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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenterのアップグレード
12c (12.2.1.2)
E82840-02
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4 Oracle WebCenter Contentのアップグレード

Oracle WebCenter Contentを、サポートされる11gまたは以前の12c環境からOracle WebCenter Content 12c (12.2.1.2)環境にアップグレードするプロセスには、制約、前提条件および実行する必要があるアップグレード後のタスクが含まれます。

4.1 Oracle WebCenter Content 12cへのアップグレードの理解

Oracle WebCenter Contentドメインの12cへのアップグレードには、WebCenter Content、WebCenter Enterprise Capture、WebCenter Content Imaging、およびWebCenter Content Web UIが含まれます。

WebCenter Content 12cの新機能

WebCenter Content 12cでは、すべてのWebCenter ContentおよびCaptureのコンポーネントに対して単一のWebLogic Serverドメインがサポートされるようになりました。ただし、Oracle WebCenter Content - Web UIをホストしているドメインをリリース11gから12cに直接アップグレードすることはできません。既存の11g Web UIドメインを廃止してから、ターゲットのアップグレード済WebCenter Content 12cドメインをWeb UIコンポーネントで拡張する必要があります。

4.2 WebCenter Contentドメインのアップグレードの制約

特定のコンポーネントは12c (12.2.1.2)にアップグレードできません。

11gからアップグレードするOracle WebCenter Contentユーザーは、11gドメインでOracle Universal Records Management (URM)が有効化されている場合、12c (12.2.1.2)にアップグレードできません。アップグレードするには、最初にURMを除外してドメインを再構築する必要があります。URMが有効化されたまま12c (12.2.1.2)へのアップグレードを試行した場合、アップグレードは失敗します。

4.3 WebCenter Contentのアップグレード前のタスクの実行

追加のContentに固有のアップグレード前のタスクを実行してから、WebCenter Contentを12c (12.2.1.2)にアップグレードする必要がある場合があります。

既存のOracle WebCenter ContentおよびContent Serverの環境をアップグレードする前に、次のタスクを実行する必要があります。

注意:

WebCenter Content固有のタスクを実行する前に、Oracle WebCenterのアップグレード前に必要なタスクをすべて実行する必要があります。「Oracle WebCenterのアップグレード前のタスクの実行」を参照してください。

4.3.1 WebCenter Content Web UI 11gドメインのアップグレード前のメタデータ・スキーマ(_MDS)のアップグレード

Oracle WebCenter Content Web UI 11gのドメインを12c (12.2.1.2)にアップグレードする場合は、ドメインのアップグレードを開始する前に、_MDSスキーマをアップグレードする必要があります。

注意:

この手順は、WebCenter Content Web UIドメインをリリース11gからリリース12cにアップグレードする場合にのみ必要です。

WebCenter Contentのサーバー・ドメインのみをアップグレードする場合は、「Oracle WebCenterドメインのアップグレード」を参照してください。

12c (12.2.1.2)のWeb UIには、WebCenter Content 11gとの互換性がありません。Oracle WebCenter Content 12c (12.2.1.2)とアプリケーション開発者フレームワーク(ADF) 12c (12.2.1.2)コンテナを、Web UI 12c (12.2.1.2)とともに使用する必要があります。

アップグレード・アシスタントによって、アップグレードの処理中にドメインから参照されるすべてのスキーマのアップグレードが試行されるため、WebCenter Content Web UI 11gをアップグレードする前に、MDSスキーマのアップグレードが完了している必要があります。MDSスキーマ(WebCenter Contentでは本来使用されない)は、11gの(廃止された)ドメインによる参照のみが行われるため、アップグレード・プロセスによる参照(またはアップグレード)は行われません。WebCenter Contentドメインのアップグレードを開始する前にMDSスキーマをアップグレードすると、アップグレード・アシスタントによって、そのコンテンツもアップグレードされます。

注意:

