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Oracle® Fusion Middleware Oracle JDeveloperによるWebCenter Portalアセットとカスタム・コンポーネントの開発
12c (12.2.1.2.0)
E82735-01
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3 WebCenter Portalアセットの概要

この章では、WebCenter Portalで使用可能な様々なアセットと、それらのアセットの開発および拡張における開発者の役割の概要を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

3.1 WebCenter Portalアセットの使用について

WebCenter Portalには、ユーザーがポータルで利用できる様々な組込みアセットが用意されています。これらの組込みアセットのコピーを特定のローカル要件に合せてWebCenter Portal内で変更できます。WebCenter Portalでの組込みアセットの変更の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のアセットの作成に関する項を参照してください。

ページ・スタイルやレイアウトなど、一部のアセットはWebCenter Portalで作成できません。このようなリソースはJDeveloperで作成し、WebCenter Portalにデプロイする必要があります。また、WebCenter Portalでは必要な機能をすべて追加できるわけではありません。

WebCenter Portalアセットは、JDeveloperでアセット・アプリケーションの作成または変更に使用できる3つのアプリケーション・テンプレートに基づいています。

  • WebCenter Portalアセット・テンプレート – ページ・テンプレート、スキン、レイアウト、ページ・スタイル、コンテンツ・プレゼンタ・テンプレートおよび視覚化テンプレート用にアセットを作成または変更する場合に使用します。結果のアセット・アプリケーションには、Portalサーバー接続を介してWebCenter Portalにアセットをデプロイするために使用できるデフォルトのWebCenter Portalアセット・アーカイブ・デプロイメント・プロファイルが組み込まれています。このようなタイプのアセットに対するアセット・アプリケーションの作成の詳細は、「Portalアセット・アプリケーション・テンプレートの使用」を参照してください。

  • 「WebCenterポートレット・プロデューサ・アプリケーション」テンプレート – JSR 286標準に基づいたポートレットの開発に使用します。詳細は、「ポートレットの概要」を参照してください。

  • 「WebCenter Portalサーバー拡張機能」テンプレート – WebCenter Portalサーバーの拡張機能の開発に使用します。Portalサーバー用の拡張機能の開発の詳細は、「共有ライブラリの開発」を参照してください。

最終的に、WebCenter Portalのページレット・プロデューサを使用してページレットを作成できます。ページレット・プロデューサは、URLから直接またはWebCenter Portalの「共有アセット」タブからアクセスできるスタンドアロン・アプリケーションであることに注意してください。ページレット・プロデューサへのアクセスおよび使用の詳細は、「ページレットの概要」を参照してください。

3.2 WebCenter Portalのアセットの開発

この項には次のトピックが含まれます:

3.2.1 アセット開発のためのJDeveloper環境の設定

始める前に、次の手順を実行してください。

  1. Oracle JDeveloper 12c (12.2.1.2.0)をダウンロードおよびインストールします。

    詳細は、「Oracle JDeveloperのインストール」を参照してください。

  2. WebCenter PortalのJDeveloperc (12.2.1.2.0)用拡張機能をインストールします。
  3. JDeveloperが開いている場合は、これを再起動します。