埋込みPL/SQLゲートウェイを構成するには、構成スクリプトを実行して、ANONYMOUS
アカウントのロックを解除します。
埋込みPL/SQLゲートウェイは、Oracle Database 11g以降とともにインストールされます。ただし、Oracle Application Expressで使用する前に構成する必要があります。埋込みPL/SQLゲートウェイを構成するには、構成スクリプトを実行して、ANONYMOUS
アカウントのロックを解除します。
注意:
Oracle XML DBプロトコル・サーバーおよび埋込みPL/SQLゲートウェイは、Oracle Database 11gより前のデータベースではサポートされていません。
トピック:
apex_epg_config.sql
スクリプトを実行します。次に、ANONYMOUS
アカウントのロックを解除します。apex_epg_config.sql
スクリプトを実行してimages
ディレクトリを更新します。 apex_rest_config.sql
を実行する必要があります。SYSDBA
ロールが指定されているSYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続します。PL/SQLブロックを実行します。apex_epg_config.sql
スクリプトを実行します。次に、ANONYMOUS
アカウントのロックを解除します。
構成スクリプトapex_epg_config.sql
を実行し、埋込みPL/SQLゲートウェイを構成します。次に、ANONYMOUS
アカウントのロックを解除します。
apex_epg_config.sql
構成スクリプトを実行するには、次のステップを実行します。
警告:
このスクリプトは、データベース・サーバー上でのみ実行する必要があります。データベース・サーバーへのリモート接続は実行できません。データベース・サーバーは、指定されたディレクトリへのアクセス権を持っている必要があります。ネットワーク・ディレクトリをマッピングすることもできません。
SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、Oracle XML DB HTTPサーバーのHTTPに割り当てられているポート番号を確認する文を入力します。
埋込みPL/SQLゲートウェイは、Oracle DatabaseのOracle XML DBプロトコル・サーバーで実行されます。
Oracle XML DB HTTPサーバーでHTTPに割り当てられたポートを確認するには、次の手順を実行します。
SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、Oracle XML DBプロトコル・サーバーが実行されているポート番号を確認する文を入力します。
埋込みPL/SQLゲートウェイは、Oracle DatabaseのOracle XML DBプロトコル・サーバーで実行されます。対応するポート番号を確認すると、Oracle XML DB Protocol Serverが有効化されているかどうかを判断できます。
Oracle XML DBプロトコル・サーバーが実行されているポート番号を検証するには、次のステップを実行します。
SQL* Plusを起動してデータベースに接続し、Oracle XML DBプロトコル・サーバーを有効化するSQL文を実行します。
埋込みPL/SQLゲートウェイは、Oracle DatabaseのOracle XML DBプロトコル・サーバーで実行されます。
Oracle XML DBプロトコル・サーバーを有効化するには、次のステップを実行します。
注意:
1024未満のポート番号は、多くのオペレーティング・システムで特権プロセス用に予約されています。1024未満のポート(80など)でXML DB HTTPリスナーを有効化するには、ドキュメントを参照してください。
参照:
『Oracle XML DB開発者ガイド』のプロトコルを使用したリポジトリへのアクセスに関する項
『Oracle Database Net Servicesリファレンス』 のプロトコル・アドレスの構成およびポート番号の制限に関する項
静的ファイルを構成するために、Oracle Application Expressの新規インストールまたはアップグレード後にはapex_rest_config.sql
を実行する必要があります。
Oracle Application Expressを使用すると、アプリケーション開発者はアプリケーションに静的ファイルを含めることができます。静的ファイルは、ワークスペース、アプリケーション、プラグインまたはアプリケーション・テーマに関連付けることができます。埋込みPL/SQLゲートウェイをWebリスナーとして使用する場合、静的ファイルをサポートするために必要な構成は、埋込みPL/SQLゲートウェイの構成の一環として実行されます。
参照:
新規インストールの場合は、「apex_epg_config.sql構成スクリプトの実行」を参照してください
アップグレード・インストールの場合は、「以前のリリースからアップグレードする場合のイメージ・ディレクトリの更新」を参照してください
SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBA
ロールが指定されているSYS
として接続します。PL/SQLブロックを実行します。
Oracle Application Expressがリバース・プロキシやロード・バランサの内側で実行される場合は、CGI環境変数PROTOCOL
およびHTTP_HOST
を設定します。埋込みPL/SQLゲートウェイの場合、次のPL/SQLブロックをコールする必要があります。
作業ディレクトリを、インストール・ソフトウェアを解凍したapex
ディレクトリに変更します。
SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBA
ロールが指定されているSYS
として接続します。次に例を示します。
Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
次のPL/SQLブロックを実行します。
BEGIN DBMS_EPG.set_dad_attribute ( dad_name => 'APEX', attr_name => 'cgi-environment-list', attr_value => 'REQUEST_PROTOCOL=https'); DBMS_EPG.set_dad_attribute ( dad_name => 'APEX', attr_name => 'cgi-environment-list', attr_value => 'HTTP_HOST=external-name:external-port'); commit; END; /
詳細は、Java EEアプリケーション・サーバーのドキュメントを参照してください。