1. ユーザーズ・ガイド
  2. このリリースでの『Oracle Multimediaユーザーズ・ガイド』の変更点

このリリースでの『Oracle Multimediaユーザーズ・ガイド』の変更点

ここでは、『Oracle Multimediaユーザーズ・ガイド』の変更点を示します。

Oracle Database 12cリリース2 (12.2)での変更点

『Oracle Multimediaユーザーズ・ガイドfor Oracle Database 12cリリース2 (12.2)』の変更内容は次のとおりです。

新機能

このリリースの新機能は次のとおりです。

  • Oracle Multimedia PL/SQL API

    Oracle Multimediaでは、Oracle DatabaseのBLOBおよびBFILEに格納されたイメージ、オーディオおよびビデオ・メディア・データを管理するためのファンクションとプロシージャを備えた簡略化されたPL/SQL APIが提供されるようになりました。このAPIを使用すると、メタデータ抽出およびイメージ処理操作を、より直感的な方法でSQLおよびPL/SQLアプリケーションに含めることができます。

    PL/SQL APIを使用すると、開発者はアプリケーションに多くの一般的な操作を含めることができます。例として、縮小イメージの作成、イメージの切取り、Web対応フォーマットへのイメージの変換に加え、メタデータの抽出などがあげられます。開発者は、このAPIをデータベースのツールおよび機能の包括的なセットと組み合せて、マルチメディア・データをデータベース内の他のタイプのデータに統合し、レポートやWebユーザー・インタフェースに簡単に表示できます。これらの利点により、マルチメディア・データを含むすべてのデータベース・アプリケーションの開発およびデプロイメントが高速になります。

    Oracle Multimedia PL/SQLパッケージの詳細は、『Oracle Multimediaリファレンス』を参照してください。

非推奨となった機能

次の機能は、このリリースでは非推奨であり、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。

  • SQL/MM Still Image規格のOracle Multimediaによるサポート

  • 次のAPI:

    • Oracle Multimedia Java API

    • Oracle Multimedia Servlets and JSP Java API

    • Oracle Multimedia DICOM Java API

    • Oracle Multimedia中間層Java API

  • DICOMのOracle Multimediaサポート

次の機能は、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)では非推奨であり、将来のリリースではサポートされなくなる可能性があります。

  • Oracle Database 10gリリース2 (10.2)で導入されたORDImageオブジェクトでのOracle Multimedia DICOMサポート

関連項目: