テスト・リポジトリは、すべてのテスト・スクリプトを保持できる一元的な場所です。テスト・リポジトリを使用するには、事前に構成されたOMSソフトウェア・ライブラリの場所を指定する必要があります。詳細は、「ソフトウェア・ライブラリ記憶域の場所の構成」を参照してください。
テスト・リポジトリを使用する利点は次のとおりです。
以前は、テストはサービスのコンテキストでのみ作成できました。これに対し、現在は、サービスのコンテキスト外で任意の数のテスト・スクリプトを作成し、テスト・リポジトリと呼ばれる一元的な場所に保存するなど、柔軟に対応できるようになりました。テスト・スクリプトのアップロードおよびサービスの作成は、独立したイベントになりました。テスト・スクリプトがリポジトリで使用可能になると、サービスの作成中に使用できます。
以前は、テスト・スクリプトの所有者のみがスクリプトのコピーを所有していました。現在は、テスト・リポジトリの導入により、スクリプトが一元的な場所に保持され、すべてのユーザーがスクリプトにアクセスできます。サービスの作成時に、ボタンをクリックするだけで、リポジトリからスクリプトをインポートできるため、ユーザーフレンドリですばやい操作が可能になりました。
注意:
現在、ATSテスト・スクリプトは中央リポジトリに格納できます。
スクリプト・バンドルをダウンロードして編集するには、次の手順に従います。
「ダウンロード」をクリックして、指示に従ってzipファイルを保存します。
OpenScriptを起動し、「ファイル」メニューから「スクリプトのインポート」を選択して、zipファイルをATS OpenScriptにインポートします。
ATS OpenScriptでスクリプトを編集したら、「ファイル」を選択し、「スクリプトのエクスポート」を選択して、新規スクリプトをエクスポートし、zipファイルを保存します。
Cloud Controlにログインし、ATSサービス・テスト・ページにナビゲートします。「アップロード」をクリックし、更新済のスクリプト・ファイルをEnterprise Managerにアップロードします。