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Oracle® Enterprise Manager CA Service Desk Ticketing Connector構成ガイド
for Enterprise Manager 13c リリース2
E94910-02
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5.5 チケット・テンプレート・ファイルのエクスポート

コネクタのインストールjarファイルは、コネクタのインストールでインストールした自己更新アーカイブに含まれています。

インストール・ファイルを抽出する手順は、次のとおりです。

  1. アダプタ・インストール・ファイルのエクスポートに必要なコマンドを判別します。これを行うには、次の手順を実行します:

    1. Enterprise Managerコンソールの「設定」メニューから「拡張性」「自己更新」の順に選択します。

    2. 「管理コネクタ」リンクをクリックします。

    3. CASDコネクタをクリックし、「アクション」リストから「エクスポート」を選択します。

      ポップアップ・ウィンドウに、ファイルをエクスポートするために必要なコマンドが表示されます。図5-1に、ウィンドウの例を示します。

      図5-1 エクスポート・コマンドの例


      エクスポート・コマンドの例

  2. 管理サーバーのホスト・システムでコマンド・ウィンドウを開き、ファイルをコピーできる一時ディレクトリに移動します。

  3. 次のコマンドを使用して、EM CLIにログインします。sysmanアカウントのパスワード情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。

    emcli login -username=sysman
    

    EM CLIは、OMSホストから実行する必要があります。EM CLIの設定に関する詳細は、Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェースを参照してください。

  4. <dirname>を一時ディレクトリのフルパスに変更して、システムからEM CLI export_updateコマンドを実行します。

    zipファイルが作成されます。ファイル名は、export_updateコマンドで指定されたid値と.zip拡張子で構成されます。図5-1のコマンドの例では、zipファイル名は次のようになります。

    E9F684312AE7A18E98340715D079E58D.zip
    
  5. 次のコマンドを使用して、zipファイルからアダプタのインストールjarファイルを抽出します。

    unzip *.zip archives/*connector.jar
    
  6. 次のコマンドを使用して、コネクタjarファイルからテンプレートを抽出します。

    $JAVA_HOME/bin/jar xf archives/*.jar templates
    

    注意:

    コネクタ・ファイルがあるシステムにJDKがインストールされていない場合は、jarファイルの内容を抽出できません。JDKがインストールされているシステムにjarファイルをコピーして内容を抽出した後に、そのテンプレート・ファイルを転送する必要があります。