この項では、Fusion Middleware Control、WebLogic Server管理コンソールおよびWLSTコマンドを使用した、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに対するアプリケーションのデプロイおよびデプロイ解除について説明します。 Oracle SOA Cloud Serviceコンソールから直接、アプリケーションのデプロイおよびデプロイ解除はできません。
注意:
現在、Oracle JDeveloperから直接クラウドにアプリケーションをデプロイできません。 この章で説明するデプロイメント・メカニズムのいずれかを使用する必要があります。トピック:
次の表に示される、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに対するアプリケーションのデプロイおよびデプロイ解除の一般的なタスクを参照してください。
タスク | 説明 | 詳細情報 |
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Fusion Middleware Controlの使用 |
自社運用サービス・インスタンスの場合と同様にアプリケーションをデプロイおよびデプロイ解除します。 |
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用したアプリケーションのデプロイ |
WebLogic Server管理コンソールの使用 |
自社運用サービス・インスタンスの場合と同様にアプリケーションをデプロイおよびデプロイ解除します。 |
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WLSTコマンドの使用 |
WLSTコマンドをオンラインまたはオフラインで使用してアプリケーションをデプロイします。 |
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デプロイされたアプリケーションへのアクセス |
ロード・バランサのパブリックIPアドレスをアプリケーションのURL内にコピーします。 |
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して、オンプレミスのサービス・インスタンスにアプリケーションをデプロイまたはデプロイ解除するように、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスにアプリケーションをデプロイまたはデプロイ解除できます。
注意:
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用してアプリケーションをデプロイする前に、「非プロキシ・ホストに管理対象サーバーのIPアドレスを追加してFusion Middleware Controlからのデプロイメントを有効にする」の説明に従って、管理対象サーバーのIPを追加する必要があります。Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlは、Oracle SOA Cloud Serviceコンソールから使用できるコンソールの1つです。 Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを開く方法の詳細は、「サービス・インスタンスが実行中のソフトウェアの管理コンソールへのアクセス」を参照してください。
次の表に追加の資料を示します。
対象 | 参照先 | ドキュメント |
---|---|---|
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control 12.1.3 | 『Oracle Fusion Middlewareの管理』 |
Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、オンプレミスのサービス・インスタンスにアプリケーションをデプロイまたはデプロイ解除するように、Oracle SOA Serviceインスタンスにアプリケーションをデプロイまたはデプロイ解除できます。
Oracle WebLogic Server管理コンソールは、Oracle SOA Cloud Serviceコンソールから使用できるコンソールの1つです。 Oracle WebLogic Server管理コンソールを開く方法の詳細は、「サービス・インスタンスが実行中のソフトウェアの管理コンソールへのアクセス」を参照してください。
トピック
WebLogic Server管理コンソールを使用してアプリケーションをOracle SOA Cloud Serviceインスタンスからデプロイ解除できます。
この表は、アプリケーションのデプロイ解除について学習するためのその他の情報ソースを示しています。
対象 | 参照先 | ドキュメント |
---|---|---|
Oracle Fusion Middleware CONTROL 12.1.3 |
Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプ |
WLSTコマンドを使用して、Oracle SOA Cloud Serviceインスタンスに対してアプリケーションをデプロイおよびデプロイ解除できます。 すべてのWLSTコマンドがサポートされています。
セキュア・シェル(SSH)を使用して、管理サーバーをホスティングする仮想マシン(VM)に接続し、WLSTコマンドをローカルで実行できます。 詳細は、 SSHトンネルの作成を参照してください。 WLSTコマンドをVMでローカルに実行しているとき、WLSTのオンラインおよびオフラインを使用できます。 オンラインでのみアプリケーションをデプロイ解除できます。 詳細は、『Oracle Java Cloud Serviceの使用』のWLSTコマンドのVMに対するローカルの実行を参照してください。
もう1つの方法として、管理サーバーをホスティングするVMに接続していない場合、WLSTコマンドをオンラインで使用して管理サーバーに接続し、たとえばローカル環境内のコマンド・シェルから、WLSTコマンドをリモートで実行できます。 WLSTコマンドをリモートで実行しているとき、WLSTコマンドはオンラインのデプロイおよびデプロイ解除のみに使用できます。 詳細は、『Oracle Java Cloud Serviceの使用』のWLSTコマンドの別のホストからの実行を参照してください。
この表は、WLSTコマンドの使用について学習するためのその他の情報ソースへのリファレンスを示しています。
対象 | 参照先 | ドキュメント |
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Oracle Fusion Middleware |
『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolの理解』 |
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WebLogic Scripting Tool (WLST)で使用可能なSOAおよびBusiness Process Managementコマンドすべての説明 |