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Oracle® Application Expressエンド・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E89952-01
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2.3.5 「列ヘッダー」メニューを使用した対話グリッドのカスタマイズ

対話グリッドの列をすばやくカスタマイズするには、「列ヘッダー」メニューを使用します。

2.3.5.1 対話グリッドの「列ヘッダー」メニューについて

「列ヘッダー」メニューには、列をソート、分割、集計、固定、および非表示にするボタンと、列内を検索するためのテキスト・フィルタが含まれます。

概要

「列ヘッダー」メニューには、「ソート順序」ボタン、ツールバー、テキスト・フィルタおよび列内容の固有のリストが含まれます。

「ソート順序」ボタン

「昇順ソート」およびj「降順ソート」ボタンが、すべての列見出しの右に表示されます。

「対話グリッドの列のソート」を参照

ボタン・ツールバー

「列ヘッダー」メニューのツールバーには、次のボタンと機能が含まれます。

コントロール・ブレーク

選択した列に基づいて、対話グリッドにコントロール・ブレークを作成します。

「対話グリッドでのコントロール・ブレーク作成」を参照してください。

集計

選択した列に対して集計を定義するには、「集計」ダイアログを開きます。

「対話グリッドでの集計の作成」を参照してください。

凍結

選択した列をその場に固定し、水平スクロールしないようにします。

「その場への列の固定」を参照してください。

非表示

選択した列をビューで非表示にします。

「対話グリッドでの列の非表示化」を参照してください。

テキスト・フィルタ

テキスト・フィルタは、フィルタ・フィールドに入力されたテキスト文字列に基づいて、列内容のリストを動的に制限します。

「「列ヘッダー」メニューを使用したフィルタリング」を参照してください。

2.3.5.2 「列ヘッダー」メニューの表示

列の見出しをクリックすると、列の「列ヘッダー」メニューが表示されます。

列の「列ヘッダー」メニューを表示するには、次のステップを実行します。
  • 対話グリッドで列の見出しをクリックします。
「列ヘッダー」メニューが表示されます。

2.3.5.3 対話グリッドでのコントロール・ブレーク作成

対話グリッドにブレーク・グループを作成するには、「列ヘッダー」メニューで「コントロール・ブレーク」アイコンをクリックします。

ブレーク・グループを作成すると、対話グリッドから列を抽出し、それをマスター・レコードとして表示できます。

コントロール・ブレークを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 目的のブレーク・グループ列の見出しをクリックします。
    「列ヘッダー」メニューが表示されます。
  2. 「コントロール・ブレーク」アイコンをクリックします。

選択した列に対して適用されたコントロール・ブレークを持つ対話グリッドがリロードされ、コントロール・ブレーク・フィルタがグリッドの上、ツールバーの近くに表示されます。

次の例では、コントロール・ブレークが対話グリッドのProject列に適用されています。


GUID-0FDBFD91-D7AC-442F-890D-7ED5C4986CA0-default.pngの説明が続きます
図GUID-0FDBFD91-D7AC-442F-890D-7ED5C4986CA0-default.pngの説明

コントロール・ブレークを削除するには、コントロール・ブレーク・フィルタで「コントロール・ブレークの削除」アイコン(X)をクリックします。

2.3.5.4 「列ヘッダー」メニューを使用した集計の作成

対話グリッドに集計をすばやく適用するには、「列ヘッダー」メニューの「集計」アイコンをクリックします。

選択した列に対して集計を適用するには、次のステップを実行します。

  1. 「列ヘッダー」メニューを表示するには、列の見出しをクリックします。
  2. 「集計」アイコンをクリックします。
    「集計」ダイアログが表示されます。
  3. 集計を構成します。
  4. 「保存」をクリックします。

集計が適用されて、対話グリッドがリロードされます。

2.3.5.5 その場への列の固定

列をその場に固定するには、「列ヘッダー」メニューで「凍結」アイコンをクリックします。列を固定すると、固定された列を常に表示できるように、スクロール可能な領域から除外されます。

その場に列を固定するには、次のステップを実行します。

  1. 固定する列の見出しをクリックします。
    「列ヘッダー」メニューが表示されます。
  2. 固定アイコンをクリックします。
新しいスクロール可能領域に合わせてスクロール・バーがサイズ変更されます。
列の固定を解除するには、「列ヘッダー」メニューを再び開いて「凍結解除」アイコン(雪片)をクリックします。

2.3.5.6 対話グリッドでの列の非表示化

「列ヘッダー」メニューで「非表示」アイコンをクリックすると、対話グリッドの列がビューで非表示になります。

対話グリッドで列を非表示にするには、次のステップを実行します。

  1. 「列ヘッダー」メニューを表示するには、列の見出しをクリックします。
  2. 「非表示」アイコンをクリックします。
    列が非表示になります。残りの列は横にずれてスペースを埋めます。

非表示列を再表示するには、次のステップを実行します。

  1. アクション」メニューをクリックします。
  2. 「列」ダイアログが表示されます。
  3. 「表示」列で、非表示列の名前に隣接するチェック・ボックスを選択します。

    ヒント:

    列のリストを非表示列だけに絞り込むには、「列」アイコンをクリックして、「非表示」を選択します。
  4. 「保存」をクリックします。

ヒント:

グリッドをリセットして非表示列を再表示することもできます。対話グリッドをリセットすると、前回保存された状態に戻ります。そのとき以降の変更はすべて失われることがあります。グリッドをリセットするには、「リセット」ボタンをクリックします。

2.3.5.7 対話グリッドでの列の非表示解除

対話グリッドで非表示列が表示されるようにするには、「列」ダイアログを開いて「表示」列で有効化します。

対話グリッドで非表示列を表示するには、次のステップを実行します。

  1. アクション」メニューをクリックします。
  2. 「列」ダイアログが表示されます。
  3. 「表示」列で、非表示列の名前に隣接するチェック・ボックスを選択します。

    ヒント:

    列のリストを非表示列だけに絞り込むには、「列」アイコンをクリックして、「非表示」を選択します。
  4. 「保存」をクリックします。
対話グリッドに列が表示されます。

2.3.5.8 「列ヘッダー」メニューを使用したフィルタリング

列の内容で対話グリッドをフィルタするには、「列ヘッダー」メニューの「検索」フィールドにキーワードを入力します。

対話グリッドを列でフィルタするには、次のステップを実行します。

  1. ソート基準にする列の見出しをクリックします。
    「列ヘッダー」メニューが表示されます。
  2. 次のいずれかを行います:
    • 「フィルタ」テキスト領域内でクリックします。
    • カーソルが「フィルタ」テキスト領域に入るまで、[Tab]キーを押します。
  3. フィルタに使用するテキスト文字列を入力します。ワイルドカード(たとえば引用符)は有効です。
  4. 次のいずれかを行います:
    • [Enter]を押すとフィルタが実行されます。
    • 入力を開始すると自動生成される有効な文字列のリストからエントリを選択します。
フィルタが適用されて対話グリッドが再表示されます。
フィルタを削除するには、隣接する「フィルタの削除」アイコン(X)をクリックします。