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プロビジョニング・ウィザードの使用

プロビジョニング・ウィザードを実行して、Oracle SOA Cloud Serviceにサブスクライブします。 この項では、プロビジョニング・ウィザードに表示される各ページについて説明します。

インスタンスの作成

新しいインスタンスを作成することにより、プロビジョニング・プロセスを開始します。

SOA Cloud Serviceにログインして新しいインスタンスを作成します。
  1. Create Instanceをクリックします。
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    「図GUID-9092A3A1-1DF6-4308-8775-9588715C963C-default.pngの説明」
「ドメイン・タイプ」ページが表示されます。

サービス・タイプの選択

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのサービス・タイプおよび請求頻度を選択します。

使用できるサービス・タイプは、次のとおりです。 サービス・タイプ・コンポーネントの詳細は、「Oracle SOA Suite Cloud Suiteのコンポーネントについて」を参照してください。

サービス・タイプ インストールされているコンポーネント
Service Busクラスタ Oracle Service Bus、Oracle Enterprise Scheduler、Oracle Technology AdaptersおよびOracle Cloud Adaptersのみインストールして構成します。

注意: このサービス・タイプは12.1.3ソフトウェア・イメージでのみ使用できます。

SOAクラスタ Oracle SOA Suite、Oracle Technology Adapters、Oracle Enterprise SchedulerおよびOracle Cloud Adaptersのみをインストールして構成します。

注意: このサービス・タイプは12.1.3ソフトウェア・イメージでのみ使用できます。

SOAおよびService Busクラスタ Oracle SOA Suite、Oracle Service Bus、Oracle Enterprise Scheduler、Oracle Technology AdaptersおよびOracle Cloud Adaptersをインストールして構成します。

注意: SOAおよびService Busクラスタ12.2.1.2サービス・タイプは本稼働環境で使用しないでください。 今後のリリースで、このサービス・タイプは、単一のSOAおよびService BusとB2Bクラスタ・サービス・タイプの選択に結合されます。 この結合されたサービス・タイプへのアップグレード方法はありません。 ただし、テストにSOAおよびService Busクラスタ・サービス・タイプを使用できます。

SOAおよびB2Bクラスタ Oracle SOA Suite、Oracle B2B、Oracle Technology AdaptersおよびOracle Cloud Adaptersをインストールして構成します。

注意: このサービス・タイプは12.1.3ソフトウェア・イメージでのみ選択できます。 このサービス・タイプを12.2.1.2でプロビジョニングするには、REST APIを使用する必要があります。

MFTクラスタ Oracle Managed File Transfer Cloud Serviceのみをインストールして構成します。 『Oracle Managed File Transfer Cloud Serviceの使用』を参照してください
Integration Analytics Cluster Oracle Real-Time Integration Business InsightおよびOracle Business Activity Monitoringをインストールして構成します。 『Oracle Real-Time Integration Business Insightスタート・ガイド』を参照してください。

ソフトウェア・イメージの選択

使用するOracle SOA Cloud Serviceのバージョンを選択します。

インスタンス詳細の指定

インスタンスに関する詳細を指定します。

インスタンスの構成

インスタンスを構成するための情報を指定して、「Enter」をクリックします。

項目 説明
Instance Name

インスタンス名には、次の規則を使用します。

  • 名前は文字で始まる必要があります。

  • 名前は30文字を超えることはできません。

  • 名前にはハイフン文字以外の特殊文字を含めることはできません。

  • 名前は最初の8文字にハイフンを含めることはできません。

  • 名前の最初の8文字は、ドメイン名およびクラスタ名として使用されます。

説明 インスタンスを説明します。
Cluster Size

SOA Cloudのサービスは、常にクラスタ内の1つ以上のサーバーでドメインを作成します。

クラスタ・サイズを選択します。 1つ、2つ、または4つの仮想マシンから選択します。

注意: 複数のノードを構成する場合は、この後このページで説明するロード・バランサを有効にすることをお薦めします。

Compute Shape

CPU/メモリーのペアを選択します。

ロード・バランサに対して割り当てるOracle Compute Units (OCPU)の数およびRAMメモリー量を選択します。 コンピューティング形態が大きくなるほど、処理能力は上昇します。

