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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理リポジトリ・ビュー・リファレンス
13c リリース2
E78868-01
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5 構成管理ビュー

この章では、構成管理ビューについて説明します。内容は次のとおりです。

ビューを使用する方法の例は、「例」を参照してください。

5.1 カスタム構成仕様ビュー

この項では、各カスタム構成仕様(CCS)ビューとその列について説明します。内容は次のとおりです。

5.1.1 MGMT$CCS_DATA

MGMT$CCS_DATAビューには、現在のデータと保存されたデータ(構成から保存されたデータ)が表示されます。


表5-1 MGMT$CCS_DATA

説明

CM_TARGET_GUID

ターゲットの一意のID

CM_TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ

CM_TARGET_NAME

ターゲットの名前

CM_SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ

CCS_UI_NAME

表示CCS名

CCS_DRAFT_NUMBER

ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0)

LAST_COLLECTION_TIMESTAMP

ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ

ECM_SNAPSHOT_ID

他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID

DATA_SOURCE_NAME

EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。

  • ファイル名(ベース・パスとの相対)

  • OSコマンド名

  • データベースSQL問合せ名

CONTAINER

その他の識別情報と順序情報を含む、スラッシュ(/)で区切られた階層コンテナ。この列は空白が1つの場合がありますが、属性名と値が使用可能で、階層の最上位レベルの場合のみです。

ATTR

属性名

ATTR_ORDER

これを含むコンテナ内の属性の順序

CONTAINER_ORDER

データ・ソース・コンテンツ内のコンテナの順序

VALUE

属性値


5.1.2 MGMT$CCS_DATA_SOURCE

MGMT$CCS_DATA_SOURCEビューには、現在のデータと保存されたデータ(保存された構成からのデータ)が含まれます。このビューは、MGMT$CCS_DATA_SOURCE_VISIBLEとECM_SNAPSHOT_IDおよびDATA_SOURCE_NAMEで結合できます。


表5-2 MGMT$CCS_DATA_SOURCE

説明

CM_TARGET_GUID

ターゲットの一意のID

CM_TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ

CM_TARGET_NAME

ターゲットの名前

CM_SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ

CCS_UI_NAME

表示CCS名

CCS_DRAFT_NUMBER

ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0)

LAST_COLLECTION_TIMESTAMP

ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ

ECM_SNAPSHOT_ID

他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID

DATA_SOURCE_NAME

EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。

  • ファイル名(ベース・パスとの相対)

  • OSコマンド名

  • データベースSQL問合せ名

EXPR_TYPE

式のタイプ

使用可能な値は次のとおりです。

  • F: ファイル

  • O: OSコマンド

  • D: データベース問合せ

SOURCE_ORDER

ソースが取得された番号順

EXPR_NAME

式の名前

  • ファイルの場合、これは、ファイルが収集される原因となったカスタム構成仕様のワイルドカード・パス式です。

  • OSコマンドとデータベース問合せの場合、これは、式に対してユーザーが指定した名前です。

EXPR_VALUE

式の値

  • ファイルの場合、これは、EXPR_NAMEの値と同じです。

  • OSコマンドの場合、これは、実際のコマンドです。

  • データベース問合せの場合、これは、実際のデータベース問合せです。

FULL_PATH

フルパス

  • ファイルの場合、これは、ファイルのフルパスです。

  • OSコマンドの場合、これは、ベース・ディレクトリ・パスです。

CONTENTS_SIZE

コンテンツのバイト・サイズ

HASH

収集されたデータのハッシュ値

CONTENTS

このデータ・ソースのコンテンツそのものを含むキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)コンテンツ列

COLLECTION_ERROR_MSG

収集時のこのデータ・ソースの関連エラー・メッセージ

PARSING_ERROR_MSG

データ・コンテンツの解析時に生成された関連エラー・メッセージ


5.1.3 MGMT$CCS_DATA_VISIBLE

MGMT$CCS_DATA_VISIBLEビューには、現在のデータと保存されたデータ(保存された構成からのデータ)が含まれます。


表5-3 MGMT$CCS_DATA_VISIBLE

説明

TARGET_GUID

ターゲットの一意のID

TARGET_NAME

ターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ

SNAPSHOT_TYPE

スナップショット・タイプ

CCS_UI_NAME

表示CCS名

CCS_DRAFT_NUMBER

ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0)

DISPLAY_TARGET_NAME

ターゲットのユーザーフレンドリな表示名

DISPLAY_TARGET_TYPE

ターゲット・タイプのユーザーフレンドリな表示名

COLLECTION_TIMESTAMP

ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ

IS_CURRENT

現在のデータか保存されたデータかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Y: 現在のデータ

  • N: 保存されたデータ

DESCRIPTION

ユーザーによって指定されたスナップショットの説明

CREATOR

保存されたスナップショットの場合、作成者は、スナップショットを保存したEnterprise Managerユーザーです。

SAVED_TIMESTAMP

データベースのタイムゾーンで指定された、スナップショットが保存されたタイムスタンプ

LAST_UPLOAD_TIMESTAMP

このスナップショット・タイプに対する収集が最後に処理された時間(データベースのタイムゾーンで指定)。

ECM_SNAPSHOT_ID

他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID

DATA_SOURCE_NAME

EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。

  • ファイル名(ベース・パスとの相対)

  • OSコマンド名

  • データベースSQL問合せ名

CONTAINER

その他の識別情報と順序情報を含む、スラッシュ(/)で区切られた階層コンテナ。この列は空白が1つの場合がありますが、属性名と値が使用可能で、階層の最上位レベルの場合のみです。

