Oracle® Public Cloud Machine

Oracle SOA Cloud Serviceの新機能

リリース17.1.2

E86805-02

2017年4月

Oracle SOA Cloud Serviceの新機能

Oracle Public Cloud Machineリリース17.1.2のOracle SOA Cloud Serviceの新機能および変更された機能について説明します。

注意:

構成要素となるOracle SOA Suite製品での新機能のリストは、各製品のガイドのこのガイドの新機能の章にあります。

2017年4月 - リリース17.1.2

このリリースでは、次の新機能が追加されています。

機能 説明

デフォルトのポート変更

このリリースでは、Oracle SOA Cloud Serviceを介してOracleリソースにアクセスするためのデフォルトのポートが変更されています。

Oracle SOA Cloud Serviceの使用を参照してください。

Oracle SOA Cloud Serviceバージョン16.4.5以前では、ポート番号は変わりません。 ポート値を次の表に示します:
リソース プロトコル バージョン16.4.5以前のデフォルト・ポート バージョン17.1.3以降のデフォルト・ポート

Oracle WebLogic Server管理コンソール

HTTP

7001

9071

Oracle Fusion Middleware Control

HTTP

7001

9071

管理対象サーバー

HTTP

HTTPS

8001

8002

9073

9074

データベース

SQL Net

1521

1521

新規ソフトウェア・イメージとしてのバージョン12.2.1.2のサポート

プロビジョニング・ウィザードを実行する際には、ソフトウェア・イメージ・バージョン12.2.1がバージョン12.2.1.2によって置き換えられていることに注意してください。 12.2.1から12.2.1.2にアップグレードすることはできません。 かわりに、マルチノードがサポートされる新しい12.2.1.2のインスタンスをプロビジョニングしてください。

バージョン12.1.3は引き続きサポートされます。

Oracle SOA Cloud Serviceの使用を参照してください。 Oracle Fusion Middlewareの詳細は、Oracle Fusion Middlewareのドキュメントを参照してください。

12.2.1.2でのマルチノード・クラスタのサポート

マルチノード・クラスタ・サポートは、次のバージョン12.2.1.2サービス・タイプで使用可能です。 本番モードでは「MFTクラスタ」サービス・タイプのマルチノード・バージョンのみがサポートされることに注意してください。 テストではプレビュー・モード・バージョンを使用してください。

  • SOAおよびService Busクラスタ(プレビュー・モードでのみサポートされます)

  • MFTクラスタ(本番モードでサポートされます)

  • Integration Analyticsクラスタ(プレビュー・モードでのみサポートされます)

    注意:

    「SOAおよびB2Bクラスタ」サービス・タイプのマルチノード・バージョンは、REST APIでのみプロビジョニングできます。 このサービス・タイプはプレビュー・モードでのみサポートされます。

Oracle SOA Cloud Serviceの使用を参照してください。

使用可能なサービス・タイプの変更点

プロビジョニング・ウィザードを実行する際には、「サービス・タイプ」ページの次の点が変更されていることに注意してください。

  • 「Service Busクラスタ」および「SOAクラスタ」のサービス・タイプは、ソフトウェア・イメージ12.1.3でのみ選択できます。

  • 「SOAおよびB2Bクラスタ」サービス・タイプは、ソフトウェア・イメージ12.1.3でのみ選択できます。 12.2.1.2でこのサービス・タイプをプロビジョニングするには、REST APIを使用する必要があります。

  • 「SOAおよびService Busクラスタ」12.2.1.2サービス・タイプを本番環境で使用しないでください。 このサービス・タイプは、今後のリリースで1つの「SOAおよびService BusおよびB2Bクラスタ」サービス・タイプ選択肢に統一される予定です。 この統一されたサービス・タイプにアップグレードする方法はありません。 ただし、「SOAおよびService Busクラスタ」サービス・タイプをテスト用に使用できます。

Oracle SOA Cloud Serviceの使用を参照してください。

Oracle Traffic Director 12c

Oracle SOA Cloud ServiceでOracle Traffic Directorリリース12cが使用されるようになりました。 リリース12cからは、Oracle Traffic Director管理タスクはOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlから実行されます。 Oracle SOA Cloud ServiceコンソールからOracle Traffic Directorにアクセスすると、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlに転送されます。

https://hostname/em
プロビジョニング・ウィザードは、Oracle Storage Cloudコンテナを自動的に作成できるようになりました。

必要なOracle Storage Cloudコンテナを、インスタンスをプロビジョニングするときに自動的に作成できるようになりました。 必要なことは、インスタンスの詳細ページで「クラウド・ストレージ・コンテナの作成」チェック・ボックスを選択し、名前と資格証明を指定することのみで、その後はウィザードが処理します。


スクリーンショットは、インスタンスの詳細ページの記憶域コンテナ構成の部分を示しています。 クラウド・ストレージ・コンテナの作成チェック・ボックスが選択されています。
Oracle Business Activity Monitoring (Oracle BAM)をSOA Cloud Serviceの一部として本番使用で利用できるようになりました

Oracle BAMは、Integration Analytics Clusterサービス・タイプの一部として本番使用で利用できるようになりました。 Oracle BAMは、SOA Cloud Serviceの以前のリリースではプレビュー・モードでした。

Real-Time Integration Business Insightのために追加された新しいAPI接続タイプおよびREST API

新しいAPI接続タイプをReal-Time Integration Business Insightで利用可能です。 互換性のあるバージョンのSOA SuiteまたはService Busを使用して実装されていない統合からのメトリックの収集には、Real-Time Integration Business Insight REST Event APIとともにこの接続タイプを使用します。

この機能の詳細は、REST APIの使用によるビジネス・イベントの公開を参照してください。


Oracle® Public Cloud Machine 「Oracle SOA Cloud Serviceの新機能」, リリース17.1.2

E86805-02

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