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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
13c リリース2
E78868-01
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6 イベント・ビュー

この章では、各イベント・ビューとその列について説明します。内容は次のとおりです。

ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。

6.1 MGMT$INCIDENTS

MGMT$INCIDENTSビューは、サマリー・メッセージを含むインシデントの属性のビューです。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-1 MGMT$INCIDENTS

説明

INCIDENT_ID

インシデントの一意のRAW ID

INCIDENT_NUM

エンドユーザーが表示可能なインシデントのID

SUMMARY_MSG

インシデントのサマリー・メッセージ

SEVERITY

インシデントの重大度

IS_ESCALATED

問題をエスカレーションするかどうかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: はい

  • 0: いいえ

ESCALATION_LEVEL

インシデントがエスカレーションされる場合、この値はエスカレーション・レベルを指定します。この値は、レベル1からレベル5までです。

PRIORITY

インシデントの優先度。

使用可能な値は次のとおりです。

  • なし

  • 緊急

  • 非常に高

RESOLUTION_STATE

問題の解決状態。

OWNER

問題の所有者。所有者がない場合、この値は"-"です。

IS_ACKNOWLEDGED

インシデントが認識されているかどうかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: はい

  • 0: いいえ

IS_SUPPRESSED

インシデントが抑止されているかどうかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: はい

  • 0: いいえ

LAST_ANNOTATION_SEQ

この問題について入力された最後の注釈の順序ID

CREATION_DATE

インシデントが作成された日付

LAST_UPDATED_DATE

このインシデントが最後に更新された日付

EVENT_COUNT

このインシデントに関連付けられているイベントの数

OPEN_STATUS

インシデントのステータスを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決のインシデント

  • 0: クローズしたインシデント

CLOSED_DATE

インシデントがクローズされた日付(クローズしている場合)

SRC_COUNT

このインシデント内のイベントが属している一意のターゲットまたはソース・オブジェクトの組合せの数

TARGET_GUID

インシデントに関連付けられているターゲットの一意のID。この値は、インシデント内のすべてのイベントが同じターゲットまたはソース・オブジェクトの組合せに属している場合にのみ設定されます。イベントが複数のソースに属している場合はnullに設定されます。

SOURCE_OBJ_TYPE

インシデント内のすべてのイベントが属しているソース・オブジェクトまたはエンティティ・タイプ(すべてが同じターゲットまたはソース・オブジェクトの組合せに属している場合)。イベントが複数のソースに属している場合はnullに設定されます。

ADR_RELATED

インシデントがOracle診断インシデントかどうかを示します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 0: いいえ

  • 1: はい

TICKET_ID

このインシデントに関連付けられているチケット(nullも可能)

TICKET_STATUS

このインシデントに関連付けられているチケットのステータス(nullも可能)

SR_ID

この問題に関連付けられているサービス・リクエストのID(ある場合)

PROBLEM_ID

関連する問題の一意のRAW ID(ある場合)

PROBLEM_NUM

エンドユーザーが表示可能な関連する問題のID(ある場合)


6.2 MGMT$INCIDENT_CATEGORY

MGMT$INCIDENT_CATEGORYビューは、インシデントとカテゴリとの間のマッピングに関するインシデント・ビューです。インシデントには、複数のカテゴリを関連付けることができます。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-2 MGMT$INCIDENT_CATEGORY

説明

INCIDENT_ID

インシデントの一意のRAW ID

CATEGORY_NAME

カテゴリの名前

OPEN_STATUS

インシデントのステータスを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決のインシデント

  • 0: クローズしたインシデント

CLOSED_DATE

インシデントがクローズされた日付


6.3 MGMT$INCIDENT_TARGET

MGMT$INCIDENT_TARGETビューは、インシデントとターゲットとの間のマッピングに関するインシデント・ビューです。インシデントは複数のイベントから構成でき、これらのイベントは異なるターゲットのものでもかまいません。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-3 MGMT$INCIDENT_TARGET

説明

INCIDENT_ID

インシデントの一意のRAW ID

TARGET_GUID

ターゲットの一意のID(nullも可能)

OPEN_STATUS

インシデントのステータスを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決のインシデント

  • 0: クローズしたインシデント

CLOSED_DATE

インシデントがクローズされた日付


6.4 MGMT$INCIDENT_ANNOTATION

MGMT$INCIDENT_ANNOTATIONビューは、インシデントと注釈との間のマッピングに関するビューです。各インシデントは複数の注釈を持つことができます。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-4 MGMT$INCIDENT_ANNOTATION

