Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド for Enterprise Manager 13c リリース2 E94910-02 |
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コネクタのインストールjarファイルは、コネクタのインストールでインストールした自己更新アーカイブに含まれています。
インストール・ファイルを抽出する手順は、次のとおりです。
アダプタ・インストール・ファイルのエクスポートに必要なコマンドを判別します。これを行うには、次の手順を実行します:
Enterprise Managerコンソールの「設定」メニューから「拡張性」、「自己更新」の順に選択します。
「管理コネクタ」リンクをクリックします。
CASDコネクタをクリックし、「アクション」リストから「エクスポート」を選択します。
ポップアップ・ウィンドウに、ファイルをエクスポートするために必要なコマンドが表示されます。図5-1に、ウィンドウの例を示します。
図5-1 エクスポート・コマンドの例
管理サーバーのホスト・システムでコマンド・ウィンドウを開き、ファイルをコピーできる一時ディレクトリに移動します。
次のコマンドを使用して、EM CLIにログインします。sysmanアカウントのパスワード情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。
emcli login -username=sysman
EM CLIは、OMSホストから実行する必要があります。EM CLIの設定に関する詳細は、Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェースを参照してください。
<dirname>を一時ディレクトリのフルパスに変更して、システムからEM CLI export_updateコマンドを実行します。
zipファイルが作成されます。ファイル名は、export_updateコマンドで指定されたid値と.zip拡張子で構成されます。図5-1のコマンドの例では、zipファイル名は次のようになります。
E9F684312AE7A18E98340715D079E58D.zip
次のコマンドを使用して、zipファイルからアダプタのインストールjarファイルを抽出します。
unzip *.zip archives/*connector.jar
次のコマンドを使用して、コネクタjarファイルからテンプレートを抽出します。
$JAVA_HOME/bin/jar xf archives/*.jar templates
注意:
コネクタ・ファイルがあるシステムにJDKがインストールされていない場合は、jarファイルの内容を抽出できません。JDKがインストールされているシステムにjarファイルをコピーして内容を抽出した後に、そのテンプレート・ファイルを転送する必要があります。