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Oracle® Fusion Middleware Oracle B2BおよびOracle SOA Suite for Healthcare Integrationインストールと構成
12c (12.2.1.2)
E82808-01
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A Oracle B2Bのセカンダリ・トポロジ

この付録では、Oracle B2Bのセカンダリ(代替)トポロジについて説明します。

A.1 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoring (BAM)のトポロジ

このトポロジを使用して、Oracle B2BドメインにOracle Business Activity Monitoring (BAM)を実装します。

BAMソフトウェアは、専用のクラスタに向けてターゲット設定されます。これにより、Oracle B2BとBAMソフトウェアの間でのリソースの競合がなくなります。

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図GUID-72DA04D7-35FF-493A-8BFE-54230450BFFA-default.pngの説明

Oracle SOA Suite、B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジのインストールと構成のロードマップ

次の表は、システムでこのトポロジを構成するために必要なロードマップを説明しています。

表A-1 Oracle SOA Suite、B2BおよびBusiness Activity Monitoringのインストールおよび構成手順の概要

タスク 説明 参照先 特記事項

システム環境を確認します

インストールの前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

「システム環境の確認のロードマップ」を参照してください。

なし。

適切なディストリビューションを入手します

Oracle B2Bをインストールするには、Oracle SOA SuiteとOracle Fusion Middleware Infrastructureがすでにインストールされている必要があります。Oracle SOA Suiteをインストールすると、Business Activity Monitoringも自動的にインストールされます。B2Bは、Oracle Fusion Middleware InfrastructureおよびOracle SOA Suiteと同じOracleホームにインストールする必要があります。

「製品の配布について」を参照してください。

Oracle Infrastructure、Oracle SOA SuiteとBusiness Process Management、およびOracle B2Bのすべてのディストリビューションを入手する必要があります。

インストール・ディレクトリを決めます

作成する必要があるディレクトリが作成されているか、またはインストーラからアクセスでき、最小要件を満たすシステムに存在していることを確認します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareコンセプトの理解の「Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとは」を参照してください。

なし。

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストール

Oracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールして、Oracle SOA SuiteおよびB2B用のOracleホーム・ディレクトリを作成します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureインストールおよび構成のインフラストラクチャ・ソフトウェアのインストールを参照してください。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureを構成する必要はありません。

Oracle SOA Suiteをインストールします

Oracle SOA Suiteソフトウェアを既存のOracle InfrastructureのOracleホームにインストールします。

Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールおよび構成で、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementソフトウェアのインストールを参照してください。

Oracle SOA Suiteを構成する必要はありません。

Oracle B2Bのインストール

Oracle B2Bソフトウェアを既存のOracle InfrastructureとOracle SOA SuiteのOracleホームにインストールします。

Oracle B2BおよびSOA Suite for Healthcare Integrationソフトウェアのインストールを参照してください。

「インストール・タイプ」画面で、「B2B」を選択します。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザードを使用してWebLogicドメインの作成および構成を行います。構成画面で適切なオプションを選択していることを確認します。

Oracle B2B ドメインの構成を参照してください。

個別の画面(表A-2を参照)に示された指示に従います。

サーバーの起動

ドメインの作成が完了したら、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。

「サーバーの起動」を参照してください。

なし。

構成の確認

ドメインが適切に構成されていることを確認します。

「構成の確認」を参照してください。

なし。

Oracle B2Bのインストールと構成後の次の手順

ここで構成したドメインに対して、運用や管理のタスクを実行できます。

「ドメイン構成後の次の手順」を参照してください。

なし。

Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoring用に選択する構成オプション

Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringの構成時の画面と選択する必要のあるオプションのほぼすべてが、ドメインの構成に示したものと同じです。ただし、異なるオプションを選択する必要がある画面が2つあります。表A-2に主な画面とオプションをリストします。この項に示されたとおりに、構成オプションを選択するようにしてください。

表A-2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジの主要な画面と構成オプション

画面 説明

テンプレート

この画面は、構成ウィザードを起動してドメインを作成した後に表示されます。

Oracle B2Bの構成テンプレートの選択に示されたテンプレートに加えて、Business Activity Monitoring - 12.2.1.2.0 [soa]を選択します

管理対象サーバー

この画面では2つの管理対象サーバー、bam_server1およびsoa_server1が作成されます。「追加」をクリックし、それとは別の2つの管理対象サーバー(bam_server2soa_server2)を作成します。

「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択していることを確認します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、soa_server1soa_server2SOA-MGD-SVRSに向けてターゲット設定されていることと、bam_server1bam_server2BAM 12-MGD-SVRS-ONLYに向けてターゲット設定されていることを確認します。

クラスタ

この画面で、soa_cluster1bam_cluster1という名前の2つのクラスタを作成します。

サーバーのクラスタへの割当

この画面で次のようにサーバーを割り当てます。

  • bam_server1bam_server2bam_cluster1に割り当てます

  • soa_server1soa_server2soa_cluster1に割り当てます

マシン

この画面で、bam_machine1soa_machine1という名前の、2つのマシンを作成します。

サーバーのマシンへの割当

この画面で次のようにサーバーを割り当てます。

  • AdminServerbam_server1,およびbam_server2bam_machine1に割り当てます

  • soa_server1soa_server2soa_machine1に割り当てます

A.2 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busのトポロジ

このトポロジを使用して、Oracle B2BドメインにOracle Service Busを実装します。

Oracle Service Busソフトウェアは、専用のクラスタに向けてターゲット設定されます。これにより、Oracle B2BとOracle Service Busソフトウェアの間でのリソースの競合がなくなります。