_MDSスキーマをアップグレードしたら、標準の12cアップグレード・プロセス(Oracle WebCenterドメインのアップグレード)に進みます。アップグレードの後、「WccAdf.earファイルの更新(オプション)」の説明に従ってWccAdf.earファイルを更新し、「WebCenter Content - Web UIを含めるためのOracle WebCenter Contentサーバー・ドメインの構成」の説明に従ってドメインを拡張してWeb UIを含める必要があります。

ディレクトリを、UNIXオペレーティング・システムではORACLE_HOME/oracle_common/upgrade/binに、Windowsオペレーティング・システムではORACLE_HOME\oracle_common\upgrade\binに変更します。

次のコマンドを入力してアップグレード・アシスタントを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./ua

Windowsオペレーティング・システムの場合:

ua.bat

MDSスキーマをアップグレードするには、アップグレード・アシスタントを起動し、「個別に選択されたスキーマを選択します。

コンポーネント・リストから「Oracle Metadata Services」を選択します。

データベース資格証明、11gのスキーマ所有者名およびパスワードを指定します。

調査フェーズでの処理中に、正しいソース・バージョンがアップグレードされることを確認してください。

正しいソース・バージョンが表示された場合は、アップグレードを続行します。

4.4 Oracle WebCenter Enterprise Captureのアップグレード前のタスクの実行

WebCenter Enterprise Captureをアップグレードするには、アップグレード前のタスクを実行する必要があります。

Oracle WebCenter Enterprise Captureをアップグレードする前に、次を確認して該当するすべてのタスクを実行します。

Oracle WebCenter Enterprise Captureのアップグレード前のタスクを完了したら、「Oracle WebCenterドメインのアップグレード」の項に進みます。

  • Oracle WebCenter Enterprise Captureがすでに実行されている、標準(Fusionアプリケーション以外)の環境のみをアップグレードします。

  • クラスタ環境内にあるすべてのOracle WebCenter Enterprise Captureシステムを同時にアップグレードします。非依存のOracle WebCenter Enterprise Captureシステムは個別にアップグレードできます。

  • 操作を妨げない時間を確認して更新を実行します。

    更新の実行中はサービスを利用できません。

  • アップグレードの前にOracle WebCenter Enterprise Captureサーバーを停止します。

4.4.1 バッチ・プロセスが完了し取得JMSキューが空であることの確認

すべてのバッチ処理が完了し、Capture JMS問合せが空であることを確認します。

  1. このドメインの管理コンソールを開きます。

    http://<AdminServerName>:7001/console

    それぞれの意味は次のとおりです。

    <AdminServerName> = Captureドメインに関連付けられている管理サーバーの名前またはIPアドレス

    7001 = 管理サーバーに関連付けられている通信ポート

  2. 左側の「ドメイン構造」ナビゲーション・パネルで、「サービス」を展開します。
  3. 「メッセージング」ノードを展開します。
  4. ツリー・リストの「JMSサーバー」アイテムを選択します。
  5. メイン・パネルの「JMSサーバー」リストで"capture-jms-server"アイテムを選択します。
  6. 「監視」タブを選択します。
  7. 「監視」サブタブを選択します。
  8. 表の「現在のメッセージ数」および「保留メッセージ数」の値が両方とも0になっていることを確認します。

    これらの値のいずれかがゼロより大きい場合(保留中のジョブを示します)は、すべてのジョブが処理され、これらのカウンタに"0"が表示されるまで待機してから続行してください。

4.5 Oracle WebCenter Content Imagingのアップグレードの実行

11gユーザーがWebCenter Content Imagingをアップグレードすることはお薦めしません。

注意:

Oracle WebCenter Content Imaging 11gユーザーは、Imagingのこのリリースにアップグレードしないことをお薦めします。Imagingのすべての機能が使用可能になるのは、今後のリリースです。

