running
またはshutdown
状態のインスタンスから特定の時間に取得されたマシン・イメージ起動ディスクのコピーです。 このコピーをイメージ・リストに追加し、それを使用して新しいインスタンスを作成することができます。
オーケストレーションを停止した結果としてインスタンスが削除される場合、インスタンスの変更は保持されません。 また、インスタンスを削除した場合にも、ブート・ディスクの作成後に加えられたすべてのカスタマイズおよび変更は削除されます。 カスタマイズした仮想マシン(VM)を維持するには、マシン・イメージを保持するためのスナップショットを作成します。 その後、そのスナップショットを使用して、同じカスタマイズで新しいVMを作成します。
注意:
カスタマイズを保持するもう1つの方法は、インスタンスを停止して、CPUとメモリー・リソースを解放することです。 VMを再起動したとき、カスタマイズは有効なままです。 VMの停止の詳細は、「shutdown instance」を参照してください。このコマンドを使用すると、特定のインスタンスの新しいスナップショットを追加できます。
構文
oracle-compute add snapshot instance [--name] [--machineimage] [--quota]
パラメータおよびオプション
次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
instance | スナップショットを取得する必要があるインスタンス |
--name | (オプション)サーバーによって生成された識別子を置き換える、スナップショットの一意の識別子。
オブジェクト名には、英数字、ハイフン、およびピリオドのみを使用できます。 オブジェクト名は大文字と小文字が区別されます。 |
--quota | (オプション)このスナップショットの保存に適用される割当て制限 |
--machineimage | (オプション)マシン・イメージの一意の識別子。 このオプションを指定しなければ、サーバーによって一意の識別子が生成されます。 |
例
$ oracle-compute add snapshot /mytenant/public/190f166c-a08d-4f33-8c21-7291bcce98fc --machineimage /mytenant/public/snapshot-1
サンプル出力
$ oracle-compute add snapshot /mytenant/public/190f166c-a08d-4f33-8c21-7291bcce98fc --machineimage /mytenant/public/snapshot-1 -Fname,state name state /mytenant/public/190f166c-a08d-4f33-8c21-7291bcce98fc/a0d58bae-687e-4c6f-9a77-5f6092f58590 active
このコマンドを使用すると、スナップショット作成リクエストを削除できます。 このコマンドでは、リクエストのみが削除されます。リクエストの結果であるマシン・イメージは削除されません。
active
状態のリクエストは削除されません。
リクエストを削除できるのは、error
またはcomplete
状態の場合のみです。
構文
oracle-compute delete snapshot name
パラメータおよびオプション
次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
name | スナップショットの一意の識別子 |
例
$ oracle-compute delete snapshot /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/4dbb2b4c-d315-47ba-b938-696f74826bec
このコマンドを使用すると、特定のコンテナ内のスナップショットを検索できます。
構文
oracle-compute discover snapshot container
パラメータおよびオプション
次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
container | スナップショットの階層的な名前空間 |
例
$ oracle-compute discover snapshot /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/
サンプル出力
$ oracle-compute discover snapshot /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/ entry /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/4dbb2b4c-d315-47ba-b938-696f74826bec /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/df8caca5-8a27-4153-9c5f-7440080b40c8
このコマンドを使用すると、特定のスナップショットの詳細を取得できます。
構文
oracle-compute get snapshot name
パラメータおよびオプション
次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
name | サーバーによって生成されたスナップショットの一意の識別子 |
例
$ oracle-compute get snapshot /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/4dbb2b4c-d315-47ba-b938-696f74826bec -f json
サンプル出力
$ oracle-compute get snapshot /mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/4dbb2b4c-d315-47ba-b938-696f74826bec -fjson { "list": [ { "name": "/mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/4dbb2b4c-d315-47ba-b938-696f74826bec", "machineimage": "/mytenant/public/snapshot1", "uri": "https://api.oc.example.com/snapshot/mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d/4dbb2b4c-d315-47ba-b938-696f74826bec", "quota": null, "instance": "/mytenant/public/a6fbb572-a584-486a-9314-56a24499028d", "state": "active", "error_reason": "" } ] }
このコマンドを使用すると、特定のコンテナ内のスナップショットの情報をリストできます。
構文
oracle-compute list snapshot container [--name] [--quota] [--instance] [--machineimage]
パラメータおよびオプション
次のパラメータは、このコマンドに固有です。 一般的なコマンド・オプションで説明されている共通オプションを使用することもできます。
注意:
このコマンドの出力は、オプション・パラメータに基づいてフィルタリングされます(指定されている場合)。パラメータ | 説明 |
---|---|
container | スナップショットの階層的な名前空間 |
--name | (オプション)サーバーによって生成された識別子を置き換える、スナップショットの一意の識別子 |
--quota | (オプション)このスナップショットの保存に適用される割当て制限 |
--instance | (オプション)スナップショットが取得されたインスタンス |
--machineimage | (オプション)マシン・イメージの一意の識別子 |
例
$ oracle-compute list snapshot /mytenant/
サンプル出力
$ oracle-compute list snapshot /mytenant/ -Fname,machineimage name machineimage /mytenant/public/a6fbb572-48....7ba-b938-696f74826bec /mytenant/it/lucid64 /mytenant/public/a6fbb...-8a27-4153-9c5f-7440080b40c8 /mytenant/public/a6fbb572-a5....7440080b40c8