プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Enterprise Manager Cloud管理ガイド
13c リリース2
E78872-08
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

39 Testing as a Serviceの設定

この章では、Testing as a Service (TaaS)の設定に関連する手順の概要を示します。

これらの設定タスクの多くは、Infrastructure as a Serviceを使用する場合にも必要です。IaaSの設定が完了している場合は、これらのタスクの多くをすでに完了したことになります。この章の構成は、次のとおりです。

39.1 はじめに

下の表に、TaaSの設定タスクの概要を示します。

表39-1 TaaSの開始

ステップ タスク ロール

1

TaaSプラグインのインストール

「必要なプラグインのデプロイ」を参照してください

スーパー管理者

2

テスト実施者の作成

「テスト管理者の作成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

3

必要なアセンブリZipファイルを使用した仮想化(VT)アセンブリの作成

「アセンブリ・コンポーネントの作成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

4

Oracle VM Manager (OVM)のインストール

これは、クラウド・インフラストラクチャの設定の一部です。「クラウド管理インフラストラクチャの設定」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

5

Enterprise ManagerからのVTプラグインのインストール

「必要なプラグインのデプロイ」を参照してください

CLOUD_ADMIN

6

OVMの登録

「Oracle VM Managerの登録」を参照してください

CLOUD_ADMIN

7

Oracle VM Server (OVS)の登録

イメージ再適用の手順

「仮想サーバーの検出」を参照してください

CLOUD_ADMIN

8

記憶域の追加

「記憶域リポジトリの作成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

9

マウント位置のリフレッシュ

CLOUD_ADMIN

10

記憶域リポジトリの追加

「記憶域リポジトリでの管理操作の実行」を参照してください

CLOUD_ADMIN

11

サーバーの提示

「記憶域リポジトリの提示」を参照してください

CLOUD_ADMIN

12

サーバー・プールの作成

「仮想サーバー・プールの作成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

13

ゾーンの作成

「ゾーンの作成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

14

記憶域リポジトリへのアセンブリのインポート

「記憶域リポジトリへのアセンブリ、テンプレートおよび仮想ディスクのインポート」を参照してください

CLOUD_ADMIN

15

ネットワークの設定

「ネットワークの設定」を参照してください

CLOUD_ADMIN

16

MACアドレスの生成

「MACアドレスの生成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

17

デプロイメント・プランの作成

「デプロイメント・プランの作成」を参照してください

CLOUD_ADMIN

39.2 テスト管理者の作成

テスト管理者を作成するには、次の手順に従います。

  1. スーパー管理者として、または新規管理者の作成権限のあるユーザーとして、Enterprise Managerにログインします。
  2. 「設定」メニューから、「セキュリティ」「管理者」の順に選択します。
  3. EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つTAASADMIN管理者を作成します。
  4. EM_TAAS_DESIGNERロールを持つTAASDESIGNER管理者を作成します。
  5. EM_SSA_ROLEを持つTAASUSER管理者を作成します。

39.3 アセンブリ・コンポーネントの作成

VTアセンブリを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」「ソフトウェア・ライブラリ」を選択します。
  2. ルート・ディレクトリを選択します。「アクション」「フォルダの作成」の順に選択します。
  3. 書込みアクセス権のあるディレクトリを選択します。「アクション」メニューから、「エンティティの作成」「仮想化」の順に選択します。
  4. タイプとして「アセンブリ」を選択し、「OK」をクリックします。
  5. 必要な値を指定し、「次へ」をクリックします。
  6. アップロード・メカニズムを選択します。「OK」をクリックします。
  7. 「追加」ボタンをクリックしてファイル名を入力し、「OK」をクリックします。
  8. 「確認」ページが表示されるまで「次へ」を繰り返しクリックし、「保存とアップロード」をクリックします。

    OMSまたはエージェントからファイルをアップロードする場合は、ファイルのアップロード先にファイルをアップロードする必要があります。

39.4 デプロイメント・プランの作成

デプロイメント・プランを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「クラウド」「インフラストラクチャ・ホーム」の順に選択します。
  2. 右パネルで、ゾーンを選択して右クリックします。

    注意: サポートされているオプションは、ゾーンから作成するデプロイメント・プランのみです。(デプロイメント・プランをサーバー・プールまたはOracle VM Serverから作成した場合、そのデプロイメント・プランはTaaSに表示されません。)

  3. 「アセンブリのデプロイ」を選択します。ソフトウェア・ライブラリ内に作成されたアセンブリ、または記憶域リポジトリに直接インポートされたアセンブリを選択します。「次へ」をクリックします。
  4. アセンブリ・デプロイメント: ネットワークとエージェント・ページで、エージェント・プッシュ構成の有効化を選択します。プッシュとは、OVMの作成後にEnterprise ManagerエージェントがEnterprise Managerからプッシュされることを意味します。
  5. 「インストールのベース・ディレクトリ」、「プラットフォーム」、「ユーザー名」および「パスワード」を指定します。
  6. 「プランとして保存」をクリックします。計画の名前を指定し、ソフトウェア・ライブラリ・フォルダを選択します。指定する他の情報は、インストールするアセンブリによって異なります。