プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Exadata Storage Server Softwareユーザーズ・ガイド
12cリリース2 (12.2)
E84909-03
目次へ移動
目次

前
次

D Oracle Exadata Storage Server Softwareの自動ワークロード・リポジトリ・ビュー

この付録の自動ワークロード・リポジトリ(AWR)ビューは、Oracle Exadata Storage Server Softwareに固有のものです。ビューは、データ・ディクショナリが変更された場合(たとえば、新しく表が作成されたり、ユーザーに新しい権限が付与された場合など)のみ変更されるため、静的です。この付録には、次のビューが含まれます。

D.1 DBA_HIST_ASM_BAD_DISK

DBA_HIST_ASM_BAD_DISKビューには、オンライン以外のOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスクに関する履歴情報が表示されます。このビューには、V$ASM_DISKのスナップショットが含まれています。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

GROUP_NUMBER

NUMBER

NOT NULL

ディスクを含むディスク・グループの番号。

NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

ディスクの名前。

PATH

VARCHAR2(256)

検出で戻される名前のオペレーティング・システム・パス名部分。

STATUS

VARCHAR2(8)

NOT NULL

ディスクのグローバル・ステータス。このビューには、オンライン以外のディスクのみが格納されます。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.2 DBA_HIST_ASM_DISKGROUP

DBA_HIST_ASM_DISKGROUPビューには、Oracle ASMディスク・グループに関する情報が含まれます。これにより、V$ASM_DISKGROUPから列のサブセットが取得されます。

データ型 NULL 説明

GROUP_NUMBER

NUMBER

NOT NULL

ディスク・グループに割り当てられたクラスタ全体の番号。

NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

ディスク・グループの名前。

TYPE

VARCHAR2(6)

ディスク・グループの冗長性のタイプ。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.3 DBA_HIST_ASM_DISKGROUP_STAT

DBA_HIST_ASM_DISKGROUP_STATビューには、Oracle ASMディスク・グループに関する履歴情報が表示されます。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

GROUP_NUMBER

NUMBER

NOT NULL

ディスク・グループに割り当てられたクラスタ全体の番号。

TOTAL_MB

NUMBER

ディスク・グループの合計容量(MB)。

FREE_MB

NUMBER

ディスク・グループの未使用容量(MB)。

NUM_DISK

NUMBER

ディスク・グループ内のディスクの数。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.4 DBA_HIST_CELL_CONFIG

DBA_HIST_CELL_CONFIGビューには、セルの構成に関する情報が含まれます。このデータは、V$CELL_CONFIG_INFOのものです。

データ型 NULL 説明

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELLNAME

VARCHAR2(256)

NOT NULL

セルの一意識別子。

CELLHASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するためのハッシュ番号。

CONFTYPE

VARCHAR2(15)

NOT NULL

構成のタイプ。構成のタイプにより、CONFVAL列に格納される情報のタイプが決まります。

  • AWRXML: AWRレポートに関する構成情報。

  • CELL: セルに関する構成情報。

  • CELLDISK: セル・ディスクに関する構成情報。

  • GRIDDISK: グリッド・ディスクに関する構成情報。

  • OFFLOAD: オフロード・サーバーに関する構成情報。

CONFVAL

CLOB

CONFTYPEに関連付けられたXMLデータ。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.5 DBA_HIST_CELL_CONFIG_DETAIL

DBA_HIST_CELL_CONFIG_DETAILビューには、セルの構成に関する履歴情報が表示されます。このビューは、DBA_HIST_CELL_CONFIGと説明が同じですが、履歴ビューなどの各スナップショットのデータが含まれます。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELLNAME

VARCHAR2(256)

NOT NULL

セルの一意識別子。

CELLHASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するためのハッシュ番号。

CONFTYPE

VARCHAR2(15)

NOT NULL

構成のタイプ。構成のタイプにより、CONFVAL列に格納される情報のタイプが決まります。

  • AWRXML: AWRレポートに関する構成情報。

  • CELL: セルに関する構成情報。

  • CELLDISK: セル・ディスクに関する構成情報。

  • GRIDDISK: グリッド・ディスクに関する構成情報。

  • OFFLOAD: オフロード・サーバーに関する構成情報。

CONFVAL

CLOB

CONFTYPEに関連付けられたXMLデータ。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.6 DBA_HIST_CELL_DB

