5 アラートの操作
アラートについて
Oracle GoldenGate Monitorアラートは、指定した状態がOracle GoldenGateコンポーネントに存在する場合に通知します。たとえば、プロセスが停止した場合、または指定したラグのしきい値に達した場合に通知されるようにリクエストできます。メッセージに含まれる情報はユーザーが選択します。アラートを定義するには、ユーザー・インタフェースでAlert Management」に移動します。
「Alert Management」を使用すると、次のことができます。
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1つ以上の通知チャネルを使用してアラートを定義します。
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アラートを定義し、それを必要に応じて有効化または無効化します。
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異なるインスタンスへのユーザー・アクセスに基づいて、インスタンス・オブジェクトの関連付け(使用可能なオブジェクト)がリストされます。
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アラートにインスタンス・レベル・セキュリティを適用します。
Oracle GoldenGate Monitorによって生成されるアラート・タイプは、各ユーザーが指定します。あるユーザー用のアラートを有効にするには、Oracle GoldenGate Monitorのユーザー・インタフェースの「User Profile」に移動し、オンライン・ヘルプの指示に従います。
アラートの例は次のとおりです。
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取得または配信グループのラグが特定のしきい値に達した場合に通知されるアラート。
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Oracle GoldenGateインスタンス内に障害がある場合に通知されるアラート。
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取得がトランザクション・ログの終わりに達した場合に通知されるアラート。
Oracle GoldenGate Monitorでは、次の通知タイプがサポートされます。
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Oracle GoldenGate Monitorコンソール
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電子メール
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SNMP
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コマンドライン・インタフェース(CLI)
アラート定義を作成する際にアラートの内容を決定します。
このトピックには、次の情報が含まれています。
コンソール・アラートの作成
デフォルトでは、アラートはOracle GoldenGate Monitorの「Metrics and Alerts」タブに送信されます。アラートがある場合、アニメーションのベル・アイコンがステータス・バーに表示されます。ステータス・バーはアプリケーションのどのタブがアクティブでも表示されます。
アラート・アイコン | 説明 |
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警告レベルのアラート |
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エラーレベルのアラート |
組込みのアラート・ビュー以外の通知プロトコルが必要ない場合、独自のアラート定義を作成できます。手順は、「アラート定義の管理」を参照してください。
電子メール、SNMPおよびCLIアラートの作成
この3種類のアラートを使用するには、アラートの送信に使用するデフォルト・テンプレートをOracle GoldenGate Monitor用に構成する必要があります。アラート定義を作成する前に、指定のテンプレートを構成する必要があります。
- 電子メール・アラート
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Oracle GoldenGate Monitorを構成して、1人以上のOracle GoldenGate Monitorユーザーに電子メール・アラートを送信できます。手順は、「電子メール・アラートの構成」を参照してください。
- SNMPアラート
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Oracle GoldenGate Monitor SNMPインタフェースを構成して、アラートをデータグラムの形式でSNMPユーザーに送信できます。データグラムは、特定のポートでリスニングしているトラップ受信者によって受信されます。バージョン1および2aのSNMPがサポートされます。手順は、「SNMPアラートの構成」を参照してください。
- CLIアラート
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Oracle GoldenGate Monitorコマンドライン・インタフェース(CLI)を構成して、アラートがトリガーされたときにOracle GoldenGate Monitorサーバーでスクリプトまたはバイナリ・ファイルを実行できます。(CLIアラートの作成では認証はサポートされません。)手順は、「CLIアラートの構成」を参照してください。
アラート定義の管理
「Alert Management」タブの「Alert Definition」サブタブを使用してアラート定義を作成、表示および変更します。スーパー管理者、管理者およびパワー・オペレータは、アラート定義を構成できます。
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このタブの「Manage Alert Definitions」表に既存のアラート定義が次の列とともに表示されます。
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Definition Name: アラートの名前。
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Object Type: このアラートがトリガーされる対象のOracle GoldenGateオブジェクトのタイプ。「オブジェクトについて」を参照してください。
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Assigned Users Objects: オブジェクトに対するアラートを受信可能なOracle GoldenGate Monitorユーザー。すべてのオブジェクトが表示されます。使用可能なオブジェクトの表示には、次のネーミング規則が使用されます。
Username:fully_qualified_object_name
例:
superuser:system/abc.host.com/abc.host.com-6890/PUMP12
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Alert Enabled: アラートを有効にするか無効にするか。
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Date Modified: アラートの最終更新日時。
「Alert Management」タブで次のアクションを実行できます。
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アラート定義を作成するには、「New Alert Definition」をクリックします。「アラート定義の構成」を参照してください。
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アラート定義を編集するには、リストでその名前をクリックして「Edit Alert Definition」画面を開きます。「アラート定義の構成」を参照してください。
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アラート定義を削除するには、その名前の隣にあるチェック・ボックスを選択し、「Remove Definition(s)」をクリックします。
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通知テンプレートを作成するには、「Notification Template」サブタブをクリックしてから、「New Notification Template」をクリックします。「電子メール、SNMPおよびCLIアラートの作成」を参照してください。
ノート:
DBおよび証跡のアラートは作成できません。
関連項目
「アラート定義の構成」
管理者、パワー・オペレータまたはスーパー管理者のロールを持つOracle GoldenGate Monitorユーザーは、アラート定義を作成または編集できます。必要な数だけアラート定義を作成できます。
ノート:
アラートを作成または編集する場合、次のステップは「New Alert Definition」画面として表示されます。アラートを編集する場合、ステップは「Edit Alert Definition」画面として表示されます。新規アラートを作成する場合はデフォルト値が表示され、アラートを編集する場合は現在の値が表示されること以外、2つの機能は同じです。
アラート定義を作成または編集する手順
「アラート演算子について」
Oracle GoldenGate Monitorでは、アラート条件の作成時、次の演算子を使用してメトリックとそのメトリックの値の間の関係を設定します。
演算子 | 説明 |
---|---|
< |
より小さい。例: Mapped Total Updates < 10000 |
<= |
以下。例: Start Time <= 06/01/2010 12:00 PM |
> |
より大きい。例: Lag > 3 sec |
>= |
以上。例: Last Checkpoint Timestamp >= 06/01/2010 12:00 PM |
!= |
等しくない。例: Status != Running |
== |
等しい。例: Group Name = ext01 |
次を含む |
メトリックがMessage.textの場合に表示されます。 |
関連項目