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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理
12c (12.2.1.2)
E82709-01
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15 ネットワーク構成の変更

Oracle Fusion Middlewareには、Oracle Fusion Middlewareのホストのホスト名、ドメイン名またはIPアドレスや、Oracle Fusion Middlewareで使用するOracleデータベースなどのネットワーク構成を変更する手順があります。また、Oracle Fusion MiddlewareでのIPv6プロトコルの使用がサポートされます。

トピック:

15.1 Oracle Fusion Middlewareのネットワーク構成の変更

特定のインストール・タイプが含まれるホストのネットワーク構成を変更できます。

次のインストール・タイプが含まれるホストのホスト名、ドメイン名、IPアドレスまたはこれらの組合せを変更できます。

  • Oracle WebLogic ServerおよびJavaコンポーネント。Oracle WebLogic Serverのホスト名、ドメイン名またはIPアドレスを変更すると、Oracle WebLogic ServerにデプロイされているOracle SOA Suiteのコンポーネントなど、Javaコンポーネントに関する情報も自動的に変更されます。

  • Oracle HTTP Server。ホスト名またはIPアドレスを変更できます。

別のシステムへの環境の移行の詳細は、「テスト環境から本番環境への移行」を参照してください。

次の各項目では、ホスト名、ドメイン名、またはIPアドレスの変更方法を説明します。

15.1.1 管理サーバーのネットワーク構成の変更

WLSTコマンドを使用して、管理サーバーのネットワーク構成を変更できます。

  1. 管理サーバーを停止します。
  2. 管理サーバーの場合、次のWLSTコマンドをオフライン・モードで使用して、新しいホスト名でマシンを設定します。
    wls:/offline> readDomain('DOMAIN_HOME')
    wls:/offline/sampledomain> cd ('/Machine/newhostname')
    wls:/offline/sampledomain> machine = cmo
    wls:/offline/sampledomain> cd ('/Server/AdminServer')
    wls:/offline/sampledomain> set('Machine', machine)
    wls:/offline/sampledomain> updateDomain()
    wls:/offline/sampledomain> exit()
    
  3. 管理サーバーのリスニング・ポートを設定します。
    wls:/offline/sampledomain> readDomain('DOMAIN_HOME')
    wls:/offline/sampledomain> cd('/Server/AdminServer')
    wls:/offline/sampledomain> cmo.setListenPort(8001)
    wls:/offline/sampledomain> updateDomain()
    wls:/offline/sampledomain> exit()
    
  4. 管理サーバーを起動します。

15.1.2 管理対象サーバーのネットワーク構成の変更

Fusion Middleware Controlを使用して、管理対象サーバーのネットワーク構成を変更できます。

管理対象サーバーのホスト名、ドメイン名またはIPアドレスを変更する手順は次のとおりです。

  1. 「Fusion Middleware Controlの表示」の説明に従って、Fusion Middleware Controlを表示します。

  2. チェンジ・センターで、「ロックして編集」をクリックします。

  3. 1つ以上のWebLogic Serverをホストするコンピュータの論理的な表現であるマシンを作成し、新しいホストを指すように指定します。(「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「マシン」の順に選択します。次に、「作成」をクリックします。)

    『Oracle Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理』のマシンの作成に関する項の説明に従います。

    『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverセキュリティの管理』の「ホスト名検証の使用方法」の説明に従って、ノード・マネージャにアクセスする管理サーバーのホスト名検証を無効にする必要があります。

  4. 管理サーバーを再起動します。

  5. 管理対象サーバーの構成を、新しいマシンを指すように変更します

    1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「マシン」の順に選択します。

    2. マシン表で、サーバーの割当て先のマシンを選択します。

    3. 「構成」「サーバー」の順に選択します。

    4. サーバーを選択し、「追加」をクリックします。

    5. 「リスニング・アドレス」を新しいホストに変更します。

      「保存」をクリックします。

  6. 管理対象サーバーを起動します。Oracle WebLogic Server管理コンソール、WLST、または次のコマンドを使用できます。

    DOMAIN_NAME/bin/startManagedWeblogic.sh managed_server_name 
              admin_url 
    

    管理対象サーバーが管理サーバーに接続し、構成の変更を更新します。

15.1.3 Oracle HTTP Serverのネットワーク構成の変更

WebLogicドメインまたはスタンドアロン・ドメインでOracle HTTP Serverのネットワーク構成を変更する手順は次のとおりです。

  1. この手順を開始する前に、環境のバックアップを実行します。「環境のバックアップ」を参照してください。

  2. オペレーティング・システムで、ホスト名、ドメイン名、IPアドレス、またはこれらの組合せを更新します。ここでの手順を実行する方法の詳細は、該当するオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

