アプリケーション・ビルダーには、チャートを生成するための組込みウィザードが用意されています。
アプリケーション・ビルダーでは、次の2つのチャート・タイプがサポートされています。
チャート: Oracle Application Expressでのチャートのサポートは、Oracle JavaScript拡張機能ツールキット(Oracle JET)データ視覚化に基づいています。Oracle JETは、最新のJavaScript、CSS3およびHTML5のデザイン原理と開発原理に基づいたモジュラ・オープン・ソース・ツールキットを提供することによって開発者を支援します。Oracle JETのデータ視覚化コンポーネントには、カスタマイズ可能なチャート、ゲージ、およびデータ分析のためにフラットまたは階層的なデータをグラフィック表示で表すために使用できる、その他のコンポーネントがあります。各Oracle JET視覚化は、アニメーション、アクセシビリティ、レスポンシブ・レイアウト、国際化、テスト自動化および幅広いインター・アクティビティ機能をサポートしています。チャートでは、棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、レンジ・チャート、組合せチャート、散布チャート、バブル・チャート、極チャート、レーダー・チャート、円グラフ、ドーナツ・グラフ、ファンネル・チャート、株価チャートなどの、様々な方法でデータ・セットを視覚化できます。
関連項目:
JavaScript拡張機能ツールキット(JET) Oracle JETによるアプリケーションの開発のデータ視覚化の操作
AnyChartチャート: AnyChartチャートのサポートは、AnyChartによって提供されるサード・パーティのチャート作成ソリューションに基づきます。これはフレキシブルなFlashおよびJavaScript (HTML5)ベースのソリューションで、開発者は動きがありコンパクトでインタラクティブなチャートを作成できます。AnyChartチャートはレガシー・コンポーネントに分類されており、今後のリリースでは非推奨になる可能性があります。
次に、サンプル・チャート・サンプル・アプリケーションからのサンプル・チャートを示します。
このチャートには次の属性があります。
第2Y軸: Y2 Axis Titleのタイトルを表示し、Shop Cのデータのシリーズに関連付けられています。
分割二重Y軸: Store AとAcme Storeの2つのデータのシリーズが積み上げられて表示され、Y軸に関連付けられており、3つ目のデータのシリーズShop Cが第2Y軸に関連付けられて、他の2つのデータのシリーズの下に個別のチャートとしてレンダリングされます。
ページの下部にある棒グラフの情報リージョンを展開して、チャートの情報を確認します。
関連項目:
パッケージ・アプリケーションのインストール(サンプル・チャート・アプリケーションのインストールの詳細)
新しいページにチャートを追加するには、次のステップを実行します。
ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
アプリケーションを選択します。
「ページの作成」をクリックします。
「ページの作成」で、次のステップを実行します。
ユーザー・インタフェース: ページのユーザー・インタフェースを選択します。
ページ・タイプの選択: 「チャート」を選択します。
「次へ」をクリックします。
「チャート・タイプ」は、次のようにします。
チャート・タイプ: チャート・タイプを選択します。
ヒント:
「ガント」を選択した場合は、ガント・チャート・タイプを選択するように求められます。
「次へ」をクリックします。
「ページおよびリージョン属性」で、次のステップを実行します。
ページ番号: チャート・オブジェクトを表示するページを入力します。
ページ名: ページ名を入力します。
ページ・モード: ページ・モードを選択します。
詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。フィールドレベル・ヘルプの表示を参照してください。
ブレッドクラム - ページでブレッドクラム・ナビゲーション・コントロールを使用するかどうかを選択します。
「次へ」をクリックします。
「ナビゲーションのプリファレンス」で、このページに含めるナビゲーションのタイプを指定し、「次へ」をクリックします。ナビゲーション・オプション(ナビゲーション・メニューまたはタブなど)はカレント・アプリケーションのテーマに応じて決まります。
ヒント:
次のステップでは、Oracle JETチャートを選択したと想定しています。Oracle JET以外のチャート(ガントなど)を選択した場合、次のステップが異なる場合があります。画面に表示されるステップに従います。
「ソース」で、チャート・ソースが表かSQL問合せかを選択します。
チャート・ソースが表の場合:
ソース・タイプ - 「表」を選択します。
表/ビューの所有者: チャートを作成している表の所有者を選択します。
表/ビューの名前: チャートの基になる表またはビューを選択します。
送信するページ・アイテム: チャート・データが各リクエストで読み取られるときにセッション・ステートに設定される、カレント・ページのページ・アイテムのカンマ区切りリストを入力します。
最大行数: チャートの表示に使用する行の最大数を入力します。
「次へ」をクリックします。
チャート・ソースがSQL問合せの場合:
ソース・タイプ - 「SQL問合せ」を選択します。
SQL問合せ: チャートに使用されるSQL SELECT
文を入力します。SQL SELECT
文には、少なくとも2つの列が含まれている必要があります。
送信するページ・アイテム: チャート・データが各リクエストで読み取られるときにセッション・ステートに設定される、カレント・ページのページ・アイテムのカンマ区切りリストを入力します。
最大行数: チャートの表示に使用する行の最大数を入力します。
「次へ」をクリックします。
「列のマッピング」は、次のようにします。
チャートにマップする列を選択します。表示されるオプションは、選択したチャート・タイプによって異なります。
属性の詳細は、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。フィールドレベル・ヘルプの表示を参照してください。
「次へ」をクリックします。
「作成」をクリックします。
開発者は、ページ・デザイナでチャート属性を作成および編集できます。
トピック:
関連項目:
チャートの作成後は、ページ・デザイナでチャート属性を編集してチャートの表示を変更できます。Oracle JETベースのチャートをレガシー・コンポーネント・ビューで管理することはできません。
チャート属性を編集するには、次のステップを実行します。
チャートの作成後は、チャート属性を編集してチャート・タイプを切り替えることができます。
チャート・タイプを切り替えるには、次のステップを実行します。