有効なコンピューティング形態は次のとおりです。

  • OC1M: 1つのOCPUおよび15 GBのメモリー

  • OC2M: 2つのOCPUおよび30 GBのメモリー

  • OC3M: 4つのOCPUおよび60 GBのメモリー

  • OC4M: 8つのOCPUおよび120 GBのメモリー

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスを作成した後では、コンピューティング形態を変更できないことに注意してください。

SSH Public Key

VMの公開鍵の値、または公開鍵の値が含まれるファイルを指定します。

セキュア・シェル(SSH)の公開鍵を定義します。 この鍵は、SSHクライアントを使用してOracle SOA Cloud Serviceインスタンスに接続するとき、認証に使用されます。

「Edit」をクリックしてVMアクセス用の公開鍵の入力を表示し、次のいずれかの方法を使用して公開鍵を指定します。

  • 「Key file name」を選択し、「Choose File」をクリックしてセキュア・シェル(SSH)の公開鍵が含まれるファイルを選択します。

  • Key nameを選択して、公開鍵を参照するコンピューティングSSH鍵オブジェクトの名前を入力します。 鍵の名前は、/Compute-identity-domain/username/key-name形式を使用して入力します。

WebLogic管理者

Oracle WebLogic Server管理者に関する情報を指定します。

項目 説明
User Name

Oracle WebLogic Server管理者のユーザー名。

ユーザー名は、インスタンスを作成した後で、WebLogic Server管理コンソールから変更できることに注意してください。

Password 次の基準を満たす、Oracle WebLogic Server管理者のパスワードを指定します。
  • 文字で始まる必要があります。

  • 8文字から30文字の範囲である必要があります。

  • 少なくとも1つの数字を含む必要があります。

  • 必要に応じて、任意の数の次の特殊文字を含めることができます: "$#_"。 例えば: Ach1z0#d

Confirm Password パスワードを再入力します。

データベースの構成

データベースに関する情報を指定します。

注意:

Provision New Java Cloud Serviceウィザードの「Service Details」ページの「Database Configuration」セクションで、接続および管理者の情報を指定します。

項目 説明
Name

サービス・インスタンスでOracleが必要とするスキーマを格納するための既存の本番レベルのOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントを選択するか、オンプレミス・データベースの接続文字列を指定します。

接続文字列は次のいずれかの形式であることが必要です。
  • host:port:SID

  • host:port /service_name

    service_nameパスは完全修飾する必要があります。

選択するデータベース・デプロイメントの構成は、「Backup Destination」が「None」以外である必要があります。 このサービス・インスタンスを作成する前に、データベース・デプロイメントで他の使用可能ないずれかのバックアップ・オプションを選択する必要があります。

注意:

他のサービス・インスタンスのデータ損失のリスクを回避して確実にOracle SOA Cloud Serviceインスタンスのデータベースをリストアするには、複数のOracle SOA Cloud Serviceインスタンスで同じOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントを使用しないでください。 複数のOracle SOA Cloud Serviceインスタンスで使用されているOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントのバックアップには、すべてのOracle SOA Cloud Serviceインスタンスのデータが含まれます。 Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスのリストア中にデータベースをリストアすると、すべてのOracle SOA Cloud Serviceインスタンスのデータがリストアされます。

稼働中のDatabase Cloud Serviceデータベース・デプロイメントのみがリストに示されます。 Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントが「In Progress」の場合は、リストに表示されません。

Administrator User Name

データベース管理者のユーザー名を入力します。

Oracle WebLogic Server 12c (12.1.3)またはOracle WebLogic Server 12c (12.2.1)に基づいたデータベース・デプロイメントの場合、この値はSYSDBAシステム権限を持つデータベース・ユーザーに設定されている必要があります。 デフォルト・ユーザーSYS、またはSYSDBA権限が付与されているユーザーを使用できます。

Password

データベース管理者ユーザーのパスワードを入力します。

注意:

Oracle SOA Suiteは、このデータベースにSOAINFRAやMDSなどのSOAスキーマを自動的に作成します。 SOAスキーマは、このウィザードの「WebLogic Administrator」セクションで指定したものと同じパスワードを取得します。

