oakcli configure vm
コマンドを使用して、仮想マシンをCPUプールに割り当てます。
Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームでの仮想マシンの配置ポリシーの一環として、ノード上のCPUプールの可用性を確認します。
仮想マシンが特定のCPUプールに割り当てられており、フェイルオーバーが可能な場合、この仮想マシンはセカンダリ・ノードで同じCPUプールを使用しようとします。他のノードにCPUプールが存在してもサイズが異なる場合、仮想マシンがセカンダリ・ノードで稼働すると、その仮想マシンのパフォーマンスに影響することがあります。割り当てられたCPUプールがセカンダリ・ノードに存在しない場合、仮想マシンはフェイルオーバーできません。
注意:
oakcli cpupool
コマンドを使用してodaBaseCpuPool
を管理しないでください。かわりに、「ODA_BASEのサイズ変更方法」で説明されているように、ODA_BASEを構成するコマンドを使用します。
例3-24 Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームでのCPUプールへの仮想マシンの割当て例
このoakcli configure vm
例では、wintest
という名の仮想マシンをwinpool
という名のCPUプールにピン留めする方法を示しています。
oakcli configure vm wintest -cpupool winpool