ATTRIBUTE

属性名

VALUE

属性値

CONTAINER_ORDER

データ・ソース・コンテンツ内のコンテナの順序

ATTRIBUTE_ORDER

これを含むコンテナ内の属性の順序


5.1.4 MGMT$CCS_DATA

MGMT$CCS_DATAビューはMGMT$CCS_DATA_VISIBLEビューと同じですが、直近に収集されたデータのみが表示されます。


表5-4 MGMT$CCS_DATA

説明

CM_TARGET_GUID

ターゲットの一意のID

CM_TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ

CM_TARGET_NAME

ターゲットの名前

CM_SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ

CCS_UI_NAME

表示CCS名

CCS_DRAFT_NUMBER

ドラフトCCSに対するCCSのドラフト番号。(ドラフト以外のCCSの場合は0)

LAST_COLLECTION_TIMESTAMP

ターゲットのタイムゾーンで指定された収集のタイムスタンプ

ECM_SNAPSHOT_ID

他のECMビューとの結合に使用できるエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショットID

DATA_SOURCE_NAME

EXPR_TYPEの値に応じて、次のいずれかです。

  • ファイル名(ベース・パスとの相対)

  • OSコマンド名

  • データベースSQL問合せ名

CONTAINER

その他の識別情報と順序情報を含む、スラッシュ(/)で区切られた階層コンテナ。この列は空白が1つの場合がありますが、属性名と値が使用可能で、階層の最上位レベルの場合のみです。

ATTR

属性名

ATTR_ORDER

これを含むコンテナ内の属性の順序

CONTAINER_ORDER

データ・ソース・コンテンツ内のコンテナの順序

VALUE

属性値


5.2 データベース構成ビュー

5.2.1 MGMT$DB_TABLESPACES

MGMT$DB_TABLESPACESビューには、表領域の構成設定が表示されます。表領域設定は、sys.dba_tablespaces、dba_free_space、dba_data_files、dba_temp_filesおよびv$temp_extent_pool表から収集されます。


表5-5 MGMT$DB_TABLESPACES

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

データ・ファイルを含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

TABLESPACE_NAME

表領域の名前

CONTENTS

表領域の内容: PERMANENTまたはTEMPORARY

STATUS

表領域のステータス: ONLINE、OFFLINEまたはREAD ONLY。

EXTENT_MANAGEMENT

エクステント管理追跡: DICTIONARYまたはLOCAL。

ALLOCATION_TYPE

この表領域に対して有効なエクステント割当てのタイプ

LOGGING

デフォルトのロギング属性

TABLESPACE_SIZE

表領域の現在のサイズ(バイト)

INITIAL_EXT_SIZE

デフォルトの初期エクステント・サイズ

NEXT_EXTENT

順序中の次のエクステント

INCREMENT_BY

エクステント・サイズのデフォルトの増加の割合

MAX_EXTENTS

エクステントのデフォルトの最大数

TABLESPACE_USED_SIZE

表領域に含まれるデータ量(バイト)

SEGMENT_SPACE_MANAGEMENT

表領域内の空きセグメントと使用済セグメントが空きリスト(MANUAL)とビットマップ(AUTO)のどちらを使用して管理されているかを示します。

BLOCK_SIZE

表領域ブロック・サイズ

MIN_EXTENTS

エクステントのデフォルトの最小数。

MIN_EXTLEN

この表領域の最小エクステント・サイズ。

BIGFILE

表領域がbigfile表領域(YES)であるかsmallfile表領域(NO)であるかを示します。


5.2.2 MGMT$DB_DATAFILES

MGMT$DB_DATAFILESビューには、データ・ファイルの構成設定が表示されます。データ・ファイル設定は、sys.dba_data_files、v$datafile、sys.dba_free_space、sys.dba_tablespaces、sys.dba_ temp_files、v$tempfileなどのソースから収集されます。


表5-6 MGMT$DB_DATAFILES

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

データ・ファイルを含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

FILE_NAME

データ・ファイルの名前

TABLESPACE_NAME

データ・ファイルを含む表領域の名前

STATUS

データ・ファイルのステータス: ACTIVEまたはNOT ACTIVE

FILE_SIZE

データファイルのサイズ

AUTOEXTENSIBLE

自動拡張可能かどうかのインジケータ

INCREMENT_BY

自動拡張増分

MAX_FILE_SIZE

ファイルの最大サイズ(バイト)

OS_STORAGE_ENTITY

ファイルが存在するOSレベルの記憶域エンティティ。通常のファイルの場合は、ファイルが存在するファイル・システムの名前です。文字またはRAWファイルの場合は、RAWデバイスの名前です。

CREATE_BYTES

作成時のデータ・ファイルの初期サイズ(バイト)


