資格証明ファイル
ユーザーID、パスワードおよびキーなどの機密情報を含むファイル。このファイルは、不透明オブジェクトとして格納されます。これは、その個々の内容がKey Vaultで解釈されないことを意味します。ファイル全体が単一オブジェクトとしてアップロードおよびダウンロードされます。
「セキュリティ・オブジェクト」も参照してください。
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エンドポイント
データベース・サーバー、アプリケーション・サーバーおよび他の情報システムなどのコンピュータ・システム。ここでは、暗号化データおよび他のシステムへのアクセスに、キーおよび資格証明が使用されます。
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エンドポイント管理者
エンドポイントの所有者。通常、システム、セキュリティまたはデータベースの管理者ですが、企業内でセキュリティのデプロイ、管理および維持を担当するユーザーである場合もあります。エンドポイントのエンロールおよびセキュリティ・オブジェクトへのエンドポイントのアクセスの制御を担当します。
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JAVA_HOME
JAVA_HOMEは、システムのJavaファイル(JDK/JRE)の場所に対応します。これにより、Javaアプリケーションは実行するためにJAVA_HOME変数を参照できます。
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MIB
SNMP構成で、SNMPがアクセスできる情報を含む変数が記述されたテキスト・ファイル。MIBに記述された変数は、MIBオブジェクトとも呼ばれ、SNMPを使用してモニタリングできる項目です。モニタリング対象の要素ごとに1つのMIBが存在します。
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OKV_HOME
Oracle Key Vaultエンドポイント・ソフトウェアが配置される環境に対応します。これには、エンドポイント・ソフトウェア・ユーティリティで必要な構成ファイル、ログ・ファイル、ライブラリ、バイナリおよびその他のファイルなど、エンドポイント・ソフトウェアのサブディレクトリが含まれます。
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Oracle Walletファイル
Oracle Walletファイルは、キーや証明書など、複数のセキュリティ・オブジェクトを保持できるコンテナです。PKCS#12暗号標準を使用します。
Oracle Walletは、他のセキュリティ・オブジェクトと同様にKey Vaultで管理できます。これらは、パスワードの有無に関係なく、暗号化および保護できます。パスワードなしでアクセスできるOracle Walletは、自動ログイン・ウォレットと呼ばれます。
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ORACLE_BASE
ORACLE_BASE
は、Oracle Databaseディレクトリ・ツリーのルートです。Oracleベース・ディレクトリは、様々なOracleソフトウェア製品のインストールに使用できる最上位のディレクトリです。複数のインストールに同じOracleベース・ディレクトリを使用できます。たとえば、/u01/app/oracle
は、oracleユーザーが作成したOracleベース・ディレクトリです。
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ORACLE_HOME
Oracleコンポーネントをインストールするディレクトリ・パス(/u01/app/oracle/product/12.1.0/db_n
など)。「Specify File Locations」ウィンドウの「Path」フィールドに、Oracleホームを入力するよう求められます。
Oracle Database製品が実行される環境に対応します。デフォルトのOracle Universal Installerを使用して、OFA準拠のデータベースをインストールする場合、Oracleホーム(このガイドで$ORACLE_HOME
と呼ばれる)は、$ORACLE_BASE
の下に配置されます。デフォルトのOracleホームはdb_n
で、n
はOracleホームの番号です。これには、Oracle Databaseソフトウェアの実行可能ファイルおよびネットワーク・ファイルのサブディレクトリが含まれます。
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ORACLE_SID
OracleシステムID (SID)は、システムの特定のデータベースを一意に識別するために使用されます。このため、1つのコンピュータ・システムで複数のデータベースのSIDを同じにすることはできません。
RACを使用する場合、同じデータベースに属するすべてのインスタンスは、一意のSIDを持つ必要があります。
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oraenv
oraenv
およびcoraenv
は、UNIX/Linuxのコマンドライン・ユーティリティで、ユーザーが任意のデータベース・インスタンスに接続できるように、必要な環境変数(ORACLE_SID
、ORACLE_HOME
およびPATH
)を設定します。これらの環境変数が設定されていない場合、SQL*Plus
、imp
、exp
などのコマンドは機能しません(または検出されません)。
Cシェルを使用する場合はcoraenv
を使用し、Bourneシェル、KornシェルまたはBashシェルを使用する場合はoraenv
を使用します。
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セキュリティ・オブジェクト
セキュリティ・オブジェクトとは、公開および秘密暗号化鍵、Oracle Wallet、Javaキーストア、Java Cryptography Extensionキーストア、証明書および資格証明ファイルなどです。
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sqlnet.oraファイル
sqlnet.oraファイルは、$ORACLE_HOME/network/adminにあります。これは、クライアントまたはサーバーの構成ファイルで、次のものを指定します。
非修飾サービス名またはネット・サービス名に追加するクライアント・ドメイン
名前解決に使用するクライアントのネーミング・メソッドの順序
使用する機能のロギングおよび追跡
接続のルート
外部ネーミング・パラメータ
Oracle Advanced Securityパラメータ
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システム管理者
ユーザー、エンドポイントおよびそれぞれのグループの作成、システム設定およびアラートの構成およびOracle Key Vaultの一般的な管理をユーザーができるようにする管理者ロール。
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テンプレート
セキュリティ・オブジェクトの属性のコレクション。テンプレートを使用してセキュリティ・オブジェクトが作成される場合、新しいオブジェクトにはテンプレート内の属性が自動的に割り当てられます。
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仮想ウォレット
公開および秘密暗号化キー、TDEマスター暗号化キー、パスワード、資格証明および証明書など、Oracle Key Vaultのセキュリティ・オブジェクトのコンテナ。仮想ウォレットの主な目的は、エンドポイント間でキーを共有できるようにすることです。
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