Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド for Enterprise Manager 13c リリース2 E94910-02 |
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CA Service Deskでチケットが期待どおりに生成または更新されていない場合は、次の診断手順を実行します。
トリガーされたインシデントが、いずれかのCA Service Deskチケット作成テンプレートを指定する通知ルールで参照されていることを確認します。
Enterprise Managerで報告されたエラーを確認します。
そのためには、ログ・ファイルでエラーを確認する必要があります。ログ・ファイルでエラーを見つけるには、次の手順を実行します。
テキスト・エディタでemoms_pbs.trcファイルを開きます。このファイルは、次の場所のログ・ディレクトリにあります。
<EM_INSTANCE_BASE>/em/<OMS_NAME>/sysman/log/
<EM_INSTANCE_BASE>は、OMSインスタンスのベース・ディレクトリです。デフォルトでは、OMSインスタンス・ベースのディレクトリはgc_instで、これはOracle Middlewareホームの親ディレクトリの下にあります。
たとえば、次のOracleミドルウェア・ホームがあるとします。
/u01/app/Oracle/Middleware
インスタンスのベース・ディレクトリは、次のようになります。
/u01/app/Oracle/Middleware/gc_inst
ログ・ファイルおよびトレース・ファイルは、次のディレクトリ・パスで使用できます。
/u01/app/Oracle/Middleware/gc_inst/em/EMGC_OMS1/sysman/log/
ファイルの最後に移動し、"Caused by"を逆方向検索します。"Caused by"で開始する行にはエラー情報が含まれています。エラー情報は、その行のテキストの後ろに表示されます。
"oracle.sysman.emSDK.webservices.outbound.WSInvokeException: caught WebServiceException :"
エラー情報に基づいて問題を診断します。トラブルシューティングの一般的なエラー・イベントの詳細は、チェックするエラーを参照してください。