5.2.3 MGMT$DB_CONTROLFILES

MGMT$DB_CONTROLFILESビューには、データベース制御ファイルの構成設定が表示されます。


表5-7 MGMT$DB_CONTROLFILES

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

データ・ファイルを含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

FILE_NAME

データベース制御ファイルの名前。

STATUS

制御ファイルのタイプ。

STANDBY: データベースがスタンバイ・モードであることを示します。

LOGICAL: データベースが(物理スタンバイではなく)ロジカル・スタンバイ・データベースであることを示します。

CLONE: クローン・データベースを示します。

BACKUP | CREATED: データベースはバックアップ制御ファイルまたは作成された制御ファイルを使用してリカバリされたことを示します。

CURRENT: 制御ファイルをこのタイプに変更すると、スタンバイ・データベースがアクティブになるかリカバリ後にデータベースをオープンします。

CREATION_DATE

制御ファイル作成日

SEQUENCE_NUM

制御ファイル・トランザクションによって増加する、制御ファイル順序番号

CHANGE_NUM

バックアップ制御ファイル内の前回の変更番号。制御ファイルがバックアップでない場合、値はNULLです。

MOD_DATE

バックアップ制御ファイル内の前回のタイムスタンプ。制御ファイルがバックアップでない場合はNULLです。

OS_STORAGE_ENTITY

ファイルが存在するOSレベルの記憶域エンティティ。通常のファイルの場合は、ファイルが存在するファイル・システムの名前です。文字またはRAWファイルの場合は、RAWデバイスの名前です。


5.2.4 MGMT$DB_DBNINSTANCEINFO

MGMT$DB_DBNINSTANCEINFOビューには、データベース・インスタンスに関する一般情報が表示されます。インスタンス情報は、v$database、v$version、v$instance、global_name、database_propertiesおよびv$nls_parametersから収集されます。


表5-8 MGMT$DB_DBNINSTANCEINFO

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲット・ホストの名前

TARGET_NAME

メトリックが収集されるデータベース・ターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

DATABASE_NAME

データベース名

GLOBAL_NAME

データベースのグローバル名

BANNER

コンポーネント名およびバージョン番号

HOST

ホスト・システムの名前

INSTANCE_NAME

インスタンス名

STARTUP_TIME

インスタンスが起動された時刻

LOGINS

ALLOWEDまたはRESTRICTED

LOG_MODE

アーカイブ・ログ・モード(ARCHIVELOGまたはNOARCHIVELOG)

OPEN_MODE

オープン・モード情報

DEFAULT_TEMP_TABLESPACE

デフォルトの一時表領域名

CHARACTERSET

NLS_CHARACTERSETのNLSパラメータ値

NATIONAL_CHARACTERSET

NLS_NCHAR_CHARACTERSETのNLSパラメータ値


使用上の注意

この情報は、dbconfigメトリックを介して収集されます。ただし、このメトリックはスタンバイ・データベースには実行されないため、この表はスタンバイ・ターゲットについては移入されません。

5.2.5 MGMT$DB_FEATUREUSAGE

MGMT$DB_FEATUREUSAGEビューには、データベース機能の使用状況に関する情報が表示されます。


表5-9 MGMT$DB_FEATUREUSAGE

説明

HOST

データベース機能の使用状況情報が収集されるホスト・ターゲットの名前

DATABASE_NAME

データベース機能の使用状況情報が収集されるデータベースの名前

INSTANCE_NAME

データベース機能の使用状況情報が収集されるインスタンスの名前

TARGET_TYPE

Oracle_databaseまたはrac_database

DBID

データベース・インスタンスを識別する一意の番号

NAME

機能名

CURRENTLY_USED

機能が現在使用中の場合はTRUE、機能が使用中でない場合はFALSE

DETECTED_USAGES

機能がデータベースによって使用された回数

FIRST_USAGE_DATE

機能が最初に使用された日付

LAST_USAGE_DATE

機能が最後に使用された日付

VERSION

データベースのバージョン番号

LAST_SAMPLE_DATE

データベースが機能の使用状況について最後に評価された日付

LAST_SAMPLE_PERIOD

LAST_ SAMPLE_DATEの日付とそれより前のデータベース機能使用状況評価の間の間隔(デフォルトでは7日間)

SAMPLE_INTERVAL

LAST_SAMPLE_DATEの日付と次のデータベース機能使用状況評価の間の秒数

TOTAL_SAMPLES

収集されたデータベース機能使用状況評価サンプルの合計数

AUX_COUNT

Oracle内部のみで使用。

DESCRIPTION

機能の説明


使用上の注意

このビューを使用して、すべてのOracleデータベースのデータベース機能使用状況の企業全体のビューを得ることができます。

5.2.6 MGMT$DB_INIT_PARAMS

MGMT$DB_INIT_PARAMSビューには、データベースの初期化パラメータ設定が表示されます。初期化パラメータ設定はv$parameterから収集されます。


表5-10 MGMT$DB_INIT_PARAMS

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

メトリックが収集されるデータベース・ターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

NAME

初期化パラメータの名前

ISDEFAULT

パラメータ値がデフォルトかどうかを示します。

VALUE

パラメータ値

DATATYPE

NUMBER、DATEまたはTEXTなど、値の文字列をマッピングできるデータ型


使用上の注意

この情報は、dbconfigメトリックを介して収集されます。ただし、このメトリックはスタンバイ・データベースには実行されないため、この表はスタンバイ・ターゲットについては移入されません。

5.2.7 MGMT$DB_LICENSE

MGMT$DB_LICENSEビューには、データベース・ライセンス構成設定が表示されます。データベース・ライセンス構成設定はv$licenseから収集されます。


表5-11 MGMT$DB_LICENSE

説明

HOST_NAME

データベースが稼働しているホストの名前

TARGET_NAME

表領域を含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

SESSIONS_MAX

データベースに対して許可される最大セッション数

SESSIONS_WARNING

データベースに対して警告を生成するセッション数

SESSIONS_CURRENT

データベースの現在のセッション数

SESSIONS_HIGHWATER

データベースのセッションの最高水位標

USERS_MAX

データベースのユーザーの最大数


使用上の注意

このビューを使用して、すべてのデータベース・ターゲットのデータベース・ライセンス構成設定を取得できます。

5.2.8 MGMT$DB_REDOLOGS

MGMT$DB_REDOLOGSビューには、データベースのREDOログ構成設定が表示されます。REDOログ構成設定は、v$logおよびv$logfile表から収集されます。