DBA_HIST_CELL_DBビューには、セルのリソースを使用するデータベースに関する履歴情報が表示されます。各AWRスナップショットには、上位10のデータベースのみが格納されます。これは、V$CELL_DBのスナップショットです。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するためのハッシュ番号。

INCARNATION_NUM

NUMBER

NOT NULL

セルのインカーネーション番号。セルが再起動するたびに、セルのインカーネーション番号が増分されます。

SRC_DBID

NUMBER

NOT NULL

I/Oを実行しているDBID。

SRC_DBNAME

VARCHAR2(256)

I/Oを実行しているDB名。

DISK_REQUESTS

NUMBER

SRC_DBIDによって実行されたディスクI/Oリクエストの数。

DISK_BYTES

NUMBER

SRC_DBIDによって実行されたディスクI/Oバイトの数。

FLASH_REQUESTS

NUMBER

SRC_DBIDによって実行されたフラッシュI/Oリクエストの数。

FLASH_BYTES

NUMBER

SRC_DBIDによって実行されたフラッシュI/Oバイトの数。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.7 DBA_HIST_CELL_DISKTYPE

DBA_HIST_CELL_DISKTYPEビューには、セルに関する履歴情報(ディスクのタイプおよびディスクの容量を含む)が表示されます。このビューは、DBA_HIST_CELL_CONFIGおよびDBA_HIST_CELL_CONFIG_DETAILから導出されます。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するためのハッシュ番号。

CELL_NAME

VARCHAR2(4000)

ユーザーによる読取りが可能なセル名。

HARD_DISK_TYPE

VARCHAR2(4000)

ハード・ディスクのタイプ。この書式はH/sizeです。sizeには接尾辞としてGまたはTが付きます。

FLASH_DISK_TYPE

VARCHAR2(4000)

フラッシュのタイプ。この書式はF/sizeです。sizeには接尾辞としてGまたはTが付きます。

NUM_CELL_DISKS

NUMBER

セル・ディスクの数。

NUM_GRID_DISKS

NUMBER

グリッド・ディスクの数。

NUM_HARD_DISKS

NUMBER

ハード・ディスクの数。

NUM_FLASH_DISKS

NUMBER

フラッシュ・ディスクの数。

MAX_DISK_IOPS

NUMBER

ハード・ディスク・タイプのIOPの最大数。

MAX_FLASH_IOPS

NUMBER

フラッシュ・ディスク・タイプのIOPの最大数。

MAX_DISK_MBPS

NUMBER

ハード・ディスク・タイプの1秒当たりの最大I/Oスループット(MB)。

MAX_FLASH_MBPS

NUMBER

フラッシュ・ディスク・タイプの1秒当たりの最大I/Oスループット(MB)。

MAX_CELL_DISK_IOPS

NUMBER

セルのハード・ディスクIOPの最大数。これは、MAX_DISK_IOPS*NUM_HARD_DISKSを使用して計算されます。

MAX_CELL_FLASH_IOPS

NUMBER

セルのフラッシュIOPの最大数。これは、MAX_FLASH_IOPS*NUM_FLASH_DISKSを使用して計算されます。

MAX_CELL_DISK_MBPS

NUMBER

セルのハード・ディスクの1秒当たりの最大I/Oスループット(MB)。これは、MAX_DISK_MBPS*NUM_HARD_DISKSを使用して計算されます。

MAX_CELL_FLASH_MBPS

NUMBER

セルのフラッシュの1秒当たりの最大I/Oスループット(MB)。これは、MAX_FLASH_MBPS*NUM_FLASH_DISKSを使用して計算されます。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.8 DBA_HIST_CELL_DISK_NAME

DBA_HIST_CELL_DISK_NAMEビューには、セル上のディスク名に関する履歴情報が表示されます。このビューは、DBA_HIST_CELL_CONFIGおよびDBA_HIST_CELL_CONFIG_DETAILから導出されます。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するためのハッシュ番号。

DISK_ID

NUMBER

NOT NULL

ディスクの一意の識別子。

DISK_NAME

VARCHAR2(4000)

ユーザーによる読取りが可能なセル名。

DISK

VARCHAR2(4000)

ディスク・タイプ(FlashDiskまたはHardDisk)。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.9 DBA_HIST_CELL_DISK_SUMMARY

DBA_HIST_CELL_DISK_SUMMARYビューには、セル上のディスクのパフォーマンスに関する履歴情報が表示されます。このビューには、AWRスナップショットごとに1分当たりのメトリックの概要が表示されます。各メトリックには、DBA_HIST_SYSMETRIC_SUMMARYの場合と同じように、和および平方和が格納されます。このビューは、V$CELL_DISK_HISTORYの概要です。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するためのハッシュ番号。

