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Oracle® Database Appliance管理およびリファレンス・ガイド
リリース12.1.2.7.0 for Linux x86-64
E67089-01
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Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームでのCPUプールへの仮想マシンの割当て

oakcli configure vmコマンドを使用して、仮想マシンをCPUプールに割り当てます。

Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームでの仮想マシンの配置ポリシーの一環として、ノード上のCPUプールの可用性を確認します。

仮想マシンが特定のCPUプールに割り当てられており、フェイルオーバーが可能な場合、この仮想マシンはセカンダリ・ノードで同じCPUプールを使用しようとします。他のノードにCPUプールが存在してもサイズが異なる場合、仮想マシンがセカンダリ・ノードで稼働すると、その仮想マシンのパフォーマンスに影響することがあります。割り当てられたCPUプールがセカンダリ・ノードに存在しない場合、仮想マシンはフェイルオーバーできません。

注意:

oakcli cpupoolコマンドを使用してodaBaseCpuPoolを管理しないでください。かわりに、「ODA_BASEのサイズ変更方法」で説明されているように、ODA_BASEを構成するコマンドを使用します。

例3-24 Oracle Database Appliance仮想化プラットフォームでのCPUプールへの仮想マシンの割当て例

このoakcli configure vm例では、wintestという名の仮想マシンをwinpoolという名のCPUプールにピン留めする方法を示しています。

oakcli configure vm wintest -cpupool winpool