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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース5.1
E83810-03
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23.4 別のインスタンスへのアプリケーションの移動方法

アプリケーションを他のワークスペースに移動するか、コピーを作成するのみかにかかわらず、デプロイでは次のステップを実行します。

  1. サポートするデータベース・オブジェクトを移動します(適切な場合)。「データベース・オブジェクトの依存性」レポートを確認して、移動するオブジェクトを決定します。

  2. アプリケーション定義とサポートするオブジェクトをパッケージ化して、カスタム・パッケージ・アプリケーションを作成します。

  3. カスタム・パッケージ・アプリケーションのエクスポート

  4. エクスポートされたファイルをターゲットのOracle Application Expressインスタンスにインポートします。

アプリケーションは、アプリケーションが開発されたワークスペース以外のワークスペースにもインポートできます。

ヒント:

アプリケーション定義およびすべてのサポートするオブジェクトを手動でも移動できます。

トピック:

23.4.1 データベース・オブジェクトの管理について

アプリケーションと適切な関連ファイルをエクスポートする前に、アプリケーションによって参照されるデータベース・オブジェクトも移行する必要があるかどうかを判断する必要があります。移動するデータベース・オブジェクトがわからない場合は、データベース・オブジェクトの依存性レポートを確認します。

ターゲットのスキーマが開発環境で使用されるスキーマとは異なる場合、アプリケーションによって参照されるデータベース・オブジェクトを移行する必要があります。多くの場合、Oracle Databaseのエクスポート・ユーティリティおよびインポート・ユーティリティを使用して、開発環境からターゲットのインスタンスにアプリケーション・スキーマをコピーするのみでこれを行うことができます。次に、この方法が適切でない2つの一般的なケースを示します。

  • オブジェクト開発スキーマが、ターゲット・インスタンス・スキーマがアクセス権を持たない表領域を参照している場合。

  • 開発インスタンス・スキーマに、ターゲット・インスタンス・スキーマに移行しないサンプル・データが含まれている場合。

データベース管理者またはOracle Application Express管理者がOracle Application Expressアプリケーションのエクスポートを行う場合、それらの管理者と連絡して、次のことを明示しておく必要があります。

  • アプリケーションのエクスポート時に、すべてのデータを含める必要がある。

  • 指定した特定の表のデータを含めない。

ヒント:

『Oracle Application Express SQLワークショップ・ガイド』のデータ・ワークショップを使用したデータの管理に関する説明