DISK_ID

NUMBER

NOT NULL

ディスクの一意の識別子。

NUM_SAMPLES

NUMBER

概要の基準となる1分間のサンプルの数。

DISK_UTILIZATION_SUM

NUMBER

分単位のディスク使用率メトリックの合計。これは、OS統計に基づいています。

READS_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の読取りリクエスト・メトリックの合計。これは、OS統計に基づいています。

READ_MB_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の読取りメトリックの合計(MB)。これは、OS統計に基づいています。

WRITES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の書込みリクエスト・メトリックの合計。これは、OS統計に基づいています。

WRITE_MB_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の書込みメトリックの合計(MB)。これは、OS統計に基づいています。

IO_REQUESTS_SUM

NUMBER

分単位のIOPの合計。これは、OS統計に基づいています。

IO_MB_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位のI/Oメトリックの合計(MB)。これは、OS統計に基づいています。

SERVICE_TIME_SUM

NUMBER

分単位のサービス時間メトリックの合計。これは、OS統計に基づいています。

WAIT_TIME_SUM

NUMBER

分単位の待機時間メトリックの合計。これは、OS統計に基づいています。

SMALL_READS_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の小さい読取りリクエスト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

SMALL_WRITES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の小さい書込みリクエスト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

LARGE_READS_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の大きい読取りリクエスト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

LARGE_WRITES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の大きい書込みリクエスト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

SMALL_READ_BYTES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の小さい読取りバイト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

SMALL_WRITE_BYTES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の小さい書込みバイト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

LARGE_READ_BYTES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の大きい読取りバイト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

LARGE_WRITE_BYTES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の大きい書込みバイト・メトリックの合計。これは、セル・サーバー統計のものです。

SMALL_READ_LATENCY_SUM

NUMBER

分単位の小さい読取りレイテンシ・メトリックの合計。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

SMALL_WRITE_LATENCY_SUM

NUMBER

分単位の小さい書込みレイテンシ・メトリックの合計。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

LARGE_READ_LATENCY_SUM

NUMBER

分単位の大きい読取りレイテンシ・メトリックの合計。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

LARGE_WRITE_LATENCY_SUM

NUMBER

分単位の大きい書込みレイテンシ・メトリックの合計。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

APP_IO_REQUESTS_SUM

NUMBER

分単位のIOPメトリックの合計。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

APP_IO_BYTES_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位のI/Oメトリックの合計(MB)。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

APP_IO_LATENCY_SUM

NUMBER

分単位のI/Oレイテンシ・メトリックの合計。このデータは、セル・サーバー統計のものです。

*_SUMX2

NUMBER

DISK_UTILIZATIONからAPP_IO_LATENCYまでの前述の列はすべてSUMX2接尾辞によって繰り返されます。

これは、分単位メトリックの平方の合計です。

*_AVG

NUMBER

DISK_UTILIZATIONからAPP_IO_LATENCYまでの前述の列はすべてAVG接尾辞によって繰り返されます。これは、分単位メトリックの平均です。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.10 DBA_HIST_CELL_GLOBAL

DBA_HIST_CELL_GLOBALビューには、セルのパフォーマンス統計に関する履歴情報が表示されます。これは、V$CELL_GLOBALのスナップショットです。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するハッシュ番号。

INCARNATION_NUM

NUMBER

NOT NULL

セルのインカーネーション番号。

METRIC_ID

NUMBER

NOT NULL

メトリックを識別するMetric_id。

METRIC_NAME

VARCHAR2(257)

メトリックの名前。

METRIC_VALUE

NUMBER

メトリックの値。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.11 DBA_HIST_CELL_GLOBAL_SUMMARY

DBA_HIST_CELL_GLOBAL_SUMMARYビューには、セルのパフォーマンスに関する履歴情報が表示されます。このビューには、AWRスナップショットごとに1分当たりのメトリックの概要が表示されます。これは、V$CELL_GLOBAL_HISTORYの概要です。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショットID。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するハッシュ番号。

