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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
13c リリース2
E78868-01
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12 メトリック・ビュー

この章では、各メトリック・ビューとその列について説明します。内容は次のとおりです。

ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。

12.1 MGMT$METRIC_CATEGORIES

MGMT$METRIC_CATEGORIESビューには、メトリックが属するクラスおよびカテゴリのリストが表示されます。クラス(サービス、機能など)およびクラス内のカテゴリ(機能クラスのセキュリティや構成、サービス・クラスの使用状況やパフォーマンスなど)に基づいたメトリックの分類に使用されます。


表12-1 MGMT$METRIC_CATEGORIES

説明

TARGET_TYPE

分類されるメトリックのターゲット・タイプを定義します。

TYPE_VERSION

ターゲット・タイプのバージョンを定義します。

METRIC_NAME

メトリックの名前を定義します。

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は空白1個です。

METRIC_GUID

メトリックの一意のID

METRIC_CLASS_NAME

このメトリックが属するメトリック・クラスの名前

METRIC_CATEGORY_NAME

クラス内のメトリックのカテゴリの名前

METRIC_CATEGORY_NLSID

Enterprise Managerが名前を別の言語に変換するために使用する、カテゴリのNLS ID


12.2 MGMT$METRIC_COLLECTION

MGMT$METRIC_COLLECTIONビューには、メトリックしきい値の詳細、頻度、アップロード・ポリシーおよびターゲット当たりのしきい値が含まれています。


表12-2 MGMT$METRIC_COLLECTION

説明

TARGET_NAME

メトリックが収集されるターゲット

TARGET_TYPE

ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意のID

METRIC_NAME

メトリックの名前

METRIC_COLUMN

表メトリックの場合、メトリック列には定義される表の列名が含まれます。定義されるメトリックが表メトリックでない場合、この列の値は空白1個です。

WARNING_OPERATOR

警告しきい値に対する演算子。これは、レポート環境で使用され、警告しきい値を適切に表すグラフに線を作成します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 0 - GT

  • 1 - EQ

  • 2 - LT

  • 3 - LE

  • 4 - CONTAINS

  • 5 - NE

  • 6 - MATCH: 正規表現

CRITICAL_OPERATOR

クリティカルしきい値に対する演算子。これは、レポート環境で使用され、クリティカルしきい値を適切に表すグラフに線を作成します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 0 - GT

  • 1 - EQ

  • 2 - LT

  • 3 - LE

  • 4 - CONTAINS

  • 5 - NE

  • 6 - MATCH: 正規表現

WARNING_THRESHOLD

警告重大度の値

CRITICAL_THRESHOLD

クリティカル重大度の値

OCCURENCE_COUNT

重大度レコードが生成されるまでの警告、クリティカルまたは消去の重大度の発生回数

WARNING_COUNT

メトリック値が警告しきい値を超えた連続回数

CRITICAL_COUNT

メトリック値がクリティカルしきい値を超えた連続回数


12.3 MGMT$METRIC_ERROR_CURRENT

MGMT$METRIC_ERROR_CURRENTビューは、メトリックに関係する現在のメトリック・エラーを関連付けます。


表12-3 MGMT$METRIC_ERROR_CURRENT

説明

TARGET_NAME

メトリック収集エラーが発生したターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

メトリック収集エラーが発生したターゲットの一意のID

METRIC_NAME

メトリック収集エラーが発生した、基となるメトリック

METRIC_GUID

メトリックの一意のID。レポート作成時のメトリック情報とメトリック・データ情報との関連付けに使用できます。

METRIC_LABEL

エラーが発生したメトリックのユーザー表示名

COLL_NAME

エラーが発生したメトリックを収集している収集の名前。

COLLECTION_TIMESTAMP

収集エラーが発生した時刻

ERROR_TYPE

メトリックの収集時に発生したエラーのタイプを示します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • ERROR

  • WARNING

ERROR_MESSAGE

エラー・メッセージのテキスト


12.4 MGMT$METRIC_ERROR_HISTORY

MGMT$METRIC_ERROR_HISTORYビューには、メトリック収集エラーの履歴が表示されます。


表12-4 METRIC_ERROR_HISTORY

説明

TARGET_NAME

メトリック収集エラーが発生したターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲット・タイプは、ターゲットに適用されるメトリックのセットを定義します。

TARGET_GUID

メトリック収集エラーが発生したターゲットのターゲットGUID

METRIC_NAME

エラーが発生したメトリックの名前。

METRIC_GUID

メトリックの一意のID。レポート作成時のメトリック情報とメトリック・データ情報との関連付けに使用できます。

METRIC_LABEL

エラーが発生したメトリックのユーザー表示名

COLL_NAME

エラーが発生したメトリックを収集している収集の名前。

COLLECTION_TIMESTAMP

収集エラーが発生した時刻

ERROR_TYPE

メトリックの収集時に発生したエラーのタイプを示します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • ERROR

  • WARNING

ERROR_MESSAGE

エラー・メッセージのテキスト