GUID-4D794F49-E73F-45CA-B234-E1777E4E218A-default.pngの説明が続きます
図GUID-4D794F49-E73F-45CA-B234-E1777E4E218A-default.pngの説明

Oracle SOA Suite、B2BおよびOracle Service Busのトポロジのインストールと構成のロードマップ

次の表は、システムでこのトポロジを構成するために必要なロードマップを説明しています。

表A-3 Oracle SOA Suite、B2BおよびOracle Service Busのトポロジのインストールおよび構成手順の概要

タスク 説明 参照先 特記事項

システム環境を確認します

インストールの前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

「システム環境の確認のロードマップ」を参照してください。

なし。

適切なディストリビューションを入手します

Oracle B2Bをインストールするには、Oracle SOA SuiteとOracle Fusion Middleware Infrastructureがすでにインストールされている必要があります。B2Bは、Oracle Fusion Middleware Infrastructure、Oracle SOA SuiteおよびOracle Service Busと同じOracleホームにインストールする必要があります。

「製品の配布について」を参照してください。

Oracle Infrastructure、Oracle SOA SuiteとBusiness Process Management、およびOracle Service Busのすべてのディストリビューションを入手する必要があります。

インストール・ディレクトリを決めます

作成する必要があるディレクトリが作成されているか、またはインストーラからアクセスでき、最小要件を満たすシステムに存在していることを確認します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareコンセプトの理解の「Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとは」を参照してください。

なし。

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストール

Oracle Fusion Middleware Infrastructureをインストールして、Oracle SOA SuiteおよびB2B用のOracleホーム・ディレクトリを作成します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureインストールおよび構成のインフラストラクチャ・ソフトウェアのインストールを参照してください。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureを構成する必要はありません。

Oracle SOA Suiteをインストールします

Oracle SOA Suiteソフトウェアを既存のOracle InfrastructureのOracleホームにインストールします。

Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールおよび構成で、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementソフトウェアのインストールを参照してください。

Oracle SOA Suiteを構成する必要はありません。

Oracle Service Busのインストール

Oracle Service Busソフトウェアを既存のOracle InfrastructureとOracle SOA Suiteのホームにインストールします。

Oracle Fusion Middleware Oracle Service Busのインストールおよび構成のOracle Service Busソフトウェアのインストールを参照してください。

Oracle Service Busを構成する必要はありません。

Oracle B2Bのインストール

Oracle B2Bソフトウェアを既存のOracle InfrastructureとOracle SOA SuiteのOracleホームにインストールします。

Oracle B2BおよびSOA Suite for Healthcare Integrationソフトウェアのインストールを参照してください。

「インストール・タイプ」画面で、「B2B」を選択します。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザードを使用してWebLogicドメインの作成および構成を行います。構成画面で適切なオプションを選択していることを確認します。

Oracle B2B ドメインの構成を参照してください。

個別の画面(表A-4を参照)に示された指示に従います。

サーバーの起動

ドメインの作成が完了したら、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。

「サーバーの起動」を参照してください。

なし。

構成の確認

ドメインが適切に構成されていることを確認します。

「構成の確認」を参照してください。

なし。

Oracle B2Bのインストールと構成後の次の手順

ここで構成したドメインに対して、運用や管理のタスクを実行できます。

「ドメイン構成後の次の手順」を参照してください。

なし。

Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Bus用に選択する構成オプション

Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびOracle Service Busの構成時の画面と選択する必要のあるオプションのほぼすべてが、ドメインの構成に示したものと同じです。ただし、異なるオプションを選択する必要がある画面が2つあります。表A-2に主な画面とオプションをリストします。ここに示されたとおりに、構成オプションを選択するようにしてください。

表A-4 Oracle SOA Suite、Oracle B2BおよびBusiness Activity Monitoringのトポロジの主要な画面と構成オプション

画面 説明

テンプレート

この画面は、構成ウィザードを起動してドメインを作成した後に表示されます。

Oracle B2Bの構成テンプレートの選択に示されたテンプレートに加えて、Oracle Service Bus - 12.2.1.2.0 [soa]を選択します

管理対象サーバー

この画面では2つの管理対象サーバー、osb_server1およびsoa_server1が作成されます。「追加」をクリックし、それとは別の2つの管理対象サーバー(osb_server2soa_server2)を作成します。

「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択していることを確認します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、soa_server1soa_server2SOA-MGD-SVRSの対象となっており、osb_server1osb_server2OSB 12-MGD-SVRS-ONLYの対象になっていることを確認します。

クラスタ

この画面で、soa_cluster1osb_cluster1という名前の2つのクラスタを作成します。

サーバーのクラスタへの割当

この画面で次のようにサーバーを割り当てます。

  • osb_server1osb_server2osb_cluster1に割り当てます

  • soa_server1soa_server2soa_cluster1に割り当てます

マシン

この画面で、osb_machine1soa_machine1という名前の、2つのマシンを作成します。

サーバーのマシンへの割当

この画面で次のようにサーバーを割り当てます。

  • AdminServerosb_server1,およびosb_server2osb_machine1に割り当てます。

  • soa_server1soa_server2soa_machine1に割り当てます