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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
13c リリース2
E78868-01
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2 ブラックアウト・ビュー

この章では、各ブラックアウト・ビューとその列について説明します。ブラックアウトでは、メンテナンス操作を実行するために1つ以上のターゲットのモニタリングを一時停止できます。内容は次のとおりです。

ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。

2.1 MGMT$BLACKOUT_HISTORY

MGMT$BLACKOUT_HISTORYビューには、管理対象ターゲットについてブラックアウト状態の変化の履歴ログが表示されます。また、ビューを使用して、特定の期間についてブラックアウト期間にあったターゲットのリストを生成できます。


表2-1 MGMT$BLACKOUT_HISTORY

説明

BLACKOUT_NAME

ブラックアウトの名前

CREATED_BY

ブラックアウトを作成したEnterprise Manager管理者

BLACKOUT_GUID

ブラックアウトの一意のグローバル識別子(GUID)

START_TIME

管理対象ターゲットのブラックアウト期間の開始

END_TIME

管理対象ターゲットのブラックアウト期間の終了。ターゲットが現在ブラックアウト期間の場合、END_TIMESTAMPの日付はNULLになります。

TARGET_NAME

メトリックが収集されたターゲットの名前。ターゲット名は、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットを一意に識別します。通常、ターゲット名には、システムまたはデータベース管理者によって提供された管理対象エンティティの名前が含まれます。

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプとして、データベース、ホスト、Webサーバー、アプリケーションまたはアプリケーション・サーバーがあります。管理エージェントで収集定義を定義する人がターゲット・タイプを定義します。ターゲット・タイプは、管理リポジトリ内の管理対象ターゲットについて収集されるメトリックのセットを定義します。

STATUS

ブラックアウトの現在のステータス

ステータス値は次のとおりです。

  • 0: スケジュール済

  • 1: 開始処理

  • 2: 一部起動

  • 4: 起動済

  • 5: 停止保留中

  • 6: 停止の失敗

  • 7: 一部停止

  • 8: 編集の失敗

  • 9: 一部編集

  • 10: 停止中

  • 11: 終了

  • 12: 一部ブラックアウト

  • 13: 変更保留中


使用上の注意

このビューを使用した問合せでtarget_name、target_type、start_timestampまたはend_timestampが参照されている場合、その問合せでは索引が使用されます。

通常、このビューを使用して取得されたブラックアウト履歴情報は、target_name、target_typeおよびstart_timestampの順でソートされます。

2.2 MGMT$BLACKOUTS

MGMT$BLACKOUTSビューには、すべてのブラックアウト定義情報が現在のスケジュールとともに表示されます。


表2-2 MGMT$BLACKOUTS

説明

BLACKOUT_NAME

ブラックアウトの名前

BLACKOUT_GUID

ブラックアウトの一意のグローバル識別子(GUID)

REASON

ブラックアウトの目的。理由は、レポート所有者が事前定義済リストから選択します。

DESCRIPTION

ブラックアウトに関する詳細情報

STATUS

ブラックアウトの現在のステータス

ステータス値は次のとおりです。

  • 0: スケジュール済

  • 1: 開始処理

  • 2: 一部起動

  • 4: 起動済

  • 5: 停止保留中

  • 6: 停止の失敗

  • 7: 一部停止

  • 8: 編集の失敗

  • 9: 一部編集

  • 10: 停止中

  • 11: 終了

  • 12: 一部ブラックアウト

  • 13: 変更保留中

CREATED_BY

ブラックアウトを作成した管理者。ブラックアウトがEnterprise Managerコマンドライン・インタフェースを使用して作成された場合、CREATED_BYはブラックアウト所有者としてSYSTEMを返します。

LAST_START_TIME

ブラックアウトが前回正常に開始した時刻

LAST_END_TIME

ブラックアウトが前回正常に終了した時刻

SCHEDULED_TIME

使用可能な値は次のとおりです。

  • 0: 即時スケジュール

  • 1: 指定した時刻に1回実行

  • 2: 一定間隔で実行

  • 3: 毎日実行

  • 4: 指定した曜日に実行

  • 5: 指定した日付に実行

  • 6: 指定した月日に実行

SCHEDULE_START_TIME

ブラックアウトの開始がスケジュールされる時刻。

SCHEDULE_END_TIME

ブラックアウトが終了するようスケジュールされている時刻

DURATION

ブラックアウトの期間(分)