ODI_REPO
)スキーマを作成する必要があります。JAVA_HOME
環境変数に設定します。odi
コマンドでODI Studioを起動します。Oracle Data Integrator Studioは、Oracle Data Integrator (ODI)を構成および管理するために使用する開発者のインタフェースです。
ODI Studioは、スタンドアロンまたはエンタープライズ・オプションの一部として、指定されたORACLE_HOME
ディレクトリの下にインストールされます。ODI Studioには、ODIアーティファクト(デザイナ、オペレータ、トポロジおよびセキュリティ)を管理するための4つのグラフィカル・ナビゲータが用意されています。また、ODI Studioではオンデマンドで直接ジョブを実行でき、開発や初期テストに使用できます。
Oracle Data Integratorドメインを構成する前に、このリリースのOracle Fusion Middlewareでの使用について動作保証されているデータベースに、マスター・リポジトリおよび作業リポジトリ(ODI_REPO
)スキーマを作成する必要があります。
マスター・リポジトリおよび作業リポジトリ・スキーマの作成の手順に従って必要なスキーマを作成します。
エージェントとリポジトリに対して同じタイム・ゾーンを設定することにより、スケジュールが、同期していないタイム・ゾーンの影響を受けないようにします。
各データベースには、構成されたタイム・ゾーンを確認する固有の方法があります。スケジュール管理が同期していないタイム・ゾーンの影響を受けないことを確認するには、Oracle Data Integrator Studioおよびエージェントがリポジトリと同じタイム・ゾーンで起動していることを確認してください。
ODI Studioにサードパーティのライブラリを追加できます。
userlib
ディレクトリにデプロイする必要があります。このディレクトリの場所は次のとおりです。UNIXシステムの場合: $HOME/.odi/oracledi/userlib
Windowsシステムの場合: %APPDATA%\odi\oracledi\userlib
この場合、%APPDATA%
はWindows XPではC:\Documents and Settings\Application Data
、Windows 7およびWindows 8ではC:\Users\myUserName\AppData\Roaming
です。
userlib
ディレクトリにはadditional_path.txt
ファイルが含まれ、次の例に示すように、これによりuserlib
ディレクトリの外にある追加ファイルやフォルダを宣言できます(ODI Studioはこれから他のライブラリやドライバを取得します)。
; Additional paths file ; You can add here paths to additional libraries ; Examples: ; C:\ java\libs\myjar.jar ; C:\ java\libs\myzip.zip ; C:\java\libs\*.jar will add all jars contained in the C:\java\libs\ directory ; C:\java\libs\**\*.jar will add all jars contained in the C:\java\libs\ directory and subdirectories D:\java\libs\*.jar D:\ODI\JDBC_drivers\sqljdbc_1.2\enu\sqljdbc.jar
additional_path.txt
ファイルの編集後にODI Studioを再起動して変更を反映する必要があります。
ODI Studioを起動する前に、動作保証されたJDKの場所をJAVA_HOME
環境変数に設定します。
JAVA_HOME
を設定するには、次の手順を実行します。ORACLE_HOME/odi/studio/bin
ディレクトリに移動します。odi.conf
ファイルを開きます。setenv JAVA_HOME/home/Oracle/Java/jdk1.8.0_101
set JAVA_HOME=C:\home\Oracle\Java\jdk1.8.0_101
エージェントを作成する前に、マスター・リポジトリに接続します。
エージェントを作成する前に、マスター・リポジトリに接続する必要があります。
注意:
現在使用中の同じコンピュータにOracle Data Integrator (ODI)の前のバージョンをインストールしてある場合、前のインストールからOracle Data Integrator Studio (ODI Studio)にプリファレンスおよび設定をインポートするかどうか質問される可能性があります。この手順では、ODI前のバージョンがコンピュータ上に存在しないことを前提としています。
詳細は、ODI Studioの「ヘルプ」メニューのトピックを参照してください。
マスター・リポジトリに接続するには:
ODI Studioメニューから「ファイル」、「新規(N)」の順に選択します。
新規ギャラリ画面で「新規ODIリポジトリ・ログインの作成」を選択して「OK」をクリックします。
「Oracle Data Integratorログイン」画面で、プラス記号(+)アイコンをクリックして新しいログインを作成します。「リポジトリ接続情報」画面で次のようにします。
「Oracle Data Integrator接続」セクション:
ログイン名: カスタム・ログイン名を指定します。
ユーザー: SUPERVISOR
(すべて大文字)を指定します。
パスワード: RCUカスタム変数画面のスーパーバイザ・パスワードを指定します。
「データベース接続(マスター・リポジトリ)」セクション
ユーザー: マスター・リポジトリのスキーマ・ユーザー名を指定します。これは、RCUのコンポーネントの選択画面で指定したprefix
_ODI_REPO
である必要があります。
パスワード: マスター・リポジトリのスキーマ・パスワードを指定します。これは、RCUの「スキーマ・パスワード」画面で指定したものです。
ドライバ・リスト: ドロップダウン・リストから適切なデータベース・ドライバを選択します。
URL: 接続URLを指定します。ドライバの接続詳細は、拡大鏡アイコンをクリックしてください。
「作業リポジトリ」セクションで、「マスター・リポジトリのみ」を選択します。
「テスト」をクリックして接続をテストし、エラーがあれば修正します。テストが成功したら、「OK」をクリックして接続を作成します。
「新規ウォレット・パスワード」画面で新しいウォレット・パスワードを指定および確認します。
新しいログインの作成に成功したら、ODI Studioに戻ります。
「リポジトリへの接続」を選択し、要求された場合新しいウォレット・パスワードを指定します。
ウォレット・パスワードを指定した後、「Oracle Data Integratorログイン」画面が表示されます。次の情報を指定してログインします。
「ログイン名」フィールドのドロップダウン・メニューで、作成した新しいログインの名前を選択します。
ユーザー名としてSUPERVISOR
を指定します。
スーパーバイザ・ユーザーのパスワードを指定します。
ログインしたら、「ODI Studioを使用したマスター・リポジトリでのエージェントの作成」の手順に従ってエージェントを作成します。