表5-12 MGMT$DB_REDOLOGS

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

メトリックが収集されるデータベース・ターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

GROUP_NUM

REDOログ・グループ識別子番号

STATUS

ログのステータス:

UNUSED: オンラインREDOログには一度も書き込まれていません。この状態は、追加された直後またはRESETLOGS直後の、現在のREDOログでないときのREDOログの状態です。

CURRENT: これは現在のREDOログです。この状態は、REDOログがアクティブであることを意味します。REDOログは開いていることも閉じていることもあります。

ACTIVE: ログはアクティブですが、現行のログではありません。クラッシュ・リカバリで必要です。ブロック・リカバリでも使用できます。アーカイブすることも、アーカイブしないことも可能です。

CLEARING: ログは、ALTER DATABASE CLEAR LOGFILE文の後に空のログとして再作成されています。ログが消去された後、ステータスはUNUSEDに変わります。

CLEARING_CURRENT: 現在のログは終了したスレッドについて消去されています。新規ログ・ヘッダーの書込みでのI/Oエラーなどの障害がスイッチで発生した場合、ログはこのステータスのままになります。

INACTIVE: インスタンス・リカバリでログは必要ありません。メディア・リカバリでも使用できます。アーカイブすることも、アーカイブしないことも可能です。

MEMBERS

ログ・グループのメンバー数。

FILE_NAME

REDOログ・ファイル(メンバー)名。

ARCHIVED

アーカイブのステータス(YESまたはNOのいずれか)

LOGSIZE

バイト単位でのログ・ファイルのサイズ。

SEQUENCE_NUM

ログ順序番号

FIRST_CHANGE_SCN

ログ内の最小のSCN

OS_STORAGE_ENTITY

ファイルが存在するOSレベルの記憶域エンティティ。通常のファイルの場合は、ファイルが存在するファイル・システムの名前です。文字またはRAWファイルの場合は、RAWデバイスの名前です。

THREAD_NUM

ログ・スレッド番号


使用上の注意

すべてのデータベース・ターゲットのREDOログ・グループまたはファイル構成設定を取得します。

5.2.9 MGMT$DB_ROLLBACK_SEGS

MGMT$DB_ROLLBACK_SEGSビューには、データベースのロールバック・セグメント構成設定が表示されます。ロールバック・セグメント構成設定は、sys.dba_rollback_segsおよびv$rollstat表から収集されます。


表5-13 MGMT$DB_ROLLBACK_SEGS

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

データ・ファイルを含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

ROLLNAME

ロールバック・セグメントの名前。

STATUS

ロールバック・セグメントのステータス

TABLESPACE_NAME

ロールバック・セグメントが設定されている表領域の名前

EXTENTS

ロールバック・セグメント内のエクステント数

ROLLSIZE

ロールバック・セグメントのサイズ(バイト単位)。この値は、ALL/DBA/USER_ SEGMENTSビューのBYTES列の値とは1つのデータベース・ブロック内のバイト数だけ異なります。

INITIAL_SIZE

初期エクステントのバイト単位のサイズ

NEXT_SIZE

セカンダリ・エクステントのバイト単位のサイズ

MAXIMUM_EXTENTS

エクステントの最大数

MINIMUM_EXTENTS

エクステントの最小数

PCT_INCREASE

エクステント・サイズの増加の割合

OPTSIZE

ロールバック・セグメントの最適サイズ。

AVEACTIVE

一定時間について平均されたアクティブ・エクステントの現在のサイズ

WRAPS

ロールバック・セグメントがラップされる回数

SHRINKS

ロールバック・セグメントのサイズが縮小した回数

AVESHRINK

平均縮小サイズ

HWMSIZE

ロールバック・セグメントのサイズの最高水位標


使用上の注意

すべてのデータベース・ターゲットのロールバック・セグメント構成設定を取得します。

5.2.10 MGMT$DB_SGA

MGMT$DB_SGAビューには、システム・グローバル領域(SGA)構成設定が表示されます。SGA設定は、v$sgaおよびv$sgastat tables表から収集されます。


表5-14 MGMT$DB_SGA

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

データファイルを含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

SGANAME

SGAコンポーネント名

SGASIZE

KBまたはMB単位のSGAコンポーネント・サイズ


使用上の注意

すべてのデータベース・ターゲットのシステム・グローバル領域構成設定を取得します。

5.2.11 MGMT$DB_TABLESPACES_ALL

MGMT$DB_TABLESPACES_ALLビューには、表領域の構成設定が表示されます。表領域設定は、sys.dba_tablespaces、dba_free_space、dba_data_files、dba_temp_filesおよびv$temp_extent_pool表から収集されます。


表5-15 MGMT$DB_TABLESPACES_ALL

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

TABLESPACE_NAME

表領域の名前

CONTENTS

表領域の内容: PERMANENTまたはTEMPORARY

STATUS

表領域のステータス: ONLINE、OFFLINEまたはREAD ONLY。

EXTENT_MANAGEMENT

エクステント管理追跡: DICTIONARYまたはLOCAL。

ALLOCATION_TYPE

この表領域に対して有効なエクステント割当てのタイプ

LOGGING

デフォルトのロギング属性

TABLESPACE_SIZE

表領域の現在のサイズ(バイト)

