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Oracle® Enterprise Manager HP Service Manager Version 9 Connectorインストレーションおよび構成ガイド
for Enterprise Manager Cloud Control 13c リリース2
E94906-02
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4.1 チケットの自動作成

HP Service Managerでチケットを自動的に作成するには、HP Service Managerコネクタからテンプレートを参照するインシデント・ルールを作成する必要があります。

HP Service Managerでチケットを自動的に作成するインシデント・ルールを作成する手順は、次のとおりです。

  1. Enterprise Managerコンソールの「設定」メニューから「インシデント」を選択した後、「インシデント・ルール」を選択します。
  2. 「ルール・セットの作成」をクリックします

    「ルール・セットの作成」ページが表示されます。

  3. 名前と説明を指定します。
  4. 「ターゲット」タブで、Enterprise Managerによって検出されるイベント/インシデントに対してチケットを生成するターゲットを指定します。
  5. 「ルール」タブをクリックします。
    • イベントの場合

      「作成」をクリックし、作成するルールのタイプとしてポップアップ・ウィンドウから「受信イベントおよびイベントの更新」を選択して、「続行」をクリックします。

      「新規ルールの作成」ウィザードが表示されます。ステップに従って、ルールを作成します。(Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド 12cで、「インシデント管理の使用方法」の章の「ルール」の項を参照してください。)

    • インシデントの場合

      「作成」をクリックし、作成するルールのタイプとしてポップアップ・ウィンドウから「新たに作成されたインシデントおよびインシデントの更新」を選択して、「続行」をクリックします。

      「新規ルールの作成」ウィザードが表示されます。ステップに従って、ルールを作成します。(Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド 12cで、「インシデント管理の使用方法」の章の「ルール」の項を参照してください。)

  6. 「アクションの追加」ページで前述のルールを構成するときに、次の手順を実行します。
    • イベントの場合

      「インシデントの作成」チェック・ボックスを選択します。これにより、「チケットの作成」オプションが表示されます。ここで「チケットの作成」チェック・ボックスを選択すると、図4-1に示すように、「コネクタ・タイプ」、「コネクタ名」および「テンプレート名」を選択するためのリストが表示されます。

      図4-1 イベントのアクションの追加


      アクションの追加

    • インシデントの場合

      「チケットの作成」チェック・ボックスを選択すると、図4-2に示すように、「コネクタ・タイプ」、「コネクタ名」および「テンプレート名」を選択するためのリストが表示されます。

      図4-2 インシデントのアクションの追加


      インシデントのアクションの追加

  7. ウィザードのステップをすべて完了したら、「保存」をクリックします。

インシデントのインシデント・ルールを作成した後には、次の処理が発生します。

  • ルールに一致するイベントが発生したためにインシデントが作成されると、HP Service Managerコネクタにリクエストが送信されます。

  • HP Service Managerシステムで、チケットが作成または更新されます。

  • Enterprise Managerで、インシデントの注釈が更新されます。インシデントの「イベントの詳細」ページに、チケットが作成または更新されたことを示すコメントが、チケットID、ステータスおよびチケットURLとともに追加されます。

インシデントに既存のアクティブなチケットがある場合には、チケットが更新されます。図4-3に、HP Service Managerコンソールのチケットを示します。

図4-3 HP Service Managerコンソールのインシデント


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