WebCenter Content Imagingの機能セットは、独立コンポーネントからプライマリWebCenter Contentサーバーにマージされました。これは、WebCenter製品フットプリントの簡略化と統合への取組みの結果です。他のWebCenterコンポーネントとSOAコンポーネントは12cにアップグレードし、11g Imagingコンポーネントを非依存で実行し続けることもできます。

注意:

これらの変更に関する詳細な説明は、My Oracle SupportドキュメントのWebCenter Imaging & Enterprise Capture 12c Upgrade Guidance To Customers (ドキュメントID 2064485.1)を参照してください。

11g Imaging環境を保持したまま、今すぐ12cに移行する場合は、コア12cドメインをアップグレードし、Imagingコンポーネントをホストするための新しい11gドメインを再構築します。このプロセスの概要を次に示します。

  1. 既存の11g環境の完全なバックアップ・コピーを作成します。
  2. 新しいOracleホームに、新しく再構築された11g Imaging (IPM)インスタンスを作成します。この新しいホーム(C)に、Imaging (IPM)のみをインストールします。

    詳細は、11g WebCenter Content Imagingのインストール・ドキュメントを参照してください。

    この新しいインスタンスは元の11g製品ディストリビューションから作成されるため、既存のインスタンス(A)と同等になるようにパッチを適用する必要があります。Opatch inventoryコマンドを使用すると、システムに適用された既存のパッチのリストが表示されます。

    この新しく再構築されたドメイン(C)の操作は、既存のImaging and Process Management (IPM)データベース(C)、11g Universal Content Manager (UCM)および11g SOA管理対象サーバー(A)に接続することで確認されます。

  3. 元のIPM、UCMおよびSOA 11gドメイン(B)をインプレースでアップグレードし、新しいアップグレード後の12cドメイン(D)を作成します。「Oracle WebCenterドメインのアップグレード」を参照してください。

    Imaging Process Managementは12.2.1では非推奨であるため、IPM構成は12cドメインのアップグレードおよび再構成プロセスの処理中に削除されます(D)。IPM/Viewer JMSサーバーと元のIPMサーバーを手動で削除する必要があります。

    「WebCenter Contentのアップグレード後のタスクの実行」を参照してください。

  4. この既存のIPMデータベースはアップグレードの影響を受けないため、接続は引き続きインプレースです(D)。再構築した11g Imagingドメイン(C)を新しい12c管理対象サーバー(E)に接続します。

4.6 Oracle WebCenter Contentのアップグレードの実行

WebCenter Contentは、必要な構成前タスクの実行後にアップグレードできます。

アップグレード前の構成タスクをすべて完了したら、「Oracle WebCenterドメインのアップグレード」で説明している標準のFusion Middlewareの手順を使用して、WebCenter Contentのドメインをアップグレードできます。

アップグレード後に、「WebCenter Contentのアップグレード後のタスクの実行」で説明する追加のアップグレード後の構成タスクを実行する必要があります。

4.7 WebCenter Contentのアップグレード後のタスクの実行

WebCenter Contentを正常に実行するために実行するアップグレード後のタスクがいくつかあります。

Oracle WebCenter Contentをアップグレードした後に、これらのタスクを実行します。

注意:

これらのアップグレード後のタスクは、「アップグレード後の構成タスクの実行」で説明しているWebCenterの一般的なアップグレード後のタスクに追加で実行する必要があります。

4.7.1 WebCenter Content - Web UIを含めるためのOracle WebCenter Contentサーバー・ドメインの構成

WebCenter Content Web UIコンポーネントを含めるためにアップグレード後のWebCenter Content Serverドメインを拡張する方法は、標準的なWebLogic Serverの構成手順に従っています。

Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの拡張の詳細は、「WebLogicドメインの拡張」を参照してください。

構成ウィザードを起動するには、次の手順を実行します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

cd /12c_Oracle_Home/oracle_common/common/bin

./config.sh

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd \12c_Oracle_Home\oracle_common\common\bin