INITIAL_EXT_SIZE

デフォルトの初期エクステント・サイズ

INCREMENT_BY

エクステント・サイズのデフォルトの増加の割合

MAX_EXTENTS

エクステントのデフォルトの最大数


使用上の注意

すべてのデータベース・ターゲットの表領域構成設定を取得します。

5.2.12 MGMT$DB_OPTIONS

MGMT$DB_OPTIONSビューには、オプションが現在LOADEDかつACTIVEであるか、またはオプションが存在しないか、NOT LOADEDあるいはINACTIVEであるかが表示されます。オプション設定は、sys.dba_usersおよびdba_registry表のユーザー名およびステータスをチェックすることで収集されます。


表5-16 MGMT$DB_OPTIONS

説明

HOST_NAME

メトリックが収集されるターゲットの名前

TARGET_NAME

データ・ファイルを含むデータベースの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ(Oracle_ databaseなど)

TARGET_GUID

データベース・ターゲットの一意ID

COLLECTION_ TIMESTAMP

メトリックが収集された日時

NAME

データベース・オプションの名前

SELECTED

オプションが現在LOADEDかつACTIVE(TRUE)であるか、またはオプションが存在しないか、NOT LOADEDあるいはINACTIVEであるか(FALSE)


5.3 エンタープライズ構成管理ビュー

5.3.1 MGMT$ECM_CMP_JOBS

MGMT$ECM_CMP_JOBSを使用すると、第1ターゲットと第2ターゲットの組合せのすべての比較ジョブを表示できます。比較のために異なるテンプレートまたは保存モードが指定されている場合、ターゲットのセットに対して1つ以上の結果が返される場合があります。すべてのジョブが返されます(成功、失敗、実行中、スケジュール済など)。


表5-17 MGMT$ECM_CMP_JOBS

説明

JOB_NAME

最新の成功した結果のあるジョブの名前。

JOB_DESC

ジョブの説明。

JOB_OWNER

ジョブの所有者。

SCHEDULED_TIME

ジョブがスケジュールされた時刻。

COMPARE_TIME

比較を開始した時刻。

JOB_STATUS

ジョブ全体のステータス。

STEP_STATUS

この特定のターゲット比較のステータス。

TARGET_TYPE

この比較に指定されたターゲットのターゲット・タイプ。

DISPLAY_TYPE

ターゲット・タイプの表示名(英語)。

ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプの管理エンティティ(ME)クラス

FIRST_TARGET

この比較に指定された第1ターゲットの名前。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

SECOND_TARGET

この比較に指定された第2ターゲットの名前。

SECOND_CONFIG_TYPE

第2構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

TEMPLATE_NAME

この比較で使用されるテンプレートの名前。テンプレートが使用されていない場合、この列はNULLを返します。

SAVE_MODE

この比較に使用される保存モード。

使用可能な値は次のとおりです。

  • All: すべてのコンテンツを保存します

  • Diffs Only: 差分のみを保存します

COMPARISON_ID

比較のID。

COMP_RESULT_ID

この比較結果のID。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

この特定のルート・ターゲット比較結果のID(メンバー・ターゲット結果IDとは対照的)。

JOB_ID

ジョブのID。

JOB_EXECUTION_ID

ジョブ実行のID。

DIFF_COUNT

ターゲットおよびすべてのメンバー・ターゲットに関連付けられたすべての差分の合計数。


5.3.2 MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTS

MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTSを使用すると、第1ターゲットと第2ターゲットの組合せの最新の有効な比較ジョブ結果を表示できます。比較のために異なるテンプレートまたは保存モードが指定されている場合、ターゲットのセットに対して1つ以上の結果が返される場合があります。成功したジョブの結果のみが返されます。


表5-18 MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTS

説明

JOB_NAME

最新の成功した結果のあるジョブの名前。

JOB_OWNER

ジョブの所有者。

JOB_SCHEDULED_DATE

ジョブがスケジュールされた時刻。

COMPARE_TIME

比較を開始した時刻。

JOB_STATUS

ジョブ全体のステータス。このビューでは、ステータスは常にSUCCEEDEDになります。

TARGET_TYPE

この比較に指定されたターゲットのターゲット・タイプ。

DISPLAY_TYPE

ターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。

ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどのターゲット・タイプのMEクラス

FIRST_TARGET

この比較に指定された第1ターゲットの名前。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

SECOND_TARGET

この比較に指定された第2ターゲットの名前。

SECOND_CONFIG_TYPE

第2構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

TEMPLATE_NAME

この比較で使用されるテンプレートの名前。テンプレートが使用されていない場合、この列はNULLを返します。

SAVE_MODE

この比較に使用される保存モード。

使用可能な値は次のとおりです。

  • All: すべてのコンテンツを保存します

  • Diffs Only: 差分のみを保存します

COMPARISON_ID

比較のID。

COMP_RESULT_ID

この比較結果のID。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

この特定のルート・ターゲット比較結果のID(メンバー・ターゲット結果IDとは対照的)。

JOB_ID

ジョブのID。

JOB_EXECUTION_ID

ジョブ実行のID。

DIFF_COUNT

ターゲットおよびすべてのメンバー・ターゲットに関連付けられたすべての差分の合計数。

HAS_DIFFS

CCS以外の構成アイテムに差分があるかどうかを示します。

HAS_CCS_ATTR_DIFFS

CCSファイルに属性の差分があるかどうかを示します。

HAS_CCS_PARSED_DIFFS

CCSファイルが解析されたか、および解析された行が異なるかどうかを示します。


5.3.3 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS

MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DSビューを使用すると、すべての比較されたCCSデータソース情報を表示できます。