説明

INCIDENT_ID

インシデントの一意のRAW ID

ANNOTATION_SEQ

注釈が追加された順序ID

ANNOTATION_MSG

注釈メッセージ

ANNOTATION_DATE

注釈が作成されたタイムスタンプ

ANNOTATION_TYPE

注釈のタイプ。つまり、ユーザー生成かシステム生成かです。

使用可能な値は次のとおりです。

  • USER

  • SYSTEM

ANNOTATION_USER

注釈を追加したユーザー。注釈がシステム生成の場合、この値は"-"に設定されます。

OPEN_STATUS

インシデントのステータスを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決のインシデント

  • 0: クローズしたインシデント

CLOSED_DATE

インシデントがクローズされた日付


6.5 MGMT$EVENTS_LATEST

MGMT$EVENTS_LATESTビューには、特定のイベント・順序のすべてのイベントの最新の状態の詳細が表示されます。順序は、同一ソースおよび同一問題に関するレポートに関連する一連のRAWイベントです。たとえば、ホストの場合、CPU使用率が警告からクリティカルになった後で警告に戻ると、これらの3つのイベントを相関させて、警告を最新の状態とする3つのRAWイベントを含む1つの順序とします。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-5 MGMT$EVENTS_LATEST

説明

EVENT_SEQ_ID

イベント・順序の一意のRAW ID

EVENT_ID

順序内の最新のイベントの一意のRAW ID

EVENT_CLASS

このイベントが属しているイベント・クラス

SEVERITY

イベントの重大度

LAST_ANNOTATION_SEQ

この順序について入力された最後の注釈の順序ID

MSG

イベント・メッセージ

EVENT_NAME

イベントの性質を表す内部イベント名

INCIDENT_ID

このイベントが属しているインシデントID(ある場合)

INCIDENT_NUM

エンドユーザーが読み取り可能なインシデントの番号またはID

TARGET_GUID

順序のイベントが属しているターゲットのGUID。順序がターゲットに関連していない場合、この値はNULLに設定されます。

SOURCE_OBJ_TYPE

順序のイベントが属しているソース・オブジェクトまたはエンティティ・タイプ。デフォルト値はNULLです。

SOURCE_OBJ_ID

順序のイベントが属しているソース・オブジェクトまたはエンティティGUID。デフォルト値はNULLです。

OPEN_STATUS

イベント・順序のステータス。最後のイベントの重大度が非消去の場合、イベント・順序は未解決とみなされます。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決

  • 0: クローズ済

CLOSED_DATE

イベントがクローズ済とマークされた日付。つまり、イベント・順序が消去された日付。

CREATION_DATE

イベント・順序が作成された日付

LAST_UPDATED_DATE

このイベント・順序が最後に更新された日付


6.6 MGMT$EVENTS

MGMT$EVENTSビューには、特定のイベント・順序のすべてのRAWイベントの詳細が表示されます。順序は、同一ソースおよび同一問題に関するレポートに関連する一連のRAWイベントです。たとえば、ホストの場合、CPU使用率が警告からクリティカルになった後で警告に戻ると、これらの3つのイベントを相関させて、警告を最新の状態とする3つのRAWイベントを含む1つの順序とします。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-6 MGMT$EVENTS

説明

EVENT_SEQ_ID

イベント・順序の一意のRAW ID

EVENT_ID

イベントの一意のRAW ID

SIGNATURE_ID

すべてのRAWイベントの順序への関連付けに使用されるRAWイベントの一意の署名のID

EVENT_CLASS

このイベントが属しているイベント・クラス

SEVERITY

RAWイベントの重大度

LAST_ANNOTATION_SEQ

この順序について入力された最後の注釈の順序ID

MSG

イベント・メッセージ

EVENT_NAME

イベントの性質を表す内部イベント名

INCIDENT_ID

このイベントが属しているインシデントID(該当する場合)

INCIDENT_NUM

エンドユーザーが読み取り可能なインシデントの番号またはID

TARGET_GUID

イベントが属しているターゲットのGUID。順序がターゲットに関連していない場合、この値はNULLに設定されます。

SOURCE_OBJ_TYPE

イベントが属しているソース・オブジェクトまたはエンティティ・タイプ。デフォルト値はNULLです。

SOURCE_OBJ_ID

イベントが属しているソース・オブジェクトまたはエンティティのGUID。デフォルト値はNULLです。

OPEN_STATUS

イベント・順序のステータス。最後のイベントの重大度が非消去の場合、イベント・順序は未解決とみなされます。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決

