5 Enterprise Plugin for Oracle GoldenGateのアップグレード

この項では、最新の新機能を活用できるようにEnterprise Plug-In for Oracle GoldenGateをアップグレードする方法について説明します。

トピック

5.1 自己更新を使用したアップグレードについて

自己更新機能は、新規または更新機能が使用可能になるたびに、Enterprise Managerコンポーネントを更新してEnterprise Managerの機能を拡張できます。更新プラグインはEnterprise Managerストアを使用して入手でき、この外部サイトは、ダウンロード可能な更新についての情報を得るためにEnterprise Manager Cloud Controlによって定期的にチェックされます。

プラグインをオンライン・モードまたはオフライン・モードでダウンロードできます。オンラインとは、Enterprise Manager Storeへのインターネット接続がある環境のことです。オフラインとは、インターネット接続のない環境のことです。プラグインのダウンロード方法の詳細は、Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのプラグインのダウンロードを参照してください。

プラグインを更新する手順の詳細は、Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドのCloud Controlの更新を参照してください。

5.2 最新バージョンへのアップグレード

次に、Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-Inをバージョン12.1.0.4.0から最新バージョンにアップグレードする方法の例を示します。

コマンドOMS_HOME/bin/emctl config emkey -copy_to_reposを使用して、emkeyをコピーします。
コマンドOMS_HOME /bin/emctl stop oms –allを使用して、OMSを停止します。
Oracle GoldenGate Enterprise Manager Plug-Inバージョン13.2をダウンロードします。
OPAR_LOCATIONなどの場所に13.2 OPARをコピーし、コマンドem_linux64.bin -invPtrLoc OMS_HOME/oraInst.loc PLUGIN_LOCATION=OPAR_LOCATIONを実行します。
ダイアログ・ボックスで、チェック・ボックスの選択を解除して、「次へ」をクリックします。確認ボックスが表示されたら、「はい」をクリックします。

図GUID-5BCE4A33-7249-4D4B-8969-97DB21E0AB54-default.jpgの説明
「スキップ」、「次へ」の順にクリックします。
「次へ」をクリックします。
「1システムのアップグレード」を選択して「次へ」をクリックします。
新しいミドルウェア・ホームの場所を入力し、「次へ」をクリックします。
データベースのパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
警告を読み、「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。
表示されたダイアログ・ボックスで、「WebLogic Serverドメインの拡張」が表示されるまで「次へ」をクリックします。
WebLogicパスワードと、新しいOMSインスタンス・ベースの場所を入力し、「次へ」をクリックして続行します。
表示されたダイアログ・ボックスで「アップグレード」をクリックします。
追加プラグイン・インストールのチェック・ボックスの選択を解除して、「次へ」をクリックします。

5.3 Oracle Management Agentのアップグレード

13c リリース1以降、Enterprise Manager Cloud Controlでは、管理エージェントをアップグレードするために、エージェント・アップグレード・コンソールおよびEM CLIに加えてエージェント・ゴールド・イメージを提供しています。他のアップグレード方式を使用することもできますが、エージェント・ゴールド・イメージを使用してすべての管理エージェントをアップグレードすることをお薦めします。

Oracle Managementエージェントのアップグレード方法の詳細は、Enterprise Manager Cloud Controlアップグレード・ガイドのOracle Management Agentのアップグレードを参照してください。