INCARNATION_NUM

NUMBER

NOT NULL

セルのインカーネーション番号。

NUM_SAMPLES

NUMBER

概要の基準となる1分間のサンプルの数。

CPU_USAGE_SUM

NUMBER

分単位のCPU使用率メトリックの合計。

SYS_USAGE_SUM

NUMBER

分単位のシステムCPU使用率メトリックの合計。

USER_USAGE_SUM

NUMBER

分単位のユーザーCPU使用率メトリックの合計。

NETWORK_BYTES_RECD_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の受信済ネットワーク・メトリックの合計(バイト)。

NETWORK_BYTES_SENT_SUM

NUMBER

1秒当たりの分単位の送信済ネットワーク・メトリックの合計(バイト)。

*_SUMX2

NUMBER

CPU_USAGEからNETWORK_BYTES_SENTまでの前述の列はすべてSUMX2接尾辞によって繰り返されます。

これは、分単位メトリックの平方の合計です。

*_AVG

NUMBER

CPU_USAGEからNETWORK_BYTES_SENTまでの前述の列はすべてSUMX2接尾辞によって繰り返されます。

これは、分単位メトリックの平均です。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.12 DBA_HIST_CELL_IOREASON

DBA_HIST_CELL_IOREASONビューには、セルでI/Oを実行する理由に関する履歴情報が表示されます。これは、V$CELL_IOREASONのスナップショットです。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するハッシュ番号。

INCARNATION_NUM

NUMBER

NOT NULL

セルのインカーネーション番号。

REASON_ID

NUMBER

NOT NULL

I/O理由の一意識別子。

REASON_NAME

VARCHAR2(257)

ユーザーによる読取りが可能なI/O理由。

REQUESTS

NUMBER

理由について実行されたI/Oリクエストの数。

BYTES

NUMBER

理由について実行されたI/Oバイトの数。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.13 DBA_HIST_CELL_IOREASON_NAME

DBA_HIST_CELL_IOREASON_NAMEビューには、様々なI/Oを実行する理由が表示されます。このデータは、V$CELL_IOREASON_NAMEのものです。

データ型 NULL 説明

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

REASON_ID

NUMBER

NOT NULL

I/O理由の一意識別子。

REASON_NAME

VARCHAR2(257)

ユーザーによる読取りが可能なI/O理由の説明。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.14 DBA_HIST_CELL_METRIC_DESC

DBA_HIST_CELL_METRIC_DESCビューには、セルのメトリックに関する情報が表示されます。このデータは、V$CELL_METRIC_DESCのものです。

データ型 NULL 説明

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

METRIC_ID

NUMBER

NOT NULL

メトリックの一意識別子。

METRIC_NAME

VARCHAR2(257)

ユーザーによる読取りが可能なメトリック名。

METRIC_TYPE

VARCHAR2(17)

NOT NULL

メトリックの単位。NULLである場合、これはカウントです。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.15 DBA_HIST_CELL_NAME

DBA_HIST_CELL_NAMEビューには、セルの名前に関する履歴情報が表示されます。このビューは、DBA_HIST_CELL_CONFIGおよびDBA_HIST_CELL_CONFIG_DETAILから導出されます。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するハッシュ番号。

CELL_NAME

VARCHAR2(4000)

ユーザーによる読取りが可能なセル名。

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。

D.16 DBA_HIST_CELL_OPEN_ALERTS

DBA_HIST_CELL_OPEN_ALERTSビューには、セル上のオープン・アラートが表示されます。AWRには、各セルの最近の10のアラートのみが格納されます。このデータは、V$CELL_OPEN_ALERTSのものです。

データ型 NULL 説明

SNAP_ID

NUMBER

NOT NULL

一意のスナップショット識別子。

DBID

NUMBER

NOT NULL

スナップショットのデータベース識別子。

CELL_HASH

NUMBER

NOT NULL

セルを一意に識別するハッシュ番号。

BEGIN_TIME

DATE

NOT NULL

アラートがオープンされた時間。

SEQ_NO

NUMBER

NOT NULL

アラートの順序番号。

MESSAGE

VARCHAR2(1024)

アラートを説明するメッセージ。

STATEFUL

VARCHAR2(1)

アラートの状態の有無。

SEVERITY

VARCHAR2(64)

アラートの重大度。有効な値は次のとおりです。

  • critical

  • warning

  • info

CON_DBID

NUMBER

データベース識別子。

CONI_D

NUMBER

CON_DBIDによって識別されるコンテナの識別子。有効な値は次のとおりです。

  • 0: この値は、コンテナ・データベース(CDB)以外に使用されます。

  • 1: この値は、CDBのルート・コンテナに使用されます。