  • 0: クローズ済

CLOSED_DATE

イベントがクローズ済とマークされた日付。つまり、イベント・順序が消去された日付。

REPORTED_DATE

イベントが報告された日付


6.7 MGMT$EVENT_ANNOTATION

MGMT$EVENT_ANNOTATIONビューは、イベントと注釈との間のマッピングに関するビューです。各イベントは複数の注釈を持つことができます。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。

注意:

注釈は順序に関連付けられ、各RAWイベントには関連付けられません


表6-7 MGMT$EVENT_ANNOTATION

説明

EVENT_SEQ_ID

イベント・順序の一意のRAW ID

EVENT_INSTANCE_ID

イベント・インスタンスの一意のRAW ID

ANNOTATION_SEQ_NUM

注釈が追加された順序ID

ANNOTATION_DATE

注釈が作成されたタイムスタンプ

ANNOTATION_TYPE

注釈のタイプ。つまり、ユーザー生成かシステム生成かです。

使用可能な値は次のとおりです。

  • USER

  • SYSTEM

ANNOTATION_USER

注釈を追加したユーザー

ANNOTATION_MSG

注釈メッセージ

OPEN_STATUS

イベント・順序のステータス。最後のイベントの重大度が非消去の場合、イベント・順序は未解決とみなされます。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決

  • 0: クローズ済

CLOSED_DATE

イベントがクローズ済とマークされた日付。つまり、イベント・順序が消去された日付。


6.8 MGMT$PROBLEMS

MGMT$PROBLEMSビューは、サマリー・メッセージを含む問題の属性のビューです。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-8 MGMT$PROBLEMS

説明

PROBLEM_ID

問題の一意のRAW ID

PROBLEM_NUM

エンドユーザーが表示可能な問題のID

SUMMARY_MSG

問題のサマリー・メッセージ

SEVERITY

問題の重大度

IS_ESCALATED

問題をエスカレーションするかどうかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: はい

  • 0: いいえ

ESCALATION_LEVEL

問題がエスカレーションされる場合、この値はエスカレーション・レベルを指定します。この値は、レベル1からレベル5までです。

PRIORITY

インシデントの優先度。

使用可能な値は次のとおりです。

  • なし

  • 緊急

  • 非常に高

RESOLUTION_STATE

問題の解決状態

OWNER

問題の所有者。所有者がない場合、この値は"-"です。

IS_ACKNOWLEDGED

問題が認識されているかどうかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: はい

  • 0: いいえ

IS_SUPPRESSED

問題が抑止されているかどうかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: はい

  • 0: いいえ

LAST_ANNOTATION_SEQ

この問題について入力された最後の注釈の順序ID

CREATION_DATE

問題が作成された日付

LAST_UPDATED_DATE

この問題が最後に更新された日付

INC_COUNT

この問題に関連付けられているインシデントの数

OPEN_STATUS

問題のステータスを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決

  • 0: クローズ済

CLOSED_DATE

問題がクローズされた日付(クローズしている場合)

TARGET_GUID

ターゲットの一意のID(nullも可能)。この値は、問題のすべてのインシデントが同じターゲットまたはソース・オブジェクトの組合せに属している場合にのみ設定されます。

インシデントが複数のソースに属している場合はnullに設定されます。

注意: このリリースでは、問題は1つのターゲットにのみ関連付けが可能です。

PROBLEM_KEY

この問題の一意の署名

SR_ID

この問題に関連付けられているサービス・リクエストのID(ある場合)

BUG_ID

この問題に関連付けられているバグのID(ある場合)


6.9 MGMT$PROBLEM_ANNOTATION

MGMT$PROBLEM_ANNOTATIONビューは、問題と注釈との間のマッピングに関するビューです。各問題は複数の注釈を持つことができます。このビューに対する問合せでパーティションを最初に利用するOPEN_STATUSおよびCLOSED_DATEを使用した適切なフィールドに対してフィルタ処理を使用していることを確認してください。


表6-9 MGMT$PROBLEM_ANNOTATION

説明

PROBLEM_ID

問題の一意のRAW ID

ANNOTATION_SEQ

注釈が追加された順序ID

ANNOTATION_MSG

注釈メッセージ

ANNOTATION_DATE

注釈が作成されたタイムスタンプ

ANNOTATION_TYPE

注釈のタイプ。ユーザー生成またはシステム生成です。有効な値は、USERまたはSYSTEMです。

ANNOTATION_USER

注釈を追加したユーザー

OPEN_STATUS

問題のステータスを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: 未解決

  • 0: クローズ済

CLOSED_DATE

問題がクローズされた日付