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Oracle® Enterprise Manager HP Service Manager Version 9 Connectorインストレーションおよび構成ガイド
for Enterprise Manager Cloud Control 13c リリース2
E94906-02
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6.2 EM CLIの設定

Service Managerサーバー・システムに、Enterprise Manager EM CLIクライアントをインストールします。EM CLIクライアントは、OMSと通信できる必要があります。

Enterprise Manager EM CLIクライアントをインストールする手順は、次のとおりです。

  1. Enterprise Managerコンソールにログインします。
  2. 「設定」メニューの「コマンドライン・インタフェース」をクリックします。
  3. 「EM CLIキットをワークステーションにダウンロードします。」リンクをクリックし、emclikit.jarファイルをローカル・システムにダウンロードします。
  4. このjarファイルをService Managerサーバー・システムに転送します。
  5. HP Service Managerサーバーで、JAVA_HOME環境変数を設定し、これがPATHに含まれていることを確認してください。Java 1.6.0_25以降を実行している必要があります。次に例を示します。
    setenv JAVA_HOME /usr/local/packages/j2sdk1.6.0_2
    setenv PATH $JAVA_HOME/bin:$PATH
    
  6. Service ManagerサーバーにEM CLIクライアントをインストールします。次のコマンドを使用して、任意のディレクトリにEM CLIのクライアント部分をインストールできます。ここで、<emcli_dir>はインストール・ディレクトリです。
    java -jar emclikit.jar client -install_dir=<emcli_dir>
    
  7. Service Managerサーバーを実行するアカウントを使用してウィンドウを開きます。Windowsシステムでは、これはシステム・アカウントである必要があります。

    システム・アカウントを実行してウィンドウを開くには、<time>に1分後を指定して、次のコマンドを実行します。指定された時間に、システム・アカウントのコンテキスト下で実行されているシステム・コンソールでウィンドウが開きます。

    at <time> /interactive cmd.exe
    
  8. 次のコマンドを実行して、OMSに接続するようにEM CLIクライアントを構成します。ここで、<hostname>はOMSサーバーが配置されているホスト名またはIPアドレス、<sysman_pwd>はOMSのシステム・アカウントのパスワードです。
    <emcli_dir>\emcli setup -url=https://<hostname>:7801/em -username=<em_super_user> -password=<sysman_pwd>
    
  9. 次のコマンドを実行して、EM CLIクライアントをOMSと同期します。
    <emcli_dir>\emcli sync

注意:

Service ManagerサーバーがOMSと通信するためには、EMCLIがService Managerサーバーにインストールされている必要があります。