracle Traffic Directorを採用することで、すべての管理対象サーバーにおけるルーティング・リクエストを管理し、フェイルオーバーおよびレプリケーションを提供します。

環境内で複数の管理対象サーバーを構成する場合は、ロード・バランサを有効にすることをお薦めします。 ロード・バランサの有効化はオプションです。

Oracle WebLogic Serverドメインの詳細は、『Oracle WebLogic Serverの理解』WebLogic Serverドメインを参照してください。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスが作成された後、ドメインの管理サーバーは自動的に起動します。 Enterprise Manager Fusion Middleware Control、Oracle WebLogic Server管理コンソール、Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)、ノード・マネージャおよびOracle Traffic Director Consoleなどの標準管理ツールを使用することで、アプリケーションをデプロイしてドメイン・リソースを管理できます。

注意:

クラスタをさらに追加するなどの目的のために管理ツールを使用してドメインを拡張する場合、この追加リソースの管理はユーザーが担当します。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのライフ・サイクルの管理の一般的なワークフロー

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのライフ・サイクルを管理する場合は、次の表で説明する一般的なワークフローを参照してください。

注意:

表には、WebブラウザベースのOracle SOA Cloud Service Consoleを使用して各タスクを実行する方法に関する情報へのリンクが示されています。 REST APIを使用してOracle SOA Cloud Serviceインスタンスのライフ・サイクルを管理する方法の詳細は、『Oracle SOA Cloud Service REST API』を参照してください。

タスク 説明 詳細情報

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスの作成

Oracle SOA Cloud Serviceのプロビジョニング・ウィザードのステップを実行することにより、新しいOracle SOA Cloud Serviceインスタンスを作成します。

インスタンスの作成

すべてのOracle SOA Cloud Serviceインスタンスの表示

すべてのOracle SOA Cloud Serviceインスタンスのステータス、リソース割当ておよびその他の詳細を表示します。

Oracle SOA Cloud Serviceコンソールの概要

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに関する詳細情報の表示

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのステータス、リソース割当ておよびその他の詳細を表示します。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスの「Overview」ページの概要

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスの一時停止

メンテナンスを実行する間、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスへの新たなトラフィックを一時的に阻止するためにロード・バランサを無効にします。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスの一時停止

サービス・インスタンスまたは個々のサーバーVMの停止、起動または再起動

サービス・インスタンスまたは個々のサーバーVMを停止します。 再起動が必要な場合は、管理サーバーまたは個々のサーバーVMを再起動します。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスおよび個々のVMの停止と起動

Oracle SOA Serviceインスタンスの削除

サービス・インスタンスを削除することでOracle SOA Cloud Serviceインスタンスへのアクセスを管理します。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスの削除