プロンプトが表示されたら、次に示すように、WebCenter Content - Web UI - 12.2.1.2.0テンプレートを選択します。

4.7.2 アップグレード後のE-Business Suite AXFスキーマの構成

アップグレード後に、AXFスキーマのエンドポイント構成を更新するためのスクリプトを実行する必要があります。

アップグレード後に、Oracle E-Business Suite (EBS)ユーザーは、次のスクリプトを実行してE-Business Suite Application Extension Framework (AXF)スキーマのエンドポイントを更新できます。
  1. Universal Content Management (Oracle UCM) 12c (12.2.1.2)のインストール・ディレクトリにナビゲートします。
    cd /12cOracle_HOME/wccontent/ucm/Distribution/EBSIntegration/R12
  2. 次のファイルを、EBS AXFスキーマをホストするデータベースの/binディレクトリにコピーします。
    EbsUpdateScript.shおよびEbsUpdateTables.sql
  3. /binディレクトリからスクリプトを実行し、プロンプトが表示されたら次の情報を指定します。
    "EBSスキーマにAXFユーザー名を入力"
    "EBSスキーマにAXFパスワードを入力"
    "UCMが実行されているホスト名を入力"
    "UCMが実行されているポートを入力"
この情報を指定すると、EBS AXFスキーマが更新されます。

4.7.3 Oracle WebCenter Content: ImagingのIPM/Viewer JMSサーバーの削除

ドメインの再構成の完了後も、コンソールに古いサーバーが表示されます。これらのJMSサーバーはアップグレード後に手動で削除する必要があります。

IPM/Viewer JMSサーバーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 新しくアップグレードした管理サーバーのコンソールにログインします。

    http://host:port/console

  2. コンソールのナビゲーション・パネルから、「メッセージング」をクリックし、「JMSサーバー」を選択します。
  3. IpmJmsServerおよびViewerJmsServerで始まるすべてのJMSサーバーを選択して、「削除」をクリックします。

4.7.4 Oracle WebCenter Content: ImagingのIPMサーバーの削除

ドメインの再構成の完了後も、コンソールに古いIPMサーバーが表示されます。これらのサーバーはアップグレード後に手動で削除する必要があります。

IPMサーバーを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 新しくアップグレードした管理サーバーのコンソールにログインします。

    http://host:port/console

  2. コンソールのナビゲーション・パネルから、「環境」をクリックし、「サーバー」を選択します。
  3. IPMサーバー(IPM_server1)を選択して、「削除」をクリックします。

4.7.5 WccAdf.earファイルの更新(オプション)

ドメインのアップグレード後に、wccadf.earファイルを正しいMDSパーティション詳細(11gのインストール中に指定)に手動で変更できます。

wccadf.earファイルを更新するには、次の11gディレクトリにナビゲートし、WLSTをOFFLINEモードで起動します。

cd /<11g_MW_HOME>/oracle_common/common/bin/wlst.sh

wls:/offline> archive = getMDSArchiveConfig ('/ <12.2.1 wccadf.ear location>')

wls:/offline> archive.setAppMetadataRepository(repository='mds-<mds_repo_name>', partition='<11g_partition_name>', type='DB', jndi='jdbc/mds/<mds_repo_name>')

wls:/offline> archive.save()

次に例を示します。

archive = getMDSArchiveConfig('/12.2.1_Oracle_Home/wccontent/wccadf/WccAdf.ear')
archive.setAppMetadataRepository(repository='mds-WCCUIMDSREPO', partition='11.1.1.9.0_MDS_PARTITION', type='DB', jndi='jdbc/mds/WCCUIMDSREPO')
archive.save()

4.7.6 WebCenter Content Web UIのカスタム・スキンの移行

11gでWebCenter Content - Web UIにカスタム・スキンを適用していた場合は、アップグレード後にカスタム・スキンのJARファイルを新しい12cデプロイメントに移行する必要があります。

