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Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド
for Enterprise Manager 13c リリース2
E94910-02
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5.4 チケット・テンプレートの変更

テンプレートは細かくカスタマイズできます。ただし、複雑な変更は、XSLTに習熟したユーザーのみが行うことをお薦めします。

通知ルールは、インシデントに適切なチケット・テンプレートを関連付けるためのフィルタとして使用できます。チケット・テンプレートは、必要な数だけ使用できます。1つの通知ルールには、1つのチケット・テンプレートのみを使用できます。

通常、チケット・テンプレートを変更するときは、既存のマッピングのみを変更します。次の例は、この概念を示しています。

例5-2 緊急度要素を設定するテンプレートの作成

デフォルトでは、Service Deskでインシデントが作成されるたびに「緊急度」フィールドは設定されません。デフォルトの両方のテンプレートでは、「緊急度」フィールドの設定に使用できるUrgency要素はコメントになっています。

UrgencyをSoonに設定するテンプレートを作成するには、デフォルトのテンプレートの1つを新しいファイルにコピーします。次に示すように、新しいファイルを編集し、テンプレートのUrgency要素のコメントを解除して、コンテンツを2-Soonに設定します。新しいチケット・テンプレートを登録します。テンプレートを通知ルールで使用、またはチケットを手動で作成するためのテンプレートとして使用する準備が整いました。

<urgency>2-Soon</urgency>

例5-3 メッセージ・タイプの変更

アラート・メッセージを、メッセージと重大度の両方ではなくチケット・サマリーとしてのみ表示する場合は、デフォルトのテンプレートの1つを新しいファイルにコピーし、次の属性を変更して登録します。

<summary><xsl:value-of select="ns0:Message"/></summary>