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Oracle® Hardware Management Pack 2.4 Server Management Agents ユーザーズガイド

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更新: 2017 年 4 月
 
 

物理および論理ストレージオブジェクト

次の各テーブルには、物理および論理ストレージオブジェクトが一覧表示されています。

  • sunStorageControllerTable。このストレージコントローラオブジェクトは、オンボードのストレージコントローラまたはバスに接続されたストレージコントローラを表します。コントローラオブジェクトに関連付けられたプロパティーで、コントローラのタイプ (ベンダーおよびモデル) およびコントローラがサポートする機能 (RAID など) が示されます。このテーブルは、各エントリを一意に識別する任意の整数で索引付けされます。エントリには次が含まれていることがあります。

    • 識別: 名前、パーツ番号、シリアル番号、製造元、モデル、ファームウェアのバージョン、および PCI バスアドレス

    • RAID 機能: サポートされているレベル、管理可能な最大ボリューム数、スペアの数、およびストライプサイズ

    • ステータス: 動作可能およびアラーム

  • sunStorageDiskTable。各ディスクオブジェクトは、ホストオペレーティングシステムが使用できる 1 個の物理ディスクに対応しています。このテーブルのエントリには、他のテーブル (sunStorageControllerTable など) に親オブジェクトが存在する場合があります。このテーブルは sunHwMonFruIndex で索引付けされるため、同じ物理ディスクに対応する情報を sunHwMonInventoryTable と sunStorageDiskTable の両方から同じ索引で取得できます。

    • 識別: 名前および OS デバイス名

    • 関連: 親の名前と索引、スロット番号

    • 説明: 物理タイプ、インタフェースタイプ、および容量

    • ステータス: マップ中、RAID、および動作可能

  • エントリには次が含まれていることがあります。

  • sunStorageVolumeTable。このテーブルには、ホスト OS で表示される論理ディスクに対応する論理ボリュームオブジェクトが含まれています。RAID 論理ボリュームのみがサポートされます。このテーブルは、各エントリを一意に識別する任意の整数で索引付けされます。エントリには次が含まれていることがあります。

    • 識別: 名前、OS デバイス名、およびマウントポイント

    • 関連: 親の名前と索引

    • 説明: 容量、RAID レベル、およびサイズ設定

    • ステータス: マップ中、マウント中、RAID パラメータ、タスク、および動作可能

  • sunStorageLogicalCompTable。論理コンポーネントノードは、その親である論理デバイスのアクティブまたはパッシブコンポーネントを表します。論理コンポーネントオブジェクトは、常に論理デバイスノードの直接の子です。RAID 論理デバイスの場合は、論理コンポーネントが、指定された RAID レベルを作成するために使用される物理デバイスまたは物理デバイスの一部を表します。このテーブルは、各エントリを一意に識別する任意の整数で索引付けされます。エントリには次が含まれていることがあります。

    • 識別: 名前、ディスク名、および索引

    • 関連: 親の名前と索引

    • ステータス: RAID スペアおよび RAID 動作可能