表5-19 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS

説明

COMP_RESULT_ID

比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。

ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID

ルート比較結果IDは、ターゲット比較に対する単一のターゲットを表します。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲット)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。

METADATA_ID

スナップショット・メタデータID。

COMP_DELTA_SNAP_ID

スナップショットの比較ID。

SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ。

DISPLAY_SNAPSHOT

デフォルトのスナップショットの表示名(英語)。

CONFIG_ITEM

CCSデータソース情報の構成アイテム。

CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE

ファイルの差分タイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • FIRST_ONLY: 第1ターゲットのみにファイルがあることを示します。

  • SECOND_ONLY: 第2ターゲットのみにファイルがあることを示します。

  • DIFFERENT: 2つのターゲット間でファイルが異なることを示します。

  • SAME: 両方のターゲットでファイルが同じであることを示します。

COMP_DELTA_ENTRY_SNAP_ID

このデータソース・エントリに関連付けられたスナップショットID。

COMP_DELTA_ENTRY_ID

データソースの比較デルタ・エントリID。

CCS_DS

CCSデータソース名。

ROOT_TARGET_TYPE

ルート・ターゲット・タイプ。

ROOT_DISPLAY_TYPE

ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。

ROOT_ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。

TARGET_TYPE

比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。

DISPLAY_TYPE

比較されたターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。

ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。

ROOT_FIRST_TARGET

第1比較ターゲットのルート・ターゲット。

FIRST_TARGET

比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

ROOT_SECOND_TARGET

第1比較ターゲットのルート・ターゲット。

SECOND_TARGET

比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。

SECOND_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。


5.3.4 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLS

MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLSビューを使用すると、すべての比較CCSデータソースの詳細情報を表示できます。


表5-20 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLS

説明

COMP_RESULT_ID

比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。

ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID

ルート比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲットのいずれか)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。

METADATA_ID

スナップショット・メタデータID。

COMP_DELTA_SNAP_ID

スナップショットの比較ID。

SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ。

DISPLAY_SNAPSHOT

デフォルトのスナップショットの表示名(英語)。

CONFIG_ITEM

CCS解析済データ情報の構成アイテム。

CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE

解析済データの比較デルタ・エントリID。

ATTR_DIFF_TYPE

UIから、ツリー形式で解析済データが表示されます。この場合、区切りリスト内にツリー・ノードが表示されます。

COMP_DELTA_ENTRY_ID

2つのターゲット間で異なる値を含む属性。

CCS_DS

この値の順でソートして、ツリー・ノードの順でソートされたファイルの内容を確認します。

HAS_PARSED_DATA

CCSデータソースに解析済データがあるかを示します。

HAS_PARSED_DIFFS

CCSデータソースの解析済データに差分があるかどうかを示します。

ROOT_TARGET_TYPE

ルート・ターゲット・タイプ。

ROOT_DISPLAY_TYPE

ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。

ROOT_ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。

TARGET_TYPE

比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。

DISPLAY_TYPE

比較されたターゲット・タイプのデフォルトの表示名(英語)。

ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。

ATTR_COL_ORDER

データソース属性の名前。

DISPLAY_ATTR_COL_NAME

属性名のデフォルトの表示名(英語)。

COLUMN_TYPE

属性列タイプ。

ROOT_FIRST_TARGET

第1比較ターゲットのルート・ターゲット

FIRST_TARGET

比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

FIRST_ATTR_VALUE

第1ターゲットの属性の値。

ROOT_SECOND_TARGET

第2比較ターゲットのルート・ターゲット。

SECOND_TARGET

比較の第2ターゲット。これは、ルート第2ターゲットと同じになります。

SECOND_CONFIG_TYPE

第2構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

SECOND_ATTR_VALUE

第2ターゲットの属性の値。


5.3.5 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALL

MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALLビューを使用すると、比較から使用可能なすべての比較されたCCS解析済データを表示できます。


表5-21 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALL

説明

CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE

ファイル属性の差分のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • FIRST_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • SECOND_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • DIFFERENT: ファイル属性(サイズなど)が異なることを示します。

  • SAME: ファイル属性(サイズなど)が同じであるか無視されますが、ファイルの内容は異なっている場合があります。

PARSED_DIFF_TYPE

CCS解析済データの差分のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • FIRST_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • SECOND_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • DIFFERENT: ファイル属性(サイズなど)が異なることを示します。

  • SAME: ファイル属性(サイズなど)が同じであるか無視されますが、ファイルの内容は異なっている場合があります。

COMP_RESULT_ID

比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。

ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID

ルート比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲットのいずれか)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。