  1. Oracle WebCenter Content -Web UIアプリケーションを12.2.1デプロイメントからアンインストールします。Oracle Universal Installer (OUI)を-deinstallモードで使用します。
  2. 12.2.1のoracle.wcc.adf.skin.customライブラリを削除します。
  3. 11gのカスタム・スキンJARファイルoracle.wcc.adf.skin.custom (11.1, 11.1.1.8.1)を、12.2.1の環境にデプロイします。
  4. Oracle WebCenter Content - Web UI 12cアプリケーションを再インストールして、新しいカスタム・スキンJARファイルのコンテンツを取得します。

4.7.7 Oracle WebCenter Content用のOracleアプリケーション・アダプタのアップグレード

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理』で説明されているように、Oracle WebCenter Contentのアプリケーション・アダプタには、それぞれのERPシステム(EBSおよびPeopleSoft)にアダプタをインストールするための手動の手順が含まれています。前のリリースからアップグレードするには、これらのアダプタを再インストールする必要があります。

EBSアダプタを再インストールする手順は次のとおりです。

  1. 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理』のOracle E-Business Suite Formsのコンパイルに関する項に記述されている手順を実行して、AXF_CUSTOM.PLLモジュールをアップグレードします。
  2. SSL用に構成する場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理』のSSL用の統合の構成に関する項に記載されている手順に従います。

PeopleSoftプロジェクトを再インポートするには、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterアプリケーション・アダプタの管理』のOracle PeopleSoftプロジェクトのインポートに関する項に記述されている手順(手順1 - 6)を実行します。

4.7.8 コンテンツ・サーバーでのレコード管理用のレポート・ライブラリの構成

コンテンツ・サーバーでレコード管理機能を構成する場合は、WebCenter Content管理対象サーバーを含むドメインを作成した後、最初に起動する前に、レコード管理のためのレポート・ライブラリを構成する必要があります。このライブラリがない場合は、テンプレートをコンテンツ・サーバーにチェックインできません。

レコード管理用のレポート・ライブラリの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentのインストールと構成』のContent Serverでのレコード管理用のレポート・ライブラリの構成に関する項を参照してください。

4.7.9 IBRを監視するためのFusion Middleware Controlの使用方法

Inbound Refinery (IBR)を使用している場合は、ドメインを拡張して、IBRテンプレートにOracle Enterprise Managerプラグインを使用し、Enterprise Manager Fusion Middleware ControlでIBRをモニターするようにします。

注意:

Inbound Refinery (IBR) 11gは12cにアップグレードできません。12c環境で使用するための新しいIBRをインストールする必要があります。

次の手順は、IBRテンプレート用Oracle Enterprise Managerプラグインを含めるためにドメインを拡張する方法を説明しています。

  1. ECM_Home/common/bin/に移動します。
  2. config.shを実行します。
    ./config.sh
    
  3. 「既存のWebLogicドメインの拡張」を選択します。
  4. 拡張するドメインを選択します。
  5. 次の画面で、IBR用のOracle Enterprise Managerプラグインを選択します。
  6. 「拡張」をクリックして、IBRテンプレートでドメインを拡張します。

4.7.10 SOAまたはBAMを使用したOracle WebCenter Content Serverの起動

WebCenter ContentがOracle SOAまたはOracle Business Activity Monitoring (BAM)と統合されている場合、Oracle WebCenter ContentまたはOracle Inbound Refinery (IBR)を起動する前に、SOAやBAMを起動しておく必要があります。

Fusion Middleware ControlからのWebCenter Contentサーバーの起動の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理』のOracle WebCenter Contentのスタート・ガイドを参照してください。

Oracle SOAまたはBAMサーバーを起動する前にWebCenter ContentまたはIBRを起動しようとすると、次のエラーが表示されます。

oracle.wsm.policymanager.PolicyManagerException:
WSM-02120 : Unable to connect to the policy access service.