ターゲット・ナビゲーション・ツリーは、Oracle SuperClusterシステムのターゲット間を移動する助けになります。Oracle SuperClusterの下の最初のレベルは、ラックとMシリーズ・サーバーから構成されています。以降のレベルは、タイプによって論理的にグループ化された、システム内の他のハードウェア・ターゲットから構成されます。図38-1は、Oracle SuperClusterシステムのハードウェア構造を示しています。すべてのターゲットは、ZFSアプライアンスを除き、タイプごとに論理的にグループ化されます。ディスク・シェルフはナビゲーション・ツリーにリストされないため、詳細は「記憶域の管理」を参照してください。
Enterprise ManagerエージェントがOracle SuperCluster VM Server for SPARCおよびSolarisゾーンにデプロイされると、図38-2のように各計算ノードの仮想スタックを表示できます。仮想スタックの詳細は、「Oracle Solarisゾーンのモニタリング」および「Oracle VM Server for SPARCのモニタリング」を参照してください。
図38-2 仮想スタックのあるOracle SuperClusterのターゲット・ナビゲーション