Load Balancer

ロード・バランサを使用するかどうかを指定します。

注意:

ロード・バランサを選択しない場合、ロード・バランサIPアドレスを使用して管理対象サーバーのURL (b2bconsole、worklistapp)にアクセスすることはできません。 これらのURLにアクセスするためのSSHトンネルを作成する必要があります。
項目 説明
Provision Load Balancer

ロード・バランサを使用するかどうかを選択します。 ロード・バランサには次のような利点があります。

  • すべての管理対象サーバーに渡って、リクエストのルーティングを管理します。

  • ルーティング・ポリシーの構成が可能になります。

  • Oracle SOA Suite Cloud Serviceインスタンスの一時停止で説明するように、定期的なメンテナンスを行うために一時的にOracle SOA Cloud Serviceインスタンスを停止できます。

クラスタ内に複数のノードがある場合、ロード・バランサを選択しないと、1つのサーバーのみがすべての作業リクエストを受信し、クラスタ内のその他のサーバーはアイドル状態になります。 すべてのHTTPリクエストを受信するサーバーが過負荷になり、それ以外のサーバーの使用率が低くなる可能性があります。

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスの作成時にロード・バランサを構成しなかった場合は、後でロード・バランサを追加できることに注意してください。 ロード・バランサの追加の詳細は、「Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスへのロード・バランサの追加」を参照してください。

Load Balancer Policy
  • Least Connection Count 各新規リクエストを、接続数が最少の管理対象サーバーに渡します。 このポリシーは、管理対象サーバーの処理ペースが落ちたときに、分配の平滑化に役立ちます。より大きな処理能力を持つ管理対象サーバーが、より多くの接続を受信するようになります。

  • Least Response Time 各新規リクエストを、レスポンス時間が最速の管理対象サーバーに渡します。 このポリシーは、管理対象サーバーがネットワーク上に分散しているときに役立ちます。

  • Round Robin 各新規リクエストを、順番内の次の管理対象サーバーに渡すことで、接続数やレスポンス時間に関係なく、すべての管理対象サーバーに対して均等にリクエストを分配します。

Compute Shape

ロード・バランサに対して割り当てるOracle Compute Units (OCPU)の数およびRAMメモリー量を選択します。 コンピューティング形態が大きくなるほど、処理能力は上昇します。

有効なコンピューティング形態は次のとおりです。

  • OC1M: 1つのOCPUおよび15 GBのメモリー

  • OC2M: 2つのOCPUおよび30 GBのメモリー

  • OC3M: 4つのOCPUおよび60 GBのメモリー

  • OC4M: 8つのOCPUおよび120 GBのメモリー

Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスを作成した後では、コンピューティング形態を変更できないことに注意してください。

ネットワーク構成

ネットワークに関する情報を指定します。

項目 説明
Public Access Network

/tenant/public/EoIB_vNetという形式を使用して、パブリック・アクセス・ネットワークの名前を選択します。 たとえば、smtenant/public/vnet-EoIB-vlan3072です。

Database Network

ドロップダウン・リストからデータベース・ネットワークを選択します。

バックアップ構成

バックアップ構成に関する情報を指定します。

項目 説明
NFS Remote Backup
WebLogic Server管理サーバーに永続的に接続されていないリモート・ネットワークのディスクの場所を、次のいずれかの形式を使用して指定します。
  • hostname:absolute_path

  • ip_address:absolute_path

クラウド管理者は、データベースへのテナントのネットワーク接続を提供する必要があります。

デフォルトでは、すべてのバックアップはこのパスで指定されたリモート・ネットワークのディスクに1日目から移動されます。

選択内容の確認

確認ページでは、プロビジョニング・ウィザードで選択した構成値が表示されます。

サービスの詳細を確認します。 サービスの詳細を変更する必要がある場合は、ウィザード上部のナビゲーション・バーまたは「Previous」ボタンを使用してウィザードの前のページに戻ります。 「Cancel」をクリックすると、新しいサービス・インスタンスを作成することなくウィザードが取り消されます。 「Confirmation」ページで内容に問題がなければ、「Create」をクリックします。

注意:

インスタンスの作成には、約1時間半かかります。 作成が完了すると、電子メールで通知されます。