METADATA_ID

スナップショット・メタデータID。

SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ。

DISPLAY_SNAPSHOT

スナップショットの表示名(英語)。

CCS_DS

CCSデータソース。

CONFIG_ITEM

CCS解析済データ情報の構成アイテム。

COMP_DELTA_ENTRY_ID

解析済データの比較デルタ・エントリID。

PATH

UIから、ツリー形式で解析済データが表示されます。この場合、区切りリスト内にツリー・ノードが表示されます。

ATTR_COL_NAME

2つのターゲット間で異なる値を含む属性。

PATH_ORDER

この値の順でソートして、ツリー・ノードの順でソートされたファイルの内容を確認します。

ATTR_COL_ORDER

ファイルに表示される順序で属性ノードを表示するには、この値でソートします。

ROOT_TARGET_TYPE

ルート・ターゲット・タイプ。

ROOT_DISPLAY_TYPE

ルート・ターゲット・タイプの表示名(英語)。

ROOT_ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。

TARGET_TYPE

比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。

DISPLAY_TYPE

比較されたターゲット・タイプの表示名(英語)。

ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。

ROOT_FIRST_TARGET

第1比較ターゲットのルート・ターゲット

FIRST_TARGET

比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

FIRST_ATTR_VALUE

第1ターゲットの属性の値。

ROOT_SECOND_TARGET

第2比較ターゲットのルート・ターゲット。

SECOND_TARGET

比較の第2ターゲット。これは、ルート第2ターゲットと同じになります。

SECOND_CONFIG_TYPE

第2構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

SECOND_ATTR_VALUE

第2ターゲットの属性の値。


5.3.6 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFS

MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFSビューを使用すると、すべての比較CCS解析済データの差分を表示できます。

次に該当する場合のみ、行が返されます。

  • データソース・ファイルが比較されたターゲットの両方に存在している必要がある場合

  • データソースが解析済データを持つ必要がある場合

  • 解析済データの行が比較された双方のターゲットで異なる必要がある場合


表5-22 MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFS

説明

CCS_DS_ATTR_DIFF_TYPE

ファイル属性の差分のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • FIRST_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • SECOND_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • DIFFERENT: ファイル属性(サイズなど)が異なることを示します。

  • SAME: ファイル属性(サイズなど)が同じであるか無視されますが、ファイルの内容は異なっている場合があります。

PARSED_DIFF_TYPE

CCS解析済データの差分のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • FIRST_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • SECOND_ONLY: ファイルが1つのターゲットのみに存在していることを示します。

  • DIFFERENT: ファイル属性(サイズなど)が異なることを示します。

  • SAME: ファイル属性(サイズなど)が同じであるか無視されますが、ファイルの内容は異なっている場合があります。

COMP_RESULT_ID

比較結果IDは、ルート・ターゲット比較を表します。

ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID

ルート比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

比較構成結果IDは、ターゲット比較に対するターゲットを表します(ルートまたはメンバー・ターゲットのいずれか)。これは、ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_IDと同じになります。

METADATA_ID

スナップショット・メタデータID。

SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプ。

DISPLAY_SNAPSHOT

スナップショットの表示名(英語)。

CCS_DS

CCSデータソース。

CONFIG_ITEM

CCS解析済データ情報の構成アイテム。

COMP_DELTA_ENTRY_ID

解析済データの比較デルタ・エントリID。

PATH

UIから、ツリー形式で解析済データが表示されます。この場合、区切りリスト内にツリー・ノードが表示されます。

ATTR_COL_NAME

2つのターゲット間で異なる値を含む属性。

PATH_ORDER

この値の順でソートして、ツリー・ノードの順でソートされたファイルの内容を確認します。

ATTR_COL_ORDER

ファイルに表示される順序で属性ノードを表示するには、この値でソートします。

ROOT_TARGET_TYPE

ルート・ターゲット・タイプ。

ROOT_DISPLAY_TYPE

ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。

ROOT_ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。

TARGET_TYPE

比較されたターゲットのターゲット・タイプ。これは、ルート・ターゲット・タイプと同じになる可能性があります。

DISPLAY_TYPE

比較されたターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。

ME_CLASS

システム、グループ、ターゲットなどの比較されたターゲット・タイプのMEクラス。

ROOT_FIRST_TARGET

第1比較ターゲットのルート・ターゲット

FIRST_TARGET

比較の第1ターゲット。これは、ルート第1ターゲットと同じになる可能性があります。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

FIRST_ATTR_VALUE

第1ターゲットの属性の値。

ROOT_SECOND_TARGET

第2比較ターゲットのルート・ターゲット。

SECOND_TARGET

比較の第2ターゲット。これは、ルート第2ターゲットと同じになります。

SECOND_CONFIG_TYPE

第2構成のタイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Saved: 保存された構成が比較されたことを示します。

  • Latest: ターゲットが比較されたことを示します。

SECOND_ATTR_VALUE

第2ターゲットの属性の値。


5.3.7 MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFS

MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFSビューを使用すると、構成アイテムごとにすべての比較差分を表示できます。


表5-23 MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFS

説明

ROOT_TARGET_TYPE

この比較に指定されたターゲットのルート・ターゲット・タイプ。

ROOT_DISPLAY_TYPE

ルート・ターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。

ROOT_ME_CLASS

SYSTEM、GROUP、TARGETなどのルート・ターゲット・タイプのMEクラス。

TARGET_TYPE

比較されたターゲットのターゲット・タイプ(ルート・ターゲットまたはメンバー・ターゲットになります)。

DISPLAY_TYPE

比較されたターゲット・タイプのデフォルトの英語の表示名。

ME_CLASS

比較されたターゲットのMEクラス。

ROOT_FIRST_TARGET

この比較に指定された第1ターゲットのルート・ターゲット名。

FIRST_TARGET

この比較に指定された第1ターゲットの比較されたターゲット名(これはルート・ターゲットまたはメンバー・ターゲットになります)。

FIRST_CONFIG_TYPE

第1ターゲットの構成タイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Latest: ターゲットが比較のために選択されたことを示します。

