7 Oracle Databaseのインストール後の作業
- Oracle Database 12cでのOracle9iの言語および定義ファイルの使用
Oracle Database 10g以降のリリースでは、一部の言語および地域定義ファイルの内容に変更が加えられています。 - パッチの更新のダウンロードおよびインストール
インストールの完了後、Oracleソフトウェアのパッチ更新をダウンロードおよびインストールします。 - データベース・パスワードの要件
データベースを保護するには、すべてのパスワードが(事前定義済ユーザー・アカウント用のパスワードも) Oracle推奨のパスワード要件を満たしている必要があります。 - ORAchkヘルス・チェック・ツールのダウンロードとインストール
ORAchkユーティリティをダウンロードしてインストールし、Oracleソフトウェア・スタックの事前ヘルス・チェックを実行します。 - Windowsシステム上での無効なオブジェクトの再コンパイル
データベースのインストール、パッチ適用またはアップグレードの後にutlrp.sql
スクリプトを実行し、無効なオブジェクトを特定して再コンパイルします。 - Secure Sockets Layerの構成
HTTPリクエストで、パスワードやその他の機密データがクリア・テキストで送信されることのないように、Secure Sockets Layer (SSL)を構成して使用することをお薦めします。 - Oracleコンポーネントの構成
多くのOracle製品およびオプションは、使用を開始する前に構成する必要があります。 - 高速リカバリ領域ディスク・グループの作成
インストール時に、デフォルトで複数のディスク・グループを作成できます。 - インストール後のデータベース・オプションの有効化および無効化
Oracle Databaseのインストール時に、いくつかのオプションが有効化され、その他のオプションは無効化されます。有効化されたOracle Databaseのオプションは、SQL*Plusを使用してV$OPTIONビューを問い合せることで表示できます。 - Oracleホーム・ユーザーのパスワードの変更
Oracleホーム・ユーザー・コントロールは、管理者がOracleホーム・ユーザーのパスワードを更新できるコマンドライン・ユーティリティです。 - SQL Developerのインストール後の作業
推奨されるSQL Developerのインストール後の作業を説明します。
ORAchkヘルス・チェック・ツールのダウンロードとインストール
ORAchkユーティリティをダウンロードしてインストールし、Oracleソフトウェア・スタックの事前ヘルス・チェックを実行します。
ORAchkは、RACCheckユーティリティに代わるものです。ORAchkは、ヘルス・チェックの範囲をOracleソフトウェア・スタック全体に拡張しており、Oracleユーザーから報告された主な問題を特定し、それに対処します。ORAchkは、Oracleの製品とデプロイメントについて次のような既知の問題をあらかじめスキャンします。
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スタンドアロンのOracle Database
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Oracle Grid Infrastructure
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Real Application Clusters
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最大可用性アーキテクチャ(MAA)の検証
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アップグレード対応の検証
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Oracle Golden Gate
オラクル社は、お客様のリクエストに基づいてチェックの拡張を続けています。
ORAchkは、Cygwin環境のWindows Server 2012およびWindows Server 2016でのみサポートされています。
My Oracle SupportからORAchkの最新バージョンをダウンロードして実行することをお薦めします。ORAchkユーティリティのダウンロード、構成および実行方法の詳細は、次のMy Oracle Supportのノート1268927.2を参照してください。