セキュア・シェル(SSH)を介してマシンにログインすることで、サービス・インスタンスのVMで提供されたサービスおよびリソースにアクセスできます。 どれでも好みのSSHユーティリティを使用できます。 たとえば、Windowsを使用中の場合はPuTTYを使用し、Linuxを使用中の場合はOpenSSHを使用できます。
SSH経由で仮想マシンにアクセスする場合は、Oracle WebLogic管理サーバーが含まれるVMのサービス・インスタンスをプロビジョニングするときに、ここで取得した公開鍵/秘密鍵のペアが必要になります。
たとえば、-t rsa
パラメータとともにkeygen
ユーティリティを使用して鍵ペアを取得するには、次のように入力します。
ssh-keygen -t rsa
PuTTYを使用してキー・ペアを作成することもできます。
サービス・インスタンスをプロビジョニングして、アクセスする際にそのペアの秘密鍵を使用するとき、ここで取得した公開鍵を提供する必要があります。 これは、すでに作成してファイルに保存した鍵を使用できます。 このファイルは次に、VMのプロビジョニング中にアップロードできます。
Oracle SOA Cloud Service内でWebLogicを実行中のVMではないホストから管理サーバーのVMにアクセスするには、ローカル・ホストとOracle SOA Cloud Service間のSSHトンネルを作成する必要があります。 そのトンネルを配置することで、WebLogic Scripting Tool (WLST)などのそのサーバーのリソースをローカルのように使用できます。
SSHトンネルを作成するには、任意のSSHクライアントを使用して次のトンネル情報を指定します。
プロビジョニング時に使用された公開鍵に対応する秘密鍵へのパス。
管理サーバーのIPアドレス。
選択したSSHクライアントを使用してトンネルを作成できます。 PuTTYを使用してSSHトンネルを作成することもできます。
$> ssh -i path to private key opc@ip address of administration server -L 9001:ip address of administration server:9001 -N
例:
$> ssh -i id_rsa opc@111.111.111.111 -L 9001:111.111.111.111:9001 -N
注意:
アクティビティが完了したら、[Ctrl]+[C]を押してSSHトンネルを停止します。