  • Saved: 保存された構成が比較のために選択されたことを示します。

ROOT_SECOND_TARGET

この比較に指定された第2ターゲットのルート・ターゲット名

SECOND_TARGET

この比較に指定された第2ターゲットのターゲット名。

SECOND_CONFIG_TYPE

第2ターゲットの構成タイプ。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Latest: ターゲットが比較のために選択されたことを示します。

  • Saved: 保存された構成が比較のために選択されたことを示します。

SNAPSHOT_TYPE

異なるリストを含むスナップショット・タイプ。

DISPLAY_SNAPSHOT

スナップショット・タイプの英語の表示名

CONFIG_ITEM

スナップショット構成アイテム

DISPLAY_CONFIG_ITEM

構成アイテムの英語の表示名

CI_IS_CCS

アイテムがCCS構成アイテムかどうかを示します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • 1: CCS構成アイテム

  • 0: CCS構成アイテムではない

TOTAL_CI_DIFFS

このターゲットおよび構成アイテムに関連付けられたすべての差分の合計数。

NOTIFY_DIFFS_COUNT

通知フラグとの差分数。

JOB_EXECUTION_ID

比較ジョブの今回の実行のID。

COMPARISON_ID

比較定義のID。

COMP_RESULT_ID

ルート・ターゲット比較、ジョブ実行および比較差分のID接続

ROOT_COMP_CONFIG_RESULT_ID

ルート・ターゲットの比較構成結果ID。

COMP_CONFIG_RESULT_ID

比較されたターゲットの比較構成結果ID。


5.3.8 MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGS

MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGSビューから、比較に使用される表示可能な構成エンティティへアクセスできます。


表5-24 MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGS

説明

CONFIG_ENTITY_ID

比較されたターゲットまたは保存された構成のID。

TARGET_TYPE

この構成エンティティIDに関連付けられたターゲットのターゲット・タイプ。

DISPLAY_TYPE

この構成エンティティIDに関連付けられたターゲットのターゲット・タイプの外部表示名。

CONFIG_TYPE

比較に選択された構成タイプを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Latest: ターゲットが比較のために選択されたことを示します。

  • Saved: 保存された構成が比較のために選択されたことを示します。

TARGET_GUID

比較されたターゲットの一意の識別子。

TARGET_NAME

比較されたターゲットの名前。

ME_CLASS

比較されたターゲットのMEクラス。

SAVED_CONTAINER_GUID

比較された保存スナップショットの保存コンテナ・スナップショットGUID。

注意: ターゲットが比較された場合、このフィールドはNULLを返します。


5.3.9 MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTS

MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTSビューに、すべてのECMの現在の構成スナップショットがリストされますが、現在ログインしているEnterprise Managerユーザーに基づいてアクセスが制限されます。


表5-25 MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTS

説明

ECM_SNAPSHOT_ID

スナップショットを識別します。ECMスナップショットIDを使用して他のECMビューと結合できます。これはこのビューのキー列です。

SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプを指定します。

START_TIMESTAMP

収集結果のタイムスタンプ(ターゲットのタイムゾーン)を指定します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意の識別子

TARGET_NAME

ターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ。

DISPLAY_TARGET_NAME

ターゲットの表示名。

DISPLAY_TARGET_TYPE

ターゲット・タイプの表示名

ELAPSED_TIME

未使用

DESCRIPTION

ユーザーによって指定されたスナップショットの説明。

MESSAGE

未使用。

STATUS

未使用。

SAVED_TIMESTAMP

スナップショットが保存されたときのタイムスタンプ(Oracle Databaseのタイム・ゾーン)を指定します。

VERSION

スナップショット・メタデータのバージョンを指定します。

HOST_NAME

ターゲットのホストの名前を指定します。

LAST_UPLOAD_TIMESTAMP

このスナップショットに対して収集処理が実行された最終時刻(管理リポジトリのタイム・ゾーン)を指定します。


5.3.10 MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTS

MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTSビューに、現在のEnterprise Managerユーザーに表示されるすべてのエンタープライズ構成管理(ECM)スナップショット(現在および保存されたスナップショットの両方)がリストされます。


表5-26 MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTS

説明

ECM_SNAPSHOT_ID

スナップショットを識別します。スナップショットIDを使用して他のECMビューと結合できます。これはこのビューのキー列です。

SNAPSHOT_TYPE

スナップショットのタイプを指定します。

START_TIMESTAMP

収集結果のタイムスタンプ(ターゲットのタイムゾーン)を指定します。

TARGET_GUID

ターゲットの一意の識別子

TARGET_NAME

ターゲットの名前

TARGET_TYPE

ターゲットのタイプ。

DISPLAY_TARGET_NAME

ターゲットの表示名。

DISPLAY_TARGET_TYPE

ターゲット・タイプの表示名

ELAPSED_TIME

未使用

DESCRIPTION

ユーザーによって指定されたスナップショットの説明が表示されます。

IS_CURRENT

現在のデータか保存されたデータかを指定します。

使用可能な値は次のとおりです。

  • Y: 現在のデータ

  • N: 保存されたデータ

MESSAGE

未使用。

STATUS

未使用。

CREATOR

保存されたスナップショットのみ有効。スナップショットを保存したEnterprise Managerユーザーを識別します。

SAVED_TIMESTAMP

スナップショットが保存されたときのタイムスタンプ(Oracle Databaseのタイム・ゾーン)を指定します。

VERSION

スナップショット・メタデータのバージョンを指定します。

LAST_UPLOAD_TIMESTAMP

このスナップショットに対して収集処理が実行された最終時刻(管理リポジトリのタイム・ゾーン)を指定します。