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Oracle® Enterprise Manager HP Service Manager Version 9 Connectorインストレーションおよび構成ガイド
for Enterprise Manager Cloud Control 13c リリース2
E94906-02
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3.6 HP Service Manager Webコンソールの構成

Webコンソールでは、HP Service Managerの代替ビューが提供されます。HP Service Managerクライアント(スタンドアロン・アプリケーション)またはWebアプリケーションのいずれかを使用して、インシデントを管理できます。これらのいずれの方法でも、コネクタ統合が可能です。

Enterprise Manager内にHP Service Managerチケットへのリンクを作成する場合は、HP Service Managerでの構成変更が必要になります。

HP Service Manager Webコンソールを構成する手順は、次のとおりです。

  1. 次のパスの下にweb.xmlファイルを配置し、その構成を確認します。
    webtier-9.20\WEB-INF\web.xml
    
  2. serverHostパラメータ値が、ローカル・ホストからWeb層サーバーの完全修飾名に変更されていることを確認します。
  3. 次のように、querySecurityパラメータがfalseに設定されていることを確認します。
    <init-param>
    <param-name>querySecurity</param-name>
    <param-value>false</param-value>
    
  4. 構成ファイルに変更を加えた場合、変更を有効にするために、Webアプリケーション・サーバーを再起動する必要があります。

ヒント:

詳細は、Service Managerクライアントのヘルプ・コンテンツで「Generating Web Tier URL Queries」の項を参照してください。

注意:

生成されるチケットURLには、URL文字列に含める必要がある、チケットIDなどのパラメータが必要です。これには、URLセキュリティがオフになっている必要があります。場合によっては、セキュリティ・チームが、チケットURLを使用してEnterprise Managerから直接HP Service Managerチケットにアクセスする必要性をリスクが上回っていないかを評価する必要があります。URLを使用してチケットにアクセスする場合でも、HP Service Managerではユーザー認証が必要です。