    1. オペレーティング・システムの更新により、ホスト名、ドメイン名またはIPアドレスが適切に変更されることを確認します。

    2. オペレーティング・システムで再起動が必要な場合は、ホストを再起動します。

    3. ネットワークの別のホストから、このホストにpingが実行できることを確認します。必ず新しいホスト名を使用してpingを実行し、すべてが正しく解決されていることを確認してください。

  3. 「ノード・マネージャの起動と停止」の説明に従って、ノード・マネージャを停止します。

  4. Oracle HTTP Serverを停止します。次に例を示します。

    ./stopComponent.sh ohs1
    
  5. 次のディレクトリを変更します。

    DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/OHS/ohs_component_name
    
  6. 各構成ファイル(.confで終了するファイル)について、次を実行します。

    • 古い正規ホスト名(oldhost.example.comなど)を検索し、新しい正規ホスト名(newhost.example.comなど)に置き換えます。

    • 古いホストの短縮名(oldhostなど)を検索し、新しいホストの短縮名(newhostなど)に置き換えます。

    • 古いIPアドレスを検索し、新しいIPアドレスに置き換えます。

  7. ノード・マネージャを再起動します。

    DOMAIN_HOME/bin/startNodeManager.sh
    
  8. Oracle HTTP Serverの再起動:

    ./startComponent.sh ohs1

15.2 データベースのネットワーク構成の変更

Oracle Fusion Middleware環境のデータベースのネットワーク構成を変更できます。

Oracle Fusion Middlewareコンポーネントのメタデータを格納するためのデータベースが含まれるホストのホスト名、ドメイン名、またはIPアドレスを変更する手順は次のとおりです。

  1. 他のホスト上にあるものも含めて、データベースを使用するすべてのコンポーネントを停止します。「Oracle Fusion Middlewareの起動と停止」の説明に従って、管理サーバー、管理対象サーバー、およびすべてのコンポーネントを停止します。

  2. データベースを停止します。

    1. ORACLE_HOMEおよびORACLE_SID環境変数を設定します。

    2. リスナーとデータベースを停止します。

      lsnrctl stop
      
      sqlplus /nolog
      SQL> connect SYS as SYSDBA
      SQL> shutdown
      SQL> quit
      
    3. すべてのOracle Fusion Middlewareプロセスが停止したことを確認します。

    4. ホストの再起動後にOracle Fusion Middlewareプロセスが自動的に起動しないように、/etc/init.dスクリプトなどの自動起動スクリプトを設定している場合はすべて無効にします。

  3. ネットワーク構成を変更します。

    ホスト名、ドメイン名、またはIPアドレスを変更する場合は、新しい名前またはIPアドレスでオペレーティング・システムを更新してホストを再起動し、そのホストがネットワーク上で正しく機能していることを確認します。ここでの手順を実行する方法の詳細は、該当するオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。

    1. オペレーティング・システムの更新により、ホスト名、ドメイン名またはIPアドレスが適切に変更されることを確認します。

    2. オペレーティング・システムで再起動が必要な場合は、ホストを再起動します。

    3. ネットワークの別のホストから、このホストにpingが実行できることを確認します。必ず新しいホスト名、ドメイン名、またはIPアドレスを使用してpingを実行し、すべてが正しく解決されていることを確認してください。

  4. ネットワーク構成への参照を変更します。

    使用しているコンポーネントによっては、ホスト名、ドメイン名、またはIPアドレスが含まれるファイルを変更する必要があります。新しいホスト名、ドメイン名またはIPアドレスへの参照を変更する場合に、変更が必要になると考えられるファイルの一部を次に示します。

    • tnsnames.ora。これは、次の場所にあります。

      ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora
      
    • listener.ora。これは、次の場所にあります。

      (UNIX) ORACLE_HOME/network/admin/listener.ora
      (Windows) ORACLE_HOME\network\admin\listener.ora
      
    • Oracle HTTP Serverでは、httpd.confファイルを編集して次の変更を行います。

      • 新しいホスト名またはIPアドレスおよびポートを使用して、リスニング・ディレクティブを更新します(本番環境のOracle HTTP Serverが別のポートを使用している場合)。

      • ホスト名、IPアドレスまたはポート番号が定義されている場合、本番環境用の新しい値を使用してVirtualHostディレクティブを更新します。

      • テスト環境で構成されており、トポロジ(ホスト名、IPアドレス、ポート番号)情報またはその他のマシン固有の情報を持つ、デフォルトでない他のディレクティブを更新します。

    • Oracle HTTP Serverでは、dads.confファイルのPlsqlDatabaseConnectString

    • Oracle HTTP Serverでは、mod_oradavを使用している場合、mod_oradav.confファイルのORACONNECTSNパラメータ

    • Oracle HTTP Serverでは、mod_plsqlを使用している場合、dads.confファイル内のPlsqlDatabaseConnectString属性

    • Oracle HTTP Serverでは、mod_wl_ohsを使用している場合、mod_wl_ohs.confファイルを更新します。

      WebLogicHost、WebLogicPort、またはWebLogicClusterディレクティブでホスト名、IPアドレス、ポート番号を更新します。

    • Oracle Forms Servicesでは、sqlnet.ora。

    これは完全なリストではありません。各コンポーネントで使用されるファイルの詳細は、「テスト環境から本番環境への移行」を参照してください。その章では、データベースなどのコンポーネントをテスト・システムから本番システムに移動して、ホスト名の変更を反映する方法について説明しています。

  5. データベースを起動します。

    1. データベースをインストールしたユーザーとしてホストにログインします。

    2. ORACLE_HOMEおよびORACLE_SID環境変数を設定します。

    3. UNIXシステムでは、LD_LIBRARY_PATH、LD_LIBRARY_PATH_64、LIB_PATHまたはSHLIB_PATHの各環境変数を適切な値に設定します。実際に設定が必要な環境変数および値は、UNIXオペレーティング・システムのタイプによって異なります。

    4. データベースとリスナーを起動します。

      sqlplus /nolog
      SQL> connect SYS as SYSDBA
      SQL> startup
      SQL> quit
      
      lsnrctl start
  6. 「システム・データ・ソースの変更」の説明に従って、データベースの新しいホスト名、ドメイン名、またはIPアドレスを使用するようにシステム・データ・ソースを変更します。

  7. データベースを使用するコンポーネントを起動します。

    1. 他のホスト上にあるものも含めて、データベースを使用するすべてのコンポーネントを起動します。「Oracle Fusion Middlewareの起動と停止」の説明に従って、管理サーバー、管理対象サーバー、およびすべてのコンポーネントを起動します。

    2. この手順の最初で、Oracle Fusion Middlewareを自動的に起動するプロセスを無効にしていた場合は、有効にします。

15.3 ネットワーク接続のオン/オフの切替え

Oracle Fusion Middlewareホストのネットワーク接続のオン/オフを切り替えできます。

前提および制限は次のとおりです。

  • ホストには、Infrastructureを使用しないインスタンスが含まれている必要があります。または、中間層インスタンスおよびInfrastructureが同じホスト内にある必要があります。

  • DHCPは、ループバック・モードで使用する必要があります。詳細は、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様のドキュメントを参照してください。

  • IPアドレスの変更のみがサポートされています。ホスト名は変更できません。

  • DHCPモードでは、デフォルトのホスト名(localhost.localdomain)は使用しないでください。標準のホスト名を使用するようにホストを設定します。ループバックIPアドレスからそのホスト名に解決する必要があります。

  • ループバック・アダプタはすべてのオフ状態のネットワークのインストール(DHCPまたは静的IP)で必要です。

この項では、次の項目について説明します。

15.3.1 ネットワーク接続のオフからオンへの変更(静的IPアドレス)

この手順では、ネットワーク接続されていないホストに標準のホスト名(localhostではない)を使用してOracle Fusion Middlewareをインストールした後で、ネットワークに接続し、静的IPアドレスを使用する場合を想定しています。IPアドレスは、デフォルトのループバックIPまたは任意の標準的なIPアドレスです。

ネットワークに接続された状態に変更するには、ホストをネットワークに接続します。Oracle Fusion Middlewareの更新は必要ありません。

15.3.2 ネットワーク接続のオフからオンへの変更(DHCP)

この手順は、ネットワーク接続されていないホストに標準のホスト名(localhostではない)を使用してインストールした後で、ネットワークに接続し、DHCPを使用する場合を想定しています。ホストのIPアドレスは、任意の静的IPアドレスまたはループバックIPアドレスのいずれでもかまいません。また、このアドレスはホスト名に対して設定されている必要があります。

ネットワークに接続をオンにする手順は次のとおりです。

  1. DHCPを使用してホストをネットワークに接続します。
  2. ループバックIPアドレスに対してのみ、ホスト名を構成します。

15.3.3 ネットワーク接続のオンからオフへの変更(静的IPアドレス)

この手順は、ホストがネットワークに接続され、静的IPアドレスを使用している状態を、ネットワークに接続されていない状態に変更する場合に実行します。

  1. /etc/hostsファイルを構成して、IPアドレスとホスト名がローカルで解決できるようにします。
  2. ホストを、ネットワークから切断します。

    ホスト名やIPアドレスを変更する必要はありません。

15.4 静的IPアドレスとDHCPの切替え

静的IPアドレスとDHCPを切り替えできます。

前提および制限は次のとおりです。

  • このホストには、アイデンティティ管理コンポーネントなどのすべてのOracle Fusion Middlewareコンポーネント、およびこれらのコンポーネントに関連付けられたデータベースが含まれている必要があります。つまり、Oracle Fusion Middleware環境全体が、このホスト上に存在している必要があります。

  • DHCPは、ループバック・モードで使用する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』を参照してください。

  • IPアドレスの変更のみがサポートされています。ホスト名は変更できません。

  • DHCPモードでは、デフォルトのホスト名(localhost.localdomain)は使用しないでください。標準のホスト名を使用するようにホストを設定します。ループバックIPアドレスからそのホスト名に解決する必要があります。

この項では、次の項目について説明します。

15.4.1 静的IPアドレスからDHCPへの切替え

ホストの設定を静的IPアドレスからDHCPに変更する手順は次のとおりです。

  1. ホストをDHCPに変更する前に、ホスト名とループバックIPアドレスを関連付けてホストを構成します。
  2. ホストをDHCPに変更します。Oracle Fusion Middlewareを更新する必要はありません。

15.4.2 DHCPから静的IPアドレスへの切替え

ホストの設定をDHCPから静的IPアドレスに変更する手順は次のとおりです。

  1. ホストが静的IPアドレスを使用するように変更します。
  2. Oracle Fusion Middlewareを更新する必要はありません。

15.5 IPv6の使用

Oracle Fusion Middlewareでは、インターネット・プロトコル・バージョン4 (IPv4)およびインターネット・プロトコル・バージョン6 (IPv6)がサポートされます。

特にIPv6 (128ビット)では、IPv4 (32ビット)と比較してサポートされるアドレス空間が大きいため、Web上でアドレス指定可能なコンピュータの数が幾何級数的に増加しています。

IPv6のアドレスは、8つに区切られた4桁の16進数で表します。次に例を示します。

2001:0db8:85a3:08d3:1319:8a2e:0370:7334

Oracle Fusion MiddlewareコンポーネントによるIPv6サポートの詳細は、Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様を参照してください。

ほとんどのコンポーネントはIPv6をサポートしています。IPv6用にOracle Fusion Middlewareの特定のコンポーネントを構成する方法の詳細は、次のトピックを参照してください。

15.5.1 Oracle HTTP ServerでIPv6を使用する場合の構成

IPv6を使用して通信を行うようにOracle HTTP Serverを構成するには、次のディレクトリにある構成ファイルを変更します。

(UNIX) DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/OHS/ohs_name
(Windows) DOMAIN_HOME\config\fmwconfig\components\OHS\ohs_name

たとえば、IPv6を実行しているホスト上のOracle WebLogic Serverと通信するようにOracle HTTP Serverを構成するには、mod_wl_ohsを構成します。次のディレクトリにある構成ファイルを編集します。

DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/OHS/instances/ohs1

これらの構成ファイルで、次のいずれかのパラメータを使用して、解決可能なホスト名またはIPv6アドレスを指定します。

WebLogicHost hostname | [IPaddress]
WebCluster [IPaddress_1]:portnum1, [IPaddress_2]:portnum2, [IPaddress_3]:portnum3, ...

IPv6アドレスは大カッコで囲む必要があります。

エラーはすべてOracle HTTP Serverのログに記録されます。詳細情報を生成するには、mod_weblogicディレクティブにDebug AllおよびWLLogFileパスを設定します。Oracle HTTP Serverはモジュール固有のメッセージを記録します。

注意:

Oracle HTTP Serverの以前のバージョンでは、IPv6ノードが含まれる動的クラスタを使用する場合に制限がありました。たとえば、Oracle WebLogic Server用のOracle HTTP Serverプラグインでは、IPv6サポートが制限され、プラグインのDSL(動的サーバー・リスト)機能がサポートされていませんでした。つまり、サーバー・リストの静的構成(DynamicServerList=OFF)のみがサポートされていました。これらの制限は解消されています。

15.5.2 Oracle SOA SuiteおよびFusion Middleware Controlでのデュアル・スタックの使用

Oracle SOA Suiteでは、デュアル・スタック構成がサポートされています。ただし、Fusion Middleware ControlOracle SOA Suiteとともに使用する場合は、次のファイル内でプロトコルを指定する必要があります。そうしないと、Fusion Middleware Controlが正しく機能しないことがあります。

DSOMAIN_HOME/bin/startWebLogic.sh

ファイル内の${DOMAIN_HOME}/bin/setDomainEnv.sh行の後ろに、IPプロトコルを指定して次の行を追加します。

$DOMAIN_HOME/bin  JAVA_OPTIONS="${JAVA_OPTIONS} -Djava